2025年1月31日金曜日

" 【続】「かーくん」と「もーくん」 "のお話

1月31日(金)。

今日もやっぱり行ってみたんです。

午前7時50分のプールサイド。









来ていたんです。

「かーくん」と「もーくん」。








そばには・・・

2年生のおともだち。

なわとびに必死。







「かーくん」と「もーくん」をね・・・

写真におさめようとして・・・

カメラを構えると・・・


おともだちが話しかけてきたんです。

「校長先生・・・

 なにをしてるんですか?」って。



こたえたんです。

「『かーくん』と『もーくん』の・・・

 写真をとろうと思って・・・」って。








またたずねられたんです。

「どっちが『かーくん』で・・・

 どっちが『もーくん』ですか?」って。



こたえたんです。

「左が『かーくん』で・・・

 右が『もーくん』です。」って。

(ほんとに決まってたのか・・・?)








そのときたっだんです。

「かーくん」が動いて・・・

「もーくん」と入れ替わったんです。

(・・・ように見えたんです。)










おともだちはね・・・

見逃さなかったんです。

たずねられてしまったんです。

(するどい・・・)

(見逃してくれたらよかったのに・・・)

「校長先生・・・

 どっちが『かーくん』で・・・

 どっちが『もーくん』ですか?」って。



もう絶体絶命でこたえてしまったんです。

「左が『かーくん』で・・・

 右が『もーくん』です。」って。



 




おともだちが口をそろえて言ったんです。

「え・・・???」って。











だからね・・・

私は話をそらしたんです。

「『かーくん』、「もーくん』・・・

 ごはんの時間だよ・・・

 こっちにおいでえ・・・」って。







おともだちがね・・・

たずねてしまったんです。

(またまた・・・です)

「校長先生・・・

 えさ・・・持ってるんですか?」って。



なにも持っていない私はね・・・

とっさに こたえてしまったんです。

「『かーくん』と『もーくん』のえさはね・・・

 にんげんなんだよ。」って。








悲鳴を残して・・・

だれもいなくなっちゃったんです。

(どうして私は・・・

 こんなことを言ってしまうんだろ・・・)







" 【続】「かーくん」と「もーくん」・・・

 そして だれもいなくなった。 "というお話でした。





2年生のおともだち・・・

反応いいんだから・・・。


ふだん これだから。これ。







すごいんだから。すごい。







手を挙げたと同時に・・・

立っちゃってるんだから。







そして どんどんと・・・

前にきちゃうんだから。

あたってないのに・・・。









それがみんなの・・・

とってもいいとこなんだから。








・・・と また話をそらす私なのでした・・・まる

(みんなも・・・

 「かーくん」も「もーくん」も・・・

 ・・・・・・・・・・かわい)

2025年1月30日木曜日

" 「かーくん」と「もーくん」 "のお話

とびっきり冷えた朝。

午前7時20分のプールサイド。


目に飛び込んできたんです。

「かーくん」と「もーくん」。

(今 このブログを書きながら・・・

 なまえを決めたんだけど・・・)










" おどかしちゃいけない・・・"って思って・・・

そおっとシャッターを切ったんです。

(意味はないけれど・・・)




15分後・・・。

" まだいるかなぁ・・・"って思って・・・

行ってみたんです。


なんとですよ・・・

この寒いのに・・・

寒中水泳をしていたんです。







と・・・

「かーくん」がこっちをむいて・・・







「もーくん」もこっちをむいて・・・







ひ・・・!

こっちにむかってきてないか・・・?

(きてるよ・・・きてる・・・)

(ちかづいてきてる・・・かわい)








私の目の前でとまって・・・

(やめろよ・・・)

(こう見えて・・・

 ものすごく人見知りするんだぜ・・・)








そして・・・

「かーくん」と「もーくん」が・・・

・・・・・ポーズ。

(ほんとやめろよぉ・・・

 きみたちって・・・かわいすぎるじゃん)








