2025年6月30日月曜日

" 2年生の「学級力会議」・・・すごっ!"というお話

明日からいよいよ7月。

で・・・

先週のある日・・・

午後の2年生の教室。

(じゃぁ~ん)











2年生がね・・・

「学級力会議」をしていたんです。









テーマは・・・

「7月から・・・

 2年生ががんばるポイントはなんだろう?」。













1学期が・・・

のこり1か月をきっても・・・


" あ~あ もうすぐ夏休みだもんね。"とか・・・

" 暑いから・・・

 ゆっくりでいいんじゃない?"なんてこと・・・

だれも思ってなんかいなかったんです。









まだまだ伸びようとしている・・・

みんなから出された意見は・・・


「くつそろえができていない」・・・

「ろうかを走っているひとがいる」・・・

「ひとのお話をきいていないひとがいる」・・・









そんなふうに・・・

しっかりと自分たちをみつめて・・・


しっかりと・・・

のこりの1か月をしめくくろうって・・・

みんなで話し合って・・・

7月にがんばるポイントを決めたんです。










やがてやってくる夏休みを・・・

充実した時間とするために・・・


そのあとおとずれる2学期を・・・

さらに成長する期間とするために・・・


" これでもか これでもか"って・・・

伸びようとする2年生のすがたを見ながら・・・

私は思っていたんです。


" ちっちゃかったきみたちって・・・

 いつのまにか・・・

 こんなにも大きくなっただけじゃあなくって・・・

 こんなにもたのもしく・・・

 こんなにもしっかりと・・・

 考える力をつけたんだね。"って。







" みんな すごっ!"って。









" 2年生の「学級力会議」・・・

  みんな すごっ!"・・・というお話でした。





実はこのとき・・・

もうひとつすごかったのはね・・・

(お・・・突然1年生・・・)







この学級力会議の様子を・・・

うしろでじいぃっと・・・

29人の1年生が・・・

固唾をのんで見つめていたことだったんです。








そのすがたはまるでね・・・

1年後の自分たちのすがたを・・・

みすえているようだったんです。

(すごっ!)



2025年6月26日木曜日

" 3年生の算数 「ザ・方略」"というお話

6月25日(水)のことです。

午後。

3年生の算数のおべんきょうを・・・

見せてもらったんです。











「表とグラフ」のおべんきょう。

ふたつのグラフをながめていてね・・・

みんなは気がついたんです。








「めもりの数字がちがうから・・・

 くらべられないね。」って。








安本先生が山本先生にむかって言ったんです。

「このグラフ 山本先生がつくったんだから・・・

 山本先生 大急ぎでつくりなおしてください。」って。








みんなの表情が 一気にくもったんです。

そして・・・口々に言ったんです。


「え・・・?」って。

「そんなの・・・

 ちょっとかわいそう・・・」って。

(「ちょっと」なのか・・・)








おいうちをかけるように・・・

安本先生が言い放ったんです。

「だって くらべられないから・・・」って。








だれかが勇敢に言ったんです。

「じゃあ ぼくたちがつくりなおします。」って。

(きみぃ・・・でかした!)

(「まんまと・・・」っていうやつじゃん)









安本先生がそれでもまだ言い放ったんです。

「どうすればいいかわかるの・・・?」って。

「だって・・・めもりがちがうんだよ。」って。

(安本先生も・・・

 「いけいけ」モード激走中じゃん。)










そこからは・・・

じゃんじゃんだったんです。








あたまをくっつけながら・・・

ばんばんだったんです。








グラフをね・・・

つくりなおしていたんです。










ところで 思うでしょ?


ふたつのグラフを・・・

一目見てくらべられるように・・・

つくりなおすっていうことに・・・









「どうしてみんなが挑戦できたのか」って。

「どうして自分たちの力だけで・・・

 考えることができたのか」って。









それはね・・・

教室のかべに・・・

みんなでつくった「学びの山」があって・・・











その山のとちゅうに・・・

みんなが創り出した「わざ」が・・・

いくつも書き残してあるんです。


この日・・・

みんなが注目した「わざ」のなまえは・・・

「1目もりの大きさをかえる作せん」。










前のときにおべんきょうした「わざ」が・・・

今回つかえそうだなっていうことが・・・

みんなにはわかっていたんです。

(たのもしっ!)









