2023年9月25日月曜日

" 船上山にしかないもの "というお話

9月21日(木)と22日(金)の2日間・・・

5年生が船上山に宿泊活動におでかけしたんです。











明倫小学校のおともだちと・・・

2日間で すっかりなかよくなって・・・

すべての活動をいっしょにしたんです。








船上山という・・・

大自然に解き放たれて・・・。









船上山登山。

雨だって 大自然の一部。

そんな中を・・・

ひたすら登ったんです。








「雨ならおうちでテレビでも・・・」

・・・なんて発想はここにはないんです。













カヌー・いかだ体験。

ダム湖にはゆったりとした時間が流れていたんです。


けれど・・・カヌー。

うまく進めないときには・・・

「できないから たすけて。」って言えないと・・・

どんどんみんなから離れてしまうし・・・


さらに・・・いかだ。

おともだちと呼吸をあわせていないと・・・

まったく前に進まないどころか・・・

おなじところをくるくるとまわるだけ・・・。








自然って・・・

あまりにも大きすぎて・・・

人間がいかに無力であるかということに・・・

気づかされるんです。


そして・・・

力を合わせることと・・・

人に寄り添うこととが・・・

かろうじて自然と渡り合える術なんだと・・・

思い知らされるんです。









少年自然の家。

おうちにいると・・・

あたりまえにやってもらっていることが・・・

自分たちでやんなくっちゃ・・・

なにひとつ進まないんです。









火をおこせなかったら・・・

食事にすらありつけないんです。








協力しあわなければ・・・

時間ばかりが経っていくんです。









食事の準備しかり・・・

かたづけしかり・・・

朝のシーツをたたむことしかり・・・

自分の持ち物の管理しかり・・・。








もうずいぶん・・・

大人の仲間入りをしたような・・・

そんな気持ちになることもあるけれど・・・







「じゃあ 自分で・・・」となると・・・

まだまだ未熟だっていうことを・・・

思い知ることになるんです。








雨の中での船上山宿泊活動だったけれど・・・

ずいぶん我慢したこともあったけれど・・・

ずいぶん不自由したこともあってけれど・・・

ちょっぴり叱られちゃったこともあったけれど・・・







そこで見たもの・・・

そこで感じたこと・・・

そこで思い知らされたこと・・・

そこでうれしかったこと・・・

そこでわかったこと・・・

そこでつけた力・・・








それらはみんなね・・・

船上山にしかないものなんです。








そして・・・これが一番大事。

船上山宿泊活動で最も重要なことは・・・

そこで身につけたことを・・・

これからの生活に・・・

「どれだけ生かせるか」っていうことなんです。






" 船上山にしかないもの "というお話でした。


おかえり・・・5年生のみんな。

いい時間をすごしてきたね。

それは価値のあるたのしい時間だったはずだよね。

これからも応援しているよ。