2023年10月31日火曜日

" くつばこは語る・・・ "というお話

10月31日(火)。

あしたから11月。

朝・・・。

みんなのくつばこ。









あたりまえのことを・・・

あたりまえにできるということ。


あたりまえのことを・・・

あたりまえのように・・・

つづけるということ。








なかなか・・・

できることではないんです。

・・・というか・・・

とてもむずかしくって・・・

価値のあることなんだって思うんです。









私なんか・・・

できないことの方が多くって・・・

開き直っちゃいそうになること・・・しばしば。



でもね・・・

いるんです。

成徳小学校には・・・。








だれかが毎日ほめるわけでもないのに・・・

来る日も・・・来る日も・・・


くつばこに・・・

きっちんと自分のくつを・・・

そろえて入れることのできるおともだちが。

どのクラスにも・・・

必ず。









大尊敬です。

ここまでくると・・・

ひとつの景色です。絶景。

芸術作品です。









ほんとうは・・・

毎日伝えたいんです。

「すごいですね。」って。

「いつも見ているよ。」って。

「いつまでも・・・

 そんな子でいてくださいね。」って。









くつを・・・

きちんとくつばこに入れること。


それは・・・

そこにいない人への・・・

究極の思いやりであり・・・

究極の身だしなみであり・・・

究極の気高さでもあるって・・・

そう思うんです。









落ち着いたこころのありようが・・・

美しいくつばこを実現する・・・

それはきっと・・・真実だけど・・・








美しいくつばこをつくることによって・・・

こころがととのっていく・・・

そんなアプローチだってあるんだって思ってるんです。









今日も私はね・・・

そんなくつばこを・・・

「礼」をしたいくらいの気持ちで・・・

眺めていたんです。


" くつばこは語る・・・

 くつばこで語る・・・ "というお話でした。




このことは・・・

あいさつや・・・

ふでばこの中や・・・

ことばづかいや・・・

移動のときのろうかの様子と・・・

まったくおなじつくりなんだって思うんです。








そう・・・

悲しい思いをしてる人がいると・・・

そっとその人に・・・

寄り添うことができるのとおなじように。

2023年10月30日月曜日

" 全校で校庭の草取りをしたら・・・ "というお話

10月30日(月)。

お昼休み・・・








全校のみんなでね・・・

校庭の草取りをしたんです。








私はね・・・

びっくりしたんです。








なんでかっていうとね・・・

だれ一人として・・・

さぼんないんです。








1年生から6年生まで・・・

だれも・・・さぼんないんです。








150人くらいいるとね・・・

一人か二人か・・・

三人か四人か・・・

十人くらいは・・・








ちょびっとさぼってみたり・・・

ちょっといんちきしたり・・・

そんな人がいたって・・・

そんなに不思議じゃあないんです。








私なんか・・・

うっかり・・・

その中の一人になっちゃったりするんです。








もくもくと・・・

草を抜くすがたが・・・

あっちにもこっちにも見られたんです。









大尊敬です。

これはお昼休みなんです。

そうじの時間じゃあないんです。








みんなはね・・・

お昼休みの時間がおわって・・・

この草取りが終わると・・・

当たり前みたいな顔をして・・・

そうじに行ったんです。









そんなみんなのすがたを・・・

体育館前の電線にいた・・・

カラスが見ていたんです。







そして・・・

そのもっともっと上では・・・

ハートの形をした雲が・・・

こっちを見ていたんです。













" 全校で校庭の草取りをしたら・・・

 電線の上のカラスと・・・

 ハートの形をした雲が・・・

 こっちを見ていた。 "というお話でした。

2023年10月27日金曜日

" 2年生が「福の神」に会いに行ったら・・・ "というお話

10月27日(金)。

午前中・・・








2年生が・・・

白壁土蔵群や・・・

銀座商店街におでかけしたんです。








「『福の神」に会えるまち」のイベント中。








「福の神」の彫刻に出会いながら・・・

自分たちの描いた「福の神」にも・・・

出会いに行ったんです。









たくさんの「福の神」の彫刻が・・・

あっちやこっちのお店にいらっしゃるんです。









そして・・・今・・・

2年生のおともだちが描いた・・・

「福の神」の絵も・・・

あっちやこっちのお店に飾っていただいてるんです。








まちにはね・・・

2年生のおともだちの・・・

元気な「こんにちはあ」・・・

元気な「ありがとうございましたあ」・・・

・・・ていう声が響いていたんです。










道行く人にも・・・

とってもかわいがっていただいたんです。

(かわいいから・・・)








