2025年7月31日木曜日

【夏休み7日目】" 伯桜鵬からのメール "というお話

大相撲名古屋場所がおわった・・・

その翌日のことです。









伯桜鵬関から学校に・・・

メールをいただいたんです。

(あ・・・伯桜鵬関の・・・

 元担任のふたりだ・・・

 いいな・・・いいな・・・)










「子どもたちからの応援が・・・

 とても励みになりました。」って。

「みんなにも・・・

 よろしく伝えてください。」って。










ところで・・・先週。

ニュースをみていたら・・・

解説者の方がおっしゃったんです。


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場所が終わってから・・・

伯桜鵬とお話をする中で・・・

金星をあげたことについて・・・

伯桜鵬が言っていましたよ。









「その前日・・・

 倉吉から応援にかけつけてくれた・・・

 両親が・・・

 打吹小学校のみんながくれた・・・

 応援のおてがみをもってきてくれました。」


「もらったおてがみすべてを・・・

 読ませてもらって・・・

 元気をもらったおかげです。」と。







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このニュースを・・・

いったい何人の子どもたちが・・・

みたのかわかりません。










けれど・・・

このニュースをみた子どもたちが・・・

どれだけうれしかったのか・・・

私には手に取るようにわかるんです。








それは・・・

このニュースをみた私が・・・

身体がふるえるほどにうれしかったから。











打吹小学校のみんなが書いた・・・

おてがみのことを・・・

そんなふうに感じてくださる・・・

伯桜鵬関もすばらしいけれど・・・








荷物をいっぱい持って・・・

名古屋まで応援にかけつけらたとき・・・

決して小さな荷物ではない・・・

子どもたちからのたくさんのおてがみを・・・


横綱戦の前日に届けてくださった・・・

伯桜鵬関のご両親も・・・

やっぱり・・・ほんとにやっぱり・・・

すばらしい方なんだって思ったんです。











打吹小学校の子どもたち・・・

いつもうまくいくことばかりじゃあない。

脱線しちゃうことだってある。

しょんぼりとしちゃうことだってある。










打吹小学校の先生だって・・・

順風満帆な毎日ばかりじゃあない。

大成功ばかりじゃあない。

想いがつたわらなくって・・・

途方に暮れかけることだってある。








たいせつなことは・・・

ころばないようにすることなんかじゃあない。

失敗をしないようにすることなんかじゃあない。


どう立ち上がるのか・・・

どう前を向くのか・・・

そんなことこそがたいせつなんだって・・・

つくづく思ったんです。









大丈夫。

打吹小学校のことは・・・

おうちの方々はもちろん・・・

地域の方々・・・

そして・・・

伯桜鵬関が・・・

こんなにもあたたかく・・・

応援してくださっているのだから。









【夏休み7日目】

" 伯桜鵬からのメールと・・・

 伯桜鵬のメッセージは・・・

 応援するみんなのことを・・・

 応援してくれた。 "というお話でした。






思い出すんです。

伯桜鵬関が黒星を喫したつぎの日のこと。


ちょっとしょんぼりとした・・・

そんな空気のただよう職員室で・・・

だれかが言ったんです。

「元気出しましょ。」って。

「私たちは伯桜鵬から・・・

 いつもいつも元気を・・・

 もらっているじゃあないですか・・・」って。







そのときね・・・

" ほんとうにそのとおりだな "って・・・

だれもが思ったにちがいないんです。


*ブログの中の伯桜鵬関の写真は、2025年3月26日に、ご本人の了解を得て校長室で撮影したものです。「いいよいいよ いくらでも撮ってください」と言っていただいて撮影したものです。

*サインもどっさりいただきました (・・)v

2025年7月30日水曜日

【夏休み6日目】" 回想・・・1学期 "というお話

7月30日(水)。

夏休み6日目。









おひるやすみ・・・

打吹公園に行ってみたら・・・

この夏はじめてアブラゼミに出会った日。







アブラゼミを見ていたら・・・

うしろの羽衣池から・・・

昔 話題になった・・・

人面魚みたいなかおをした・・・

こいがこっちを見ていた日。








午後・・・思い出していたんです。

1学期のこと。


みんなのいっしょうけんめいが・・・

夏のおひさまのように・・・

まぶしいくらいに光っていたときのこと。











4月。

始業式に入学式。


春って なんだかやっぱり・・・

ちょっときんちょうしたよね。








けれど・・・

緊張するのはとってもいいこと。

「がんばろう」っていう気持ちの・・・

うらがえしなんだから。

みんな 光っていたよ。

(そして なぜだか・・・

 4年生のきょうだいが・・・

 1年生の中に8人もいた・・・)