私はね・・・

朝から ほのぼのとしちゃったんです。






こんな朝だったからかな・・・

見つけちゃったんです。

教室の中に・・・

「かーくん」と「もーくん」。

ほのぼのです。


1年生 国語の時間・・・

    ・・・ほのぼの。








2年生 国語の時間・・・

    ・・・ほのぼの。








3年生 理科の時間・・・

    ・・・ほのぼの。








4年生 国語の時間・・・

    ・・・ほのぼの。








5年生 算数の時間・・・

    ・・・ほのぼの。








6年生 給食の時間・・・

    ・・・ほのぼの。








こっちでも・・・ほのぼの。







先生たちのおべんきょう会・・・

ここと・・・あそこと・・・

そこらじゅうで・・・

    ・・・ほのぼの。








" プールでも・・・

 教室でも・・・

 「かーくん」と「もーくん」に・・・

 また会いたいな。"って思ったんです。









" 「かーくん」と「もーくん」 "のお話でした。




あ・・・そういえば・・・

昨日の教育委員会の方々・・・

    ・・・ほのぼの。



2025年1月29日水曜日

" チャレンジ!あなたも栄養士! "のお話

1月29日(水)。

給食時間の6年生の教室。


表彰式が盛大に行われたんです。

教育委員会のみなさまと・・・

給食センターのみなさま・・・

あわせて5名おいでくださっての表彰式。









なんの表彰式かっていうとね・・・

全国学校給食週間に・・・

倉吉市の学校給食センターが募集された・・・

「チャレンジ!あなたも栄養士!」・・・







この企画で・・・

打吹小学校6年生のおねえさんが考えた・・・

「地元の食材よくばりメニュー」・・・

これが優秀賞に選ばれた表彰式。








表彰式は・・・

打吹小学校すべての教室に・・・

オンラインで流して・・・

全校のみんなでお祝いしたんです。







そして今日はね・・・

このメニューで作られた給食が・・・

倉吉市内すべての小中学校で出されたんです。










「地元の食材よくばりメニュー」は・・・

星空舞のごはんに・・・

らっきょうソースからあげ・・・

ブロッコリーとカリフラワーのサラダ・・・

野菜たっぷりみそ汁・・・

それに白バラ牛乳。








私はね 思っていたんです。

" おいしくないわけがないな "って。

" 栄養たっぷりだな "って。









表彰式のあとは・・・

教育委員会の方との会食。

(会食かぁ・・・いいなあ・・・

 にしても・・・ちかっ!)








みんなやっぱりね・・・

ぱくぱくと・・・

おいしそうに給食をいただいたんです。









質問コーナーでは・・・

6年生から給食センターの方へ・・・

質問が飛び出したんです。


「野菜価格高騰の折・・・

 食材はどのようにして・・・

 入手されてるんですか?」って。

(おお・・・きみ切れ味すごいな)








給食センターの方からは・・・

メニューを考えたおねえさんへ・・・

質問が飛んだんです。


「今日の給食は・・・

 イメージしたとおりのものが・・・

 できあがっていますか?」って。








給食センターの方の・・・

" どっくん どっくん どっくん "っていう・・・

心臓の音が聞こえてきそうな間合い一瞬。

(そして・・・無言の「圧」・・・)

間髪入れずに・・・

おねえさんから こたえがくりだされたんです。


「イメージした以上のお味でした。」って。

(おおお・・・きみぃ・・・

 切れ味するどいどころか・・・

 満点以上の回答じゃん・・・)

(まあ たしかに相当おいしいけれど・・・)

(校長先生は・・・おべんきょうになったよ)

(でも きっと・・・

 ほんとにそう思ってるんだよね)







表彰式といい・・・

会食といい・・・

質問コーナーといい・・・

ここちよくって・・・

あったかくって・・・

切れ味するどくって・・・

おべんきょうになって・・・

たのしい時間が流れたんです。







そんなすてきな・・・

" チャレンジ!あなたも栄養士! "のお話でした。




6年生の教室での時間がおわって・・・

校長室でコーヒーを飲んでもらってるとき・・・

教育委員さんがおっしゃったんです。








「校長先生・・・

 すばらしい子どもたちを・・・

 育てていらっしゃいますね」って。








私もね・・・

間髪入れずにこたえたんです。


「いいえ・・・

 私が育てていただいてます・・・

 おべんきょうさせていただいてるんです。」って。


(だって ほら。

 あの質問に・・・あの回答だよ・・・。)








教育委員会のみなさま・・・

給食センターのみなさま・・・

今日はありがとうございました。

またいつでもおいでくださいね。

2025年1月28日火曜日

" 版画は語る "というお話

1月28日(火)。

午後の図工室。










3年生がね・・・

おべんきょうしていたんです。

算数じゃあないですよ。算数じゃない。

(3年生はいつも・・・

 算数してるって思ってたでしょ。)








図工です。図工。

版画。

この時季の風物詩・・・版画。








厚紙に毛糸を巻き付けながら・・・

おともだちがおしえてくれたんです。

「これはね くらげです。」って。







べつのおともだちはね・・・

こうお話ししてくれたんです。

「おさえています。ボンドしたから。」って。









こっちの方では・・・

刷るための下ごしらえ。


よおく見てるとね・・・

おもしろいことに気がつくんです。







ひとりではじめた したごしらえ。

ひとり またひとりって・・・

おてつだいのおともだちがやってきて・・・

だれかの作品を刷る準備を・・・

かならずだれかが手助けしてるんです。









ここでは・・・

ひとりでやってたおしごと・・・

やがてふたりになって・・・

三人になって・・・

四人になったって思ったら・・・








五人になって・・・

(あ・・・

 五人目は前田先生だった・・・)








最後は六人に。








できた作品は・・・

ほら。 こちら。










四つの色の・・・

イルカかな・・・

みんなであつまって・・・

鼻をくっつけてる。








" いい! "って思ったんです。

さっき見た・・・

六人の光景にぴったりの・・・

作品ができあがったんです。





みんなの版画が・・・

こんなふうにできあがったものだから・・・


作者のおともだちの顔も・・・

できあがった作品も・・・







なんだか とても・・・

かわいくって・・・







なんだか とても・・・

やさしくって・・・








なんだか とても・・・

たのしくって・・・







なんだか とても・・・

見ているこちらまで・・・

にっこりとしてしまったんです。








" 版画は語る・・・

 おともだちの気持ち "というお話でした。




ところで・・・

教室のホワイトボードを見てみると・・・










きみたち・・・

算数 一時間目にやってたんじゃん。

(しかも なんなんだい?・・・

 「ぺけ プ」って・・・?)

(ま いっか・・・)