2025年4月30日水曜日

" めざせ!あいさつ日本一・・・ "というお話

4月30日(水) 午前7時50分。


運営委員会のおともだちが・・・

看板に・・・

かぶりもので・・・

今朝も「おはようございまあす。」








だから みんなも・・・

「おはようございまあす。」

「おはようございまあ~す。」

「おざっす。」









先週木曜日に・・・

3年生以上の学級の・・・

代表のおともだちで開いた代表委員会。






テーマは・・・

「打吹小学校を『あいさつ日本一』に・・・

 近づけるための取り組みを考えよう」。






どの学年のおともだちも・・・

しっかりと意見を言って・・・







どの学年のおともだちも・・・

他のおともだちの意見を・・・

しっかりと聞いて・・・







お話しするおともだちの目を・・・

しっかりと見つめて・・・







みんなが「あいさつ日本一」の学校を・・・

本気でめざしているんだっていうことが・・・

部屋を包む空気で伝わってきたんです。

(先生たちは そおっと・・・

 しずかあに見守るだけ・・・)









「全校のみんなで・・・

 倉吉市の人口の数だけ・・・

 あいさつをしよう。」って意見が出たとき・・








何人かのおともだちが考えを発表したんです。

「数をふやそうとして・・・

 いいかげんなあいさつになっちゃうと・・・

 それはとってももったいないことだから・・・

 立ち止まってあいさつしたらどうでしょう?」って。







「もっとこころがこもるように・・・

 おじぎをしてあいさつしたら・・・

 いいんじゃないかと思います。」って。








そんなやりとりを聞きながら・・・

私は思っていたんです。

" 「あいさつ日本一」になる・・・

 そんな日がくるかどうかはわからない・・・

 けれど・・・

 自分たちで本気で議論し・・・

 来る日も来る日も・・・

 「あいさつ日本一」の学校をめざして・・・

 がんばり続けることには・・・

 「あいさつ日本一」の学校になることと・・・

 おなじくらいのねうちがあるんだよ。"って。










それにね・・・

" 元気よく「おはようございます。」って言える・・・

 そんなあいさつにはねうちがあるけれど・・・

 とおくに見えるひとに向けて・・・

 あるいは・・・

 窓越しに見えるひとに向けて・・・

 「こくっ」とおじぎをするっていうことにも・・・

 おなじねうちがあるんだよ。"って。








そのことに気づいた・・・

打吹小学校のみんなは・・・

「あいさつ日本一」の学校に・・・

また一歩近づいたんだって思ったんです。









ふだん ろうかですれちがうとき・・・

会釈をしながら・・・

「おはようございます。」って・・・

そんなあいさつをしてくれる6年生たち。









彼ら彼女らが・・・

打吹小学校の文化をまたひとつ・・・

かたちにしてくれようとしていることが・・・

私にはとても心強く・・・


その文化が芽生えようとしているこのとき・・・

全校のみんなが・・・

おなじ方向を向いてがんばろうとしていることが・・・

私にはとてもたのもしかったんです。









" めざせ!あいさつ日本一・・・

 ここからも・・・

 新しい文化が創出される。 "というお話でした。






休み時間。

校庭をてくてくと歩く私に・・・

「校長先生・・・見てえ。」って・・・

てつぼうでさかさまになったままのおともだち・・・

これだって・・・

最高のあいさつなんだって思うんです。









私もね・・・

最高のあいさつでかえしたんです。

「おっ・・・すごいねえ・・・

 おっこちて・・・

 地球にあたまがささらなにようにねえ。」って。




2025年4月26日土曜日

" 4月参観日・・・ "というお話

4月26日(土)。

午後。

今年度はじめての参観日。










新しい自分が生まれる春。








バージョンアップしようと・・・

目が光ってる春。









担任の先生と・・・

教室に文化を・・・

創出しようとしている春。








教室をまわらせてもらうとね・・・

そんなすがたを見ることができるんです。








鼻で感じるんです。

「伸びていこうとするにおい」を。








目で感じるんです。

「伸びていいこうとする光」を。








肌で感じるんです。

「伸びていこうとする空気」を。








