2025年4月11日金曜日

" ご入学おめでとう。"というお話

4月11日(金)。

今日は・・・

令和7年度の入学式だったんです。




ちょっと雨ふりだったけれど・・・

入学式のために・・・

空から雨もかけつけてくれたんだって・・・

そう思っていたんです。








どっくん どっくん・・・

 どっくん どっくん・・・









いよいよ・・・開式のとき。

一列にならんで入場。









自分の場所について・・・ちょこん。







自分の場所について・・・ちょこん。








ちょこん ちょこん

 ちょこん ちょこん









おじょうずに・・・

そして・・・

ほんといいおぎょうぎで・・・

やってきたんです。みんな。











私はね・・・

そんなみんなにお話ししたんです。

「みんながやってくるのをまってたんだよ。」って。


「ほんといいおぎょうぎだね。」って。


「こんなにもすてきなみんなが・・・

 打吹小学校の子どもになってくれて・・・

 ほんとうにありがとう。」って。








そしてね・・・

こうつづけたんです。

「耳よりなお話をするよ。」って。


「たった3つだからおぼえていてね。」って。


「おぼえておくとね・・・

 きっといいことがあるんだよ。」って。









その間もみんな・・・

ずうっといい子にしていて・・・

私はね・・・思っていたんです。


" また月曜日からも・・・

 元気にやってきてね。"って。


" きみたちのこと・・・

 たいせつにするよ。"って。











そんなみんなのことを・・・

6年生のおにいさんおねえさんが・・・

「打吹よさこいソーラン」を踊って歓迎したんです。








あまりの迫力に・・・

ちょっとびっくりしちゃって・・・

新入生のおともだちはね・・・

目がくぎづけになっちゃったんです。







だって・・・

みんなの2mくらい前で・・・

6年生がちからいっぱいに声をだして・・・

法被をなびかせて躍動したんだから・・・

大迫力だったんです。










そして・・・

全校のみんなでうたう・・・

「1年生を迎えるうた」。








きらきらとした歌声が・・・

体育館にひびきわたってね・・・

そこにいるすべてのひとが・・・

あたたかい空気につつまれていたんです。








私はね・・・

気がついたんです。


" きみたちのこと・・・

 たいせつにするよ。"って・・・

そう思っているのは・・・

私だけじゃあないんだっていうことに。










" ご入学おめでとう・・・

 みんなのことたいせつにするよ。"というお話でした。







式を閉じて・・・

新入生が体育館をあとにする・・・

そのすがたをお見送りしながらね・・・

私は思っていたんす。









" 毎日やってきてね。待ってる。"って。


" つぎにやってくるのは月曜日・・・

 うっかり明日来ちゃわないようにね。"って。


" みんな ほんとかわいいな・・・"って。




2025年4月10日木曜日

" 令和7年度 はじまりの日・・・"というお話

4月10日(木)。


打吹公園のさくらが・・・

ちらちらと舞いはじめて・・・

ケツメイシの「さくら」が・・・

空から聴こえてきそうな日。










打吹小学校の・・・

令和7年度が はじまったんです。








午前8時30分からはじまった着任式。

ちょっぴり緊張感が漂うその中にあって・・・








なかま入りしてくれた・・・

10人の先生たちの自己紹介は・・・

「さすが!」だったんです。











そのあと 立て続けに始業式。








なんだかね・・・

みんなのことを見ていると・・・

やっぱりというか・・・なんというか・・・

おにいさんおねえさんになったなって・・・

そう思っていたんです。











式を終えると・・・

いよいよ担任の先生の発表。







このときね・・・

全校のみんなの目が・・・

今日一番の光を放ったんです。

ぴかっとね。








まるで・・・

今日はこの瞬間のために・・・

やってきたんだっていわんばかりに。







発表のそのまえにね・・・

私はみんなにお話ししたんです。







「25名の先生たち どの先生もね・・・

 校長先生の自慢の先生なんだぁ。」って。

「とっておきの先生なんだぁ。」って。

「じゃあ 発表するよ。」って。






担任の先生。

担任ではないけれど・・・

おべんきょうでお世話になる先生。

教頭先生。  保健室の先生。







1年生といっしょにおべんきょうしてくださる先生。

図書館の先生。








たんぽぽ学級やひまわり学級で・・・

おともだちといっしょに・・・

おべんきょうしてくださる先生。








教務主任の先生。  事務の先生。

おっと・・・校長先生。








ひとりひとりを発表しているあいだ・・・

みんなからの拍手がね・・・

鳴りやむことはなかったんです。








先生たちはひとり残らず思ったはずなんです。


" この瞬間のこと・・・

 ずっとわすれないよ。って。"


" きみたちのためなら・・・

 いくらだってがんばれそうだよ。"って。












そして・・・教室での時間。









みんなのお顔と・・・

先生のお顔とが・・・

とってもはりきっていて・・・

(きみ・・・大丈夫か・・・)

(さすがにそれは・・・

    なにがなんでも・・・)











でも・・・

とってもおだやかで・・・








なんだかいいにおいの中にいるような・・・

そんな気持ちになるくらいに・・・









あるいは・・・

自分がそこに入ることができないことが・・・

ずいぶんさみしく感じられるくらいに・・・

すてきな時間が流れていたんです。

(とかなんとか言って・・・

 私は入っちゃっているんだけれど・・・)








" 令和7年度 はじまりの日・・・

 そこには・・・

 いいにおいの中にいるような・・・

 すてきな時間が流れていた。"というお話でした。











ところで・・・

朝7時の3年生の教室。


「3年生たんにんの・・・

 〇〇〇〇〇〇〇〇〇です。」・・・?









9文字のなまえの先生・・・?

いるのかな・・・?

私はね・・・

「はくおうほうてつや先生かもなぁ」って・・・

ちょっとほんきで考えちゃったんです。







でもこれ・・・

やすもとのりこ先生がしかけた・・・

いたずらだったんだって。


" 9文字のなまえのひと・・・

 3年生のみんなは・・・

 だれだと思ったのかきいてみたいな。って・・・

そう思ったんです。