5月。

運動会。


みんな光っていたね。

うんと光ってた。










みんなが見てた。

みんなは光っていた。











おなじく5月。

すもう大会。


思いっきり力をこめてぶつかって・・・

思いっきり力をこめておした。








そんなふうにしたって・・・

けんかになんか絶対にならないことを・・・

みんながわかっていたから・・・。










そう。

信頼関係。

やっぱりみんな・・・光っていた。











6月。

6年生は修学旅行。

うんと・・・う~んと・・・

考えて・・・感じて・・・

そして 学びとった。









修学旅行からかえってくると・・・

多くのひとに そのことを伝えたね。

そして・・・多くのひとに伝わった。








それは・・・

伝えるときの6年生の目が・・・

どの目も光っていたから。










7月。

一気に暑くなった。

" やってられない・・・"って・・・

そう思っちゃいそうなほどに・・・

暑い日が続いた。


けれど みんなは・・・

あたりまえのようなかおをしてやりきった。










終業式の日。

つうしんぼを・・・

大事そうにうけとったね。










もらったつうしんぼを・・・

じいぃっとみつめていたね。

それぞれのいっしょうけんめいを・・・

その中にみつけようとしているみたいに。


そして・・・

みんながみつけた。

1学期・・・みんなが光っていたから。












ダイジェストでお伝えした1学期。

打吹小学校は・・・

みんなから放たれる光をうけて・・・

いつも輝いていたんだって思うんです。








そして ここが肝心なんだけれど・・・

その光はね・・・

うれしいときにも・・・たのしいときにも・・・

くるしいときにも・・・かなしいときにも・・・

けんかしちゃったときにも・・・

しかられちゃったときにも・・・

いつもいつでも放たれるはずなんです。


だって その光は・・・

成長するときに放たれる光なんだから。










2学期も・・・

みんながどんな光を放つのか・・・

今からとってもたのしみなんです。









【夏休み6日目】

" 回想・・・1学期・・・

 みんなが光を放った。 "というお話でした。






あ・・・そうそう。

運動会のとき。


このようなひと・・・いたわ。

そうそう・・・いたいた。

(うっかりしてた・・・)








そのひとの名は・・・ヒデキ。

今ごろ・・・どうしてるだろ・・・

 ・・・・・・ヒデキ・・・・・・

(しかも そのサングラスって・・・

 本物のレイバンじゃん・・・きみ・・・

 ・・・じゃなかった・・・ヒデキ・・・)

2025年7月28日月曜日

【夏休み4日目】 " まもっていますかあ・・・? "というお話

7月28日(月)。

夏休み4日目。










思い出していたんです。

24日に終業式がおわってからのお話で・・・

阪本先生がみんなにたずねたこと。









「〇〇〇をまもる!」・・・


「〇〇〇になにがはいりますかぁ?」って・・・

そうたずねたときのこと。














「ぴんっ」ときたんです。

" 「きまりをまもる!」なんじゃないか・・・"って。

" 夏休みがはじまるもんな・・・"って。







私はそのときね・・

1年生と2年生の列の・・・

ぎゅうぎゅうのその間に座らせてもらっていて・・・








" 校長先生は・・・

 なんでこんなせまいとこにすわんの?"って・・・

ややめいわくそうにしてるおともだちに・・・

こちょこちょ声で話しかけたんです。

「『きまりをまもる!』なんじゃない・・・?」って。








かえってきたんです。

「『じかんをまもる!』だと思う・・・」って。








思ったんです。

" なるほどなぁ・・・"って。

" そういえば さっき・・・

 安本先生が・・・

 「ながいやすみもはやねはやおき」って・・・

 力強くお話ししてたもんなぁ・・・"って。









妙に納得しちゃった私はね・・・

まわりのおともだちに・・・

ここでも こちょこちょ声で言ったんです。

(せまくって・・・

 めいわくそうにしているのにです・・・)

「『じかんをまもる』なんじゃない・・・?」って。






ぱらぱらとかえってきたんです。

「そうかも・・・」って。

「『きまり』かと思った・・・」って。







ひとりのおともだちが・・・

私の耳に息がかかるくらいに・・・

そおっと近づいてきて言ったんです。

「校長先生・・・

 『おかねをまもる!』なんじゃない・・・?」って。

(きみ そうきたかあ・・・)










このとき私は思ったんです。

" 阪本先生は・・・

 みんながそれぞれに考えたらいいよって・・・

 そう思っているんじゃないか・・・ "って。







" そして・・・

 それぞれが出したこたえは・・・

 すべて正解なんじゃないか・・・ "って。







" とっても高度なテクニックを・・・

 つかってきたなぁ・・・"て。










そのときだったんです。

阪本先生がさけんだんです。

「正解は・・・

 『いのちをまもる!」です!!!」って。

(おいおい・・・

 この界隈 みんなはずれたじゃん・・・)

(というか・・・こたえ あったんかーい・・・)














でも・・・たしかに。

毎日・・・毎日毎日・・・

毎日毎日毎日・・・

胸をいためているんです。








海で・・・川で・・・

プールで・・・道路で・・・

子どもたちがいのちを落としていることに。







たしかに・・・

「いのちをまもる!」・・・

とっても大切なことだって思ったんです。








" みんなにまもってほしいな "って・・・

そう強く思ったんです。







【夏休み4日目】

" まもっていますかあ・・・?

  まもろうとしていますかあ・・・?

   いのち "というお話でした。











職員室の前・・・

こんなにも暑いのに・・・

へちまのつるが・・・

そらへ そらへと・・・

伸びようとしていたんです。