今日も私の自慢の子どもたちは・・・

きらきらと輝いていて・・・







そこにはかならず・・・

彼ら彼女らを愛してやまない先生たちがいて・・・








伸びていくための・・・

互いを大切にしあうための・・・

様々ななにかが生み出される・・・








そんな予感が・・・

学校中に満ちていたんです。












そのあとのPTA総会・・・

ごあいさつで私はね・・・

お集まりくださった保護者のみなさんに・・・

こうお話ししたんです。








「今日 教室でご覧いただいたのは・・・

 打吹小学校の先生たちが愛する・・・

 自慢の子どもたちです。」って。


「私たちは・・・

 おあずかりした子どもたちひとりひとりを・・・

 かならず大切にします。」って。



 





そして・・・

「今日このあと・・・

 自己紹介させてもらうのは・・・

 私が 子どもたち同様・・・

 こよなく愛する・・・

 自慢の先生たちです。」って。


「これからも・・・

 打吹小学校を・・・

 どうぞよろしくお願いします。」って。








" 4月参観日・・・ 

 私の愛するひとたちを・・・

 全部みていただきました。"というお話でした。



みんな・・・

今日もほんとよくがんばったね。

子どもたちも・・・先生たちも・・・。


きっと・・・

きょうはごちそうだね。











今日は・・・

たくさんのみなさまにおこしいただき・・・

ほんとうにありがとうございました。

2025年4月25日金曜日

" 1年生を迎える会で・・・ "というお話



4月25日(金) 2校時の体育館。

全校のみんなで・・・

「1年生を迎える会」をしたんです。










いざ入場。

2年生以上のみんなが・・・

拍手で迎えたんです。


なんとね・・・

1年生のおともだちは・・・

6年生のおにいさんおねえさんに・・・

おんぶしてもらっての入場だったんです。











緊張の自己紹介。








マイクをにぎる手には・・・

うんと力が入っていて・・・









でも・・・

それ以上に力が入っているのは・・・








きっと・・・気持ちの方。

ちょっとだけ・・・

ほんのちょっとだけ・・・

声をふるわせながら・・・








それでも・・・

しっかりと自己紹介ができたんです。











自己紹介をしている・・・

1年生のおともだちそばには・・・


やっぱり・・・

6年生がいて・・・








おともだちよりも・・・

目の位置を低くして・・・


こころも身体も・・・

そっと寄り添っているのが・・・

伝わってきたんです。








そして 私はね・・・

気がついていたんです。








1年生のおともだちの・・・

マイクをにぎる手よりも・・・


1年生のおともだちの・・・

緊張した気持ちよりも・・・


もっと力が入っていたのは・・・

そばで見守っている・・・

6年生なんだっていうことに。











そのあと・・・

「なかよし班」ごとに集まって・・・

班の話し合い。








私はね・・・

1年生と6年生の・・・

ひと組のペアを・・・

目で追っていたんです。









かたときも・・・

ペアのおともだちから離れることなく・・・

包むように見守る・・・

6年生のおにいさんと・・・








ゆったりと見守られて・・・

安心しきったように・・・

だんだんと顔がほころんでいく・・・

1年生のおともだちのことを。








そんな光景をながめながら・・・

私は思っていたんです。








" 1年生のみんな・・・

 ほんとよかったね。"って。

" ほんとうれしいね。"って。









そして・・・

こうも思ったんです。


" こんなふうに包まれて・・・

 1年生はすくすくと育つよね。"って。

" こんなふうに包んであげて・・・

 6年生もすくすくと育つよね。"って。

" ってことは・・・

 全校のみんなが・・・

 やっぱりすくすくと育つよね。"って。








" 1年生を迎える会で・・・

 全校のみんなが・・・

 すくすくと育つシーンに出会った。 "というお話でした。







会のおわりに撮った・・・

なかよし班の記念写真。

そこには・・・

最前列で堂々の1年生と・・・


このときには・・・

一番うしろの列でほほ笑む・・・

ペアの6年生のすがたがあったんです。