6月25日(水)のことです。
午後。
3年生の算数のおべんきょうを・・・
見せてもらったんです。
「表とグラフ」のおべんきょう。
ふたつのグラフをながめていてね・・・
みんなは気がついたんです。
「めもりの数字がちがうから・・・
くらべられないね。」って。
安本先生が山本先生にむかって言ったんです。
「このグラフ 山本先生がつくったんだから・・・
山本先生 大急ぎでつくりなおしてください。」って。
みんなの表情が 一気にくもったんです。
そして・・・口々に言ったんです。
「え・・・?」って。
「そんなの・・・
ちょっとかわいそう・・・」って。
(「ちょっと」なのか・・・)
おいうちをかけるように・・・
安本先生が言い放ったんです。
「だって くらべられないから・・・」って。
だれかが勇敢に言ったんです。
「じゃあ ぼくたちがつくりなおします。」って。
(きみぃ・・・でかした!)
(「まんまと・・・」っていうやつじゃん)
安本先生がそれでもまだ言い放ったんです。
「どうすればいいかわかるの・・・?」って。
「だって・・・めもりがちがうんだよ。」って。
(安本先生も・・・
「いけいけ」モード激走中じゃん。)
そこからは・・・
じゃんじゃんだったんです。
あたまをくっつけながら・・・
ばんばんだったんです。
グラフをね・・・
つくりなおしていたんです。
ところで 思うでしょ?
ふたつのグラフを・・・
一目見てくらべられるように・・・
つくりなおすっていうことに・・・
「どうしてみんなが挑戦できたのか」って。
「どうして自分たちの力だけで・・・
考えることができたのか」って。
それはね・・・
教室のかべに・・・
みんなでつくった「学びの山」があって・・・
その山のとちゅうに・・・
みんなが創り出した「わざ」が・・・
いくつも書き残してあるんです。
この日・・・
みんなが注目した「わざ」のなまえは・・・
「1目もりの大きさをかえる作せん」。
前のときにおべんきょうした「わざ」が・・・
今回つかえそうだなっていうことが・・・
みんなにはわかっていたんです。
(たのもしっ!)
「ザ・方略」っていうやつです。
" 3年生の算数 「ザ・方略」"というお話でした。
ところでね・・・
「学びの山」で・・・
「1目もりの大きさをかえる作せん」って・・・
そう叫んでるのは・・・かえるさん。
思ったんです。
" このかえるさんの絵・・・
うますぎだよな。"って。
" 「かえる作せん」だから 「かえる」って・・・
安本先生・・・よく思いついたなあ。"って。
" まあ・・・
学級のキャラクターは・・・
「チャ・レンジ」っていう・・・
レンジだもんなぁ・・・。"って。
" センスが・・・
世界レベルだよなぁ・・・"って。