2023年7月31日月曜日

" 先生たちが・・・本気を出した。"というお話

7月31日(月)。

夏休み第4日目。


子どもたちのやってこないプールが・・・

なんだかさみしそうな日。







先生たちは研修会をしたんです。

内容は・・・

とってもアカデミック。








コンサルテーションだとか・・・

アサーティブだとか・・・

マネジメントだとか・・・

モロキューだとか・・・

オイシイノミモノだとか・・・








専門用語の連発。

先生たちは・・・

本気を出したんです。





本気を出さなくってもすごい・・・

成徳小学校の先生たちが・・・

本気を出したらもっとすごいんです。









でも・・・

手を挙げるときは・・・

なぜかちょっとひかえめ。

(どうしちゃったんだろ?)

(成徳小学校の先生たちは・・・

 こういうところがかわいいんです。)








本気を出した研修がおわって・・・

職員室のまどから外を見ると・・・

空中に・・・

きゅうりのあかちゃんがぶらさがっていたんです。








私はね・・・

その「空中あかちゃんきゅうり」を・・・

ぼんやりとながめながら・・・

真剣な顔をして考えていたんです。


" よし・・・明日・・・

 このあかちゃんきゅうりを・・・

 こっそりと持って帰って・・・

 モロキューにして・・・

 あれを飲もう。"って。

" だれにも見つからないように・・・

 こっそりとだぞ。"って。


" 先生たちが・・・本気を出した。"というお話でした。


2023年7月29日土曜日

" みつぼしおどり・・・輪がひとつになった。"というお話

7月29日(土)。

夏休み第2日目。

頭の上で・・・

目玉焼きができるんじゃあないかって・・・

ほんきで思っちゃうほど暑い日。








銀座商店街の土曜夜市で・・・

成徳小学校のおともだちが・・・

みつぼしおどりをおどったんです。







ほおを・・・

あせがぽたぽたと流れてて・・・







「暑いね」って声をかけると・・・

「暑いです」ってどの子もこたえたんです。








でもね・・・

だれもぬけなかったんです。

おどりの輪から。







そう。

今夜ね・・・

成徳小学校の子どもたちは・・・

ひとつの輪になっておどったんです。

















その光景はね・・・

私にとって・・・

とってもうれしく・・・

そして・・・

大きな意味があるものだったんです。







そしてね・・・

おなじくらい大きな意味があったのはね・・・







そのおどりの輪の外にね・・・

灘手地区と成徳地区との両方から・・・

応援にきてくださったおうちの方々の・・・

輪ができていたことなんです。







しかも・・・

その輪もひとつだったんです。







みなさま・・・

今日はほんとうにありがとうございました。

これからも成徳小学校をよろしくお願いします。


" みつぼしおどり・・・輪がひとつになった。"というお話でした。




そうそう。

おどりがおわってからね・・・

たくさんのおともだちが・・・

声をかけてくれたんです。






「校長先生・・・

 これおいしいです。」って。

「校長先生・・・買わないんですかぁ。」って。








私はね・・・

なにも言わずに にっこりしてね・・・

思っていたんです。

" 校長先生はね・・・

 あとでゆっくりね・・・

 あれを食べながら・・・

 あれを飲むんだよ。"って。


2023年7月27日木曜日

" 1学期最後の日に想う。 "というお話

7月27日(木)。

2校時に・・・

1学期の終業式をしたんです。







はじめに・・・

私がお話をさせてもらって・・・












そのあと・・・

学年の代表のおともだちが・・・

1学期にがんばったことや・・・

2学期にがんばりたいことを・・・

力強く発表してくれたんです。













どの発表も・・・

とってもしっかりとお話ししてて・・・

" りっぱに1学期をすごしてくれたんだな。"

