2023年9月29日金曜日

" 児童体育祭・・・もうひとつの「Our Team」 "というお話

9月29日(金)。

ラグビーワールドカップフランス大会・・・

日本代表がサモア代表に勝利した朝。







昨日のことを・・・

思い出していたんです。






昨日の児童体育祭。

4年生以上のみんなが・・・

本気を見せてくれた日のこと。











それぞれが・・・

それぞれの力を・・・







思いっきりしぼりだして・・・

がんばりぬいたすがたを。









たとえばこの写真。

4年生女子の持久走600m。







このおともだちは・・・

レースの後半・・・

このレースに出場しただれよりもピッチをあげて・・・

順位を上げ続けたんです。


順位もさることながら・・・

600mの孤独な闘いを・・・

(それは 自分との闘いでもあったのだけれど・・・)

ひたすら続けたんです。


" もう歩いてしまいたい "

・・・って思うときもあったはず。


このおともだちにあったであろう・・・

そんな こころの動きやゆらぎ・・・

そして・・・

ひたすら足を前に運ぶすがたに・・・

私はね・・・

泣きそうになったんです。




そして・・・

わすれちゃいけないんです。








この日・・・

そんなふうにがんばった・・・

すべてのおともだちに・・・

すべてのおともだちから・・・

声援や応援の拍手が・・・

やすむことなく送りつづけられていたことを。









成徳小学校・・・


体操服は・・・

3種類あるかもしれない。









もともとは・・・

べつべつの学校だったかもしれない。








そして・・・

学校の外では・・・

ときに大嵐が・・・

これからも吹き荒れるかもしれない。








どんな状況でも・・・

子どもたちは・・・

昨日見たすがたで・・・

ありつづけることができるんです。








私には覚悟があるんです。

どんなときも・・・

この子たちを大切にして・・・







どんなときも・・・

全力で守り続けるんだって。







そして・・・

私にはわかっているんです。

成徳小学校の先生たちは・・・

一人残らず・・・

おなじ思いでいてくれているんだって。










ラグビーワールドカップフランス大会の・・・

日本代表チームのスローガンは・・・

" Our Team "









前回大会のスローガン・・・

" One Team "からこれに変えたのは・・・

「絆」という意味を・・・

強く込めた結果だと聞きました。








" Our Team "

いいって思うんです。


昨日・・・

私が倉吉市営陸上競技場で見た・・・

光景と重なったんです。








" 児童体育祭・・・もうひとつの「Our Team」 "

・・・というお話でした。




保護者のみなさま、地域のみなさま・・・

昨日は・・・

お忙しい中・・・

また 時折 雨の降る中・・・

そして 時間が延びる中・・・

たくさんの応援とご声援・・・

本当にありがとうございました。








これからも成徳小学校を・・・

どうか応援しつづけてやってください。

そして・・・

どうか声援を送りつづけてやってください。






子どもたちは・・・

" Our Team "でいつづけます。

2023年9月27日水曜日

" 朝・・・あいさつキャラクターがお出迎え "というお話

9月27日(水)。

午前7時50分。








児童玄関前に・・・

児童会のみなさんが・・・

1学期に全校のみんなから募集して・・・

見事・・・選ばれた・・・

「あいさつキャラクター」。









「どーん!」と・・・

度肝を抜くインパクトで・・・

子どもたちをむかえていたんです。







きっと・・・

この「あいさつキャラクター」は・・・

昨日の夜から・・・

じいっとここで・・・

みんなを待っていたんだって思うんです。








だからかな・・・

いや ぜったい・・・

児童玄関から入ってくる・・・

おともだちのあいさつは・・・

いつもよりも大きな声で・・・







なんなら・・・

1オクターブくらい高かったんです。








そして・・・

やってくるおともだちが・・・

「あ!」とか・・・

「でかっ!」とか・・・

「あのキャラクターだ。」とか・・・

それぞれの表現があって・・・

おもしろかったんです。








なかには・・・

" じいぃっ"と見つめたまま・・・

十秒くらい動かないおともだちもいたんです。








そして・・・

記念撮影会まで始まっちゃって・・・

いつもの朝が・・・

特別な朝になったんです。








私はね・・・

思ったんです。

" あいさつキャラクターさんって・・・

やっぱりすごいんだなあ。"って。









" これからも成徳小学校を・・・

 応援していてね。"って。










お昼前・・・

理科室。

見つけたんです。

このおにいさん・・・







作者なんです。



「きみぃ・・・採用おめでとう。」

「すばらしいキャラクターを考えたね。

「でかしたよ。」

・・・ってこころのなかで話しかけたんです。


2023年9月25日月曜日

" 船上山にしかないもの "というお話

9月21日(木)と22日(金)の2日間・・・

5年生が船上山に宿泊活動におでかけしたんです。











明倫小学校のおともだちと・・・

2日間で すっかりなかよくなって・・・

すべての活動をいっしょにしたんです。








船上山という・・・

大自然に解き放たれて・・・。









船上山登山。

雨だって 大自然の一部。

そんな中を・・・

ひたすら登ったんです。








「雨ならおうちでテレビでも・・・」

・・・なんて発想はここにはないんです。













カヌー・いかだ体験。

ダム湖にはゆったりとした時間が流れていたんです。


けれど・・・カヌー。

うまく進めないときには・・・

「できないから たすけて。」って言えないと・・・

どんどんみんなから離れてしまうし・・・


さらに・・・いかだ。

おともだちと呼吸をあわせていないと・・・

まったく前に進まないどころか・・・

おなじところをくるくるとまわるだけ・・・。








自然って・・・

あまりにも大きすぎて・・・

人間がいかに無力であるかということに・・・

気づかされるんです。


そして・・・

力を合わせることと・・・

人に寄り添うこととが・・・

かろうじて自然と渡り合える術なんだと・・・

思い知らされるんです。









少年自然の家。

おうちにいると・・・

あたりまえにやってもらっていることが・・・

自分たちでやんなくっちゃ・・・

なにひとつ進まないんです。









火をおこせなかったら・・・

食事にすらありつけないんです。








協力しあわなければ・・・

時間ばかりが経っていくんです。









食事の準備しかり・・・

かたづけしかり・・・

朝のシーツをたたむことしかり・・・

自分の持ち物の管理しかり・・・。








もうずいぶん・・・

大人の仲間入りをしたような・・・

そんな気持ちになることもあるけれど・・・







「じゃあ 自分で・・・」となると・・・

まだまだ未熟だっていうことを・・・

思い知ることになるんです。








雨の中での船上山宿泊活動だったけれど・・・

ずいぶん我慢したこともあったけれど・・・

ずいぶん不自由したこともあってけれど・・・

ちょっぴり叱られちゃったこともあったけれど・・・







そこで見たもの・・・

そこで感じたこと・・・

そこで思い知らされたこと・・・

そこでうれしかったこと・・・

そこでわかったこと・・・

そこでつけた力・・・








それらはみんなね・・・

船上山にしかないものなんです。








そして・・・これが一番大事。

船上山宿泊活動で最も重要なことは・・・

そこで身につけたことを・・・

これからの生活に・・・

「どれだけ生かせるか」っていうことなんです。






" 船上山にしかないもの "というお話でした。


おかえり・・・5年生のみんな。

いい時間をすごしてきたね。

それは価値のあるたのしい時間だったはずだよね。

これからも応援しているよ。