2024年5月31日金曜日

" プールそうじ・・・その前日 "というお話

きのうは・・・

全校のみんなで・・・

プールそうじをした日。









今日は・・・

すこし時計を巻き戻して・・・

その前日のお話をしたいって思うんです。










5月29日(水)のこと。

とても暑い日だったから・・・

まだまだ熱気の冷めない・・・

午後4時のプール。








そこにはね・・・

放課後の先生たちのすがたがあったんです。









もうクタクタなはずのこの時間。

力をあわせて・・・

汗びっしゃんこで動きまわっていたんです。











プールとプールサイドの下洗い。

側溝にはヘドロがたまっていて・・・

プールの底には泥やら生き物やら小石やら・・・

プールって・・・

一冬越すとそんなものなんです。








つぎの日。

つまり昨日・・・

全校のみんなが・・・

プールそうじに力いっぱいがんばれるように・・・

みんなのやる気が存分に発揮できるように・・・









先生たちが・・・

その下準備をしていたんです。









ヘドロのついたTシャツ。

あごにしたたり落ちそうにぶらさがってる汗のしずく。

しぶきを浴びてびしゃんこになった身体。

何かのほこりカスがくっついてる髪の毛。

足の甲の上を歩いている何かの幼虫。

激しく繰り返される呼吸。

真っ赤になったほっぺ。

コースロープを抱きかかえるように持つ細い腕。










私はね・・・

そんな光景を見ながら・・・

こころの中で・・・

手を合わせずにはいられなかったんです。








何にだって力いっぱいがんばる・・・

そんな子どもたちのいる打吹小学校には・・・








そんな子どもたちを・・・

かげでそっと支える・・・

そしてときには・・・

この日のように・・・

なりふりかまわず歯を食いしばって支える・・・

先生たちがいるんです。








この先生たちも・・・

子どもたち同様・・・

私の愛するたいせつな人たちなんです。


" プールそうじ・・・その前日 "というお話でした。

2024年5月30日木曜日

" 夏の予感・・・プールそうじ "というお話

5月30日(木)。

気温24℃のプール。









午前中・・・

全校のおともだちが・・・

プールをきれいにしてくれたんです。








ものすごい勢いで・・・

プールをみがいてくれるおともだち・・・







私たちおとなが・・・

歯を食いしばってがんばったところで・・・

こんなにも大仕事はできっこないんです。









すべてのおともだちの・・・

誠実で・・・

健気で・・・

疲れを知らないそのすがたに・・・

私はね・・・こころを打たれていたんです。








ブルドーザーのように・・・

がしがしとダイナミックに・・・

大きなよごれをとってくれるおともだち・・・








黙々と・・・

ひたすら・・・ひたすら・・・

ただひたすらに・・・

みがいてくれるおともだち・・・








そんなおともだちを・・・

かげで支えるかのように・・・

バケツいっぱいのお水を・・・

ただただ運び続けるおともだち・・・







そんなすべてのおともだちの力が・・・

このプールでひとつになって・・・

ものすごく大きな仕事が成し遂げられたんです。

















そこにはね・・・

どうでもいいお仕事は・・・

一つたりともなくって・・・








どのお仕事も・・・

なくてはならない大切なお仕事だったんです。









そして・・・

全校のみんなできれいに仕上げたプール。

全校のみんなで磨き上げたプール。

全校のみんなの想いが込められたプール。


このことこそが大切だったんです。









" 打吹小学校・・・

 ますますいいぞ。"・・・って思ったんです。









お昼すぎ・・

できあがったプールを見に行ったんです。

もう入れそうなくらいにきれいだったんです。

(なんなら・・・

 飲めるんじゃあないかなって・・・

 そう思うくらいきれいに・・・)











このプールで・・・

6月10日(月)に・・・

プール開きが行われるんです。








きっと・・・

あちこちから・・・

歓声と水しぶきがあがるんです。









" きっとこの夏もあついぞお。 "って思ったんです。

「夏の予感」ってやつです。







" 夏の予感・・・プールそうじ "というお話でした。





午後・・・

プールそうじで疲れちゃって・・・

1年生が・・・

ねんねになっちゃってないかなって・・・

心配になっちゃって・・・

行ってみたんです。

教室。








さすがだったんです。

「がんばってるもん。」



2024年5月29日水曜日

" 頭 湯気 とっとり学調 "というお話

5月29日(水)。









今日は・・・

鳥取県内の・・・

小学校4年生から6年生までのみんなが・・・

「とっとり学力・学習状況調査」という・・・

長~い名前のテストにがんばったんです。









今日・・・

おなじとき・・・

県内すべてのなかまが・・・

おなじ問題に・・・

大奮闘。









私もね・・・

その応援に・・・

大奮闘したんです。

(うろうろ・・・うろうろと・・・)







2校時は国語。

3校時は算数。

4校時は質問紙。









声をかけてみたんです。

(こんなとき・・・

 私は声をかけてしまうんです。)

(じゃまなのはわかってんのにです。)

(よせばいいのにです。)








「調子はどうですかあ?」って。








「かんたんですかあ?」って。








「お!やってるじゃあないですか!」って。








「がんばってるんですねえ。」って。








かえってくるんです。


「まあまあです。」って。








「これって・・・

 どう答えればいいんですか?」って。









「校長先生・・・質問があります。」って。








「もうおわっちゃいました。」って。








「で・・・

 校長先生は何歳ですか?」って。








「がんばっています。」って。








どのおともだちもね・・・










わらっちゃだめですよ・・・







頭からね・・・







湯気が出ていたんです。









なんでかって・・・?

みんながね・・・

本気を出してがんばっていたからです。








かわいすぎたんです。








" 頭 湯気 とっとり学調 "というお話でした。









みんな・・・

今日もおつかれさまでした。


頭から湯気が出てたから・・・

くいっと一杯やりなよ。 麦茶。