・・・っていうことがわかったんです。













すばらしかったのは・・・

お話だけじゃあなくってね・・・

背筋がピンってのびていて・・・

誠実さが伝わってきたんです。

きっとものすごく緊張しているはずなのに。













私はね・・・

こんなにも誠実なすがたをみると・・・

" じぃ~ん "としてしまうんです。



そして・・・

終業式といえば・・・つうしんぼ。

1年生の教室におじゃましたらね・・・

生まれて初めてのつうしんぼを・・・

岡﨑先生から受け取るとこだったんです。







ひとりひとりが・・・

名前をよばれると・・・

両手でていねいに受け取って

おじぎをしていたんです。

とても誠実なすがただったんです。








しかもね・・・

受け取るとき・・・

岡﨑先生が・・・

おともだちへのメッセージを・・・

こころを込めて伝えていたんです。







私はね思っていたんです。

" これはうれしいよな。"って。

" 2学期もがんばれちゃうよな。"って。









校長室にもどるとちゅうにね・・・

目にとまったんです。







ヘチマの花。

たくさん咲いていたんです。






思ったんです。

" 成徳小学校のおともだち・・・

  つぎに登校するとき・・・

  ここにはヘチマさんが・・・

  たくさんぶらさがってるはずだよ。 "って。

" しかも・・・

  きっと・・・うぅんとおっきくなってるよ。"って。







" そして・・・

  校長先生は・・・

  ヘチマがおっきく育つのがたのしみなのはもちろん・・・

  きみたちが一か月後・・・

  ヘチマにまけないくらいに成長して・・・

  やってきてくれることが・・・ 

  なによりのたのしみなんだよ。"って。








" 1学期最後の日に想う。"というお話でした。




夏休み中も・・・

ちょこちょこ・・・

この校長ブログでは・・・

この1学期を・・・

写真でふりかえってみたいと思います。







もしよろしければ・・・

ときどきのぞいてみていただけるとうれしいです。


このブログをご覧くださってるすべてのみなさま・・・

暑い日が続きます。

ご自愛くださいね。



・・・暑すぎだから・・・

シュッポン!!   ジュワー・・・。








2023年7月26日水曜日

" 入道雲と飛行機が見ていた・・・着衣水泳 "というお話

 7月26日(水)。

5・6年生の着衣水泳に・・・

おじゃましたんです。







万が一・・・

お水におっこちたとき・・・

水害でお水があふれたとき・・・







自分で自分を守ることのできる子どもでいられるように・・・

または・・・

たすけがくるまで・・・

安全でいられる子どもでいられるように・・・

すべての学年で実施したんです。







最近・・・

水の事故の報道が多くって・・・

しかも・・・

小学生の子どもたちが犠牲になる事故が多くって・・・







私はね・・・

いつも心配しているんです。

そして・・・いつも思っているんです。







" 絶対に水の事故にあっちゃいけないよ。"って。

" 万が一のときには・・・

 必ずたすかるために全力をつくすんだよ。"って。

" おちついて・・・うかぶことに集中するんだよ。"って。







もうひとつ。

" 泣くのはたすかったときだけ・・・

 それまでは絶対に泣いちゃいけないよ。"って。

" 人間はね・・・

 泣くと力がでなくなるんだって・・・

 本で読んだことがあるんだよ。"って。






だから・・・

" 「わーん」って泣くんじゃあなくって・・・

 空にひびきわたるくらいの大声で・・・

 「たすけてえ!」ってさけぶんだよ。"って。







たすかるまで絶対にあきらめちゃいけないんです。





真剣に着衣水泳にとりくむ・・・

そんなみなさんを・・・

入道雲と・・・








手を伸ばしたら届きそうなくらい・・・

低いところを飛んでいた・・・

飛行機が見ていたんです。





" ぜったいに元気で安全にすごしてね。」"・・・

・・・って言ってるみたいだったんです。







あきらめちゃいけないということは大切だけれども・・・

事故にあわないこということはもっと大切なんです。








" 入道雲と飛行機が見ていた・・・着衣水泳 "というお話でした。



ところで・・・このふたり・・・

なんでこんなことになっちゃってんだろ・・・?










そして・・・その十秒後・・・