2年生のおともだちはね・・・

自分の描いた「福の神」を見つけると・・・

2ショットの写真撮影をしたんです。









きっと・・・

みんなは知っていたんです。









「『福の神』に出会うと・・・

 福がどかんとやってくるんだ」っていうことを。








そして・・・

「『福の神』の絵を描くと・・・

 もっと大きな福が・・・

 どかんとやってくるんだ」っていうことを。








私は気がついていたんです。

みんなが描いた「福の神」の絵は・・・








お店の玄関の真ん前や・・・

お店のショーウィンドウ・・・

なんなら・・・

品物がかくれちゃってでも・・・

お店の一番いい場所に・・・

飾っていただいていたんです。









だから・・・

みんなは・・・

とってもハッピー。








すでに・・・

「福の神」はやってきていたんです。








力いっぱい歩きまわって・・・

たくさんの「福の神」に出会って・・・

たくさんの「福」をゲットして・・・

大喜びで歩いていると・・・










あるお店のショーウィンドウにいた・・・

一匹のねこさんが・・・









みんなの方を向いて・・・









「きみたち・・・

 よくきたね。」

「『福の神』をさがして歩いているのかい。」

「いいことをおしえてあげよっか。」

「『福』というのはね・・・

 きみらのこころの中に・・・

 見つけることができるものなのだよ。」

・・・って・・・







そう言ってるような気がしたんです。

(というか・・・言っていたんです。)

(私は・・・

 ねことお話しできるからわかるんです。)




" 2年生が「福の神」に会いに行ったら・・・ 

 「福の神」に会えただけじゃなくって・・・

 ねこさんから・・・

 いいことをおそわった。"というお話でした。









子どもたちの安全確保のために・・・

ご協力くださいました保護者の皆さま・・・

ほんとうにありがとうございました。

皆さまのもとにも・・・

どかんと福がやってきますように。








「福の神に会えるまち」・・・

2年生のおともだちの絵は・・・

今月いっぱい展示していただきます。

2023年10月26日木曜日

" 4年生稲刈り・・・稲穂は実るほどに・・・ "というお話

10月24日(火)のことです。

4年生が・・・

一学期に田植えをした田んぼにおでかけしたんです。








稲刈りです。稲刈り。

絵の具で塗ったような青い空の下で・・・

絵の具で塗ったように黄金色の田んぼの・・・

稲刈り。







灘手地区の方々や・・・

保護者のボランティアの方々・・・

多くの方々の力をおかりして・・・

稲刈り。







名人の方からおそわったとおりに・・・







ざっくっと。








ざくっと。








ざくっと。








ざくっと。





ざくっと。











名人の方からおそわった・・・

くるりんちょ。









くるりんちょっ。








くる・・・り・・・んちょ。

(これがなかなかむずかしい・・・)











できあがったものを・・・はでかけ。








えっさ。







ほいさ。







(はあ~よいよい)





11月9日(木)には・・・

稲こき。








みんな知ってるかな。

お米がこうして・・・

おちゃわんにやってくるっていうこと。








そして・・・

みんな知ってるかな。

「実るほど 頭を垂れる 稲穂かな」

・・・っていうことばで・・・

私たちに・・・

とてもとても大切なことを・・・

稲がおしえてくれているっていうこと。







稲穂はおしえてくれるんです。

人は・・・

調子がよいときや・・・

なにかが上手になったとき・・・

自分より立場が弱い人を見つけたとき・・・

得意になっていばったり・・・

けなしたりしちゃいけないんです。

ばかにするなんて・・・もってのほか。

とってもはずかしいことなんです。


そんなときこそ・・・

おともだちのことを思いやって・・・

やさしいことばをかけたり・・・

できるお手伝いをさせてもらうんです。


稲穂はね・・・

実るほどに・・・

深く深くおじぎをするんです。


そんな稲穂のような人になりたいね。













この日・・・

お手伝いいただきました多くの皆さま・・・

子どもたちに貴重な体験を・・・

ほんとうにありがとうございました。








" 4年生稲刈り・・・稲穂は実るほどに・・・ "

・・・というお話でした。