きのうは・・・
全校のみんなで・・・
プールそうじをした日。
今日は・・・
すこし時計を巻き戻して・・・
その前日のお話をしたいって思うんです。
5月29日(水)のこと。
とても暑い日だったから・・・
まだまだ熱気の冷めない・・・
午後4時のプール。
そこにはね・・・
放課後の先生たちのすがたがあったんです。
もうクタクタなはずのこの時間。
力をあわせて・・・
汗びっしゃんこで動きまわっていたんです。
プールとプールサイドの下洗い。
側溝にはヘドロがたまっていて・・・
プールの底には泥やら生き物やら小石やら・・・
プールって・・・
一冬越すとそんなものなんです。
つぎの日。
つまり昨日・・・
全校のみんなが・・・
プールそうじに力いっぱいがんばれるように・・・
みんなのやる気が存分に発揮できるように・・・
先生たちが・・・
その下準備をしていたんです。
ヘドロのついたTシャツ。
あごにしたたり落ちそうにぶらさがってる汗のしずく。
しぶきを浴びてびしゃんこになった身体。
何かのほこりカスがくっついてる髪の毛。
足の甲の上を歩いている何かの幼虫。
激しく繰り返される呼吸。
真っ赤になったほっぺ。
コースロープを抱きかかえるように持つ細い腕。
私はね・・・
そんな光景を見ながら・・・
こころの中で・・・
手を合わせずにはいられなかったんです。
何にだって力いっぱいがんばる・・・
そんな子どもたちのいる打吹小学校には・・・
そんな子どもたちを・・・
かげでそっと支える・・・
そしてときには・・・
この日のように・・・
なりふりかまわず歯を食いしばって支える・・・
先生たちがいるんです。
この先生たちも・・・
子どもたち同様・・・
私の愛するたいせつな人たちなんです。
" プールそうじ・・・その前日 "というお話でした。