「ザ・方略」っていうやつです。







" 3年生の算数 「ザ・方略」"というお話でした。





ところでね・・・

「学びの山」で・・・

「1目もりの大きさをかえる作せん」って・・・

そう叫んでるのは・・・かえるさん。









思ったんです。

" このかえるさんの絵・・・

 うますぎだよな。"って。









" 「かえる作せん」だから 「かえる」って・・・

 安本先生・・・よく思いついたなあ。"って。









" まあ・・・

 学級のキャラクターは・・・

 「チャ・レンジ」っていう・・・

 レンジだもんなぁ・・・。"って。










" センスが・・・

 世界レベルだよなぁ・・・"って。




2025年6月25日水曜日

" 「あいサポート」 それは・・・"というお話

6月25日(水) 午前中。

5年生が・・・

ゲストティーチャーをお招きして・・・

「あいサポート」の学習をしたんです。











映画館にいくと・・・

ちっちゃな子どもたちのために・・・

20cmくらいの分厚いざぶとんがあります。








ラーメン屋さんにいくと・・・

ちっちゃな子どもたちのために・・・

座面が高くて・・・

おっこちないように前にバーがついた・・・

いすがおいてあります。








私たちは・・・

それらを見ても・・・

とてもふつうすぎて・・・

「これはなんのためにあるんだろ?」なんて・・・

疑問を感じることはありません。











ところがです。

障がいのあるかたにとって・・・

必要な「こと」や「もの」については・・・

けっこう無頓着だったりするものです。








スーパーやコンビニの駐車場にある・・・

障がいのあるかたや・・・

高齢者のかたなどのための・・・

駐車スペースには・・・

「ラッキー! 空いてる!」といわんばかりに・・・

ひょいと自動車を停めて・・・

「たったったったっ」とお店に入っていく・・・

そんな光景を見かけることすらあります。










5年生のおともだちが・・・

今日の学習で・・・


障がいのある・・・

さまざまな方たちのくらしについて・・・

学んだように・・・








障がいのある方たちと・・・

いっしょにくらしていける世の中を・・・

みんなで創り出すことのたいせつさを・・・

学んだように・・・









そんな世の中をみんなでつくるんだっていう・・・

そんな思いでおこなわれている・・・

「あいサポート運動」のような運動が・・・

たくさんあるんだということを知ったように・・・








私たちには・・・

もっともっと・・・

知るべきことや学ぶべきことが・・・

たくさんあるんだっていうことがわかったんです。











そしてね・・・思ったんです。


私たちが・・・

めがねをかけるように・・・







高齢者のかたに・・・

大きめの声でゆっくりとお話しするように・・・








自然に・・・とても自然に・・・

障がいからくる特性への配慮や・・・

障がいのあるかたに対する配慮が・・・

「あたり前」にある世の中であってほしいなって・・・

こころから思うんです。








そして そのような世の中は・・・

障がいのあるなしにかかわらず・・・

年齢のちがいにかかわらず・・・

身長や体重のちがいにかかわらず・・・

かけっこの速い遅いにかかわらず・・・








だれにとってもやさしく・・・

だれにとってもくらしやすい世の中なんだって・・・

みんなで気がつくことがたいせつなんだって・・・

そう思ったんです。










そして ここが肝心なんだけれど・・・

今日学んだ「あいサポート」の精神は・・・

ふだん なかまと暮らしている・・・

教室のなかでだって・・・

わすれちゃいけないということを・・・

おしえてくれているんだって・・・

強く強く思ったんです。








" 「あいサポート」 それは・・・

 特別なときに・・・

 特別なひとに対してだけでなく・・・

 今そこにいるなかまを・・・

 たいせつにすることからつながるんだ。"というお話でした。










鳥取県社会福祉協議会からおいでくださったゲストティーチャーのみなさま、今日は本当にありがとうございました。私たち打吹小学校は今日の学びを生かして、これからも「だれもがくらしやすい社会づくり」、「だれもがくらしやすいなかまづくり」をめざし続けます。