2026年3月19日木曜日

" 追いかけるうしろ姿・・・ "というお話

3月19日(木)。

直前まで降っていた雨が上がった午前10時。

開式。












打吹小学校は・・・

第3回目の卒業生が巣立つ・・・

卒業証書授与式を挙行しました。

27名の卒業生のみなさんに、私は伝えたんです。









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 卒業おめでとうございます。

みなさんは、たびたび言いました。そして、みなさんは、たびたび書きました。「人のこころを大切にしたい」、「互いに認め合える仲間でありたい」と。そしてその前にまずは・・・「当たり前のことを当たり前に行うことのできる自分たちでありたい」と。








これらのことは、言葉にするのは簡単なのですが、実現することは、実は誰にとってもそう簡単なことではありません。みなさんにとってもそうだったことと思います。私にとっても 今なおそうです。





ときには、脱線をしたかもしれません。そしてときには、叱られもしたかもしれません。

いいのだと思います。順風満帆な成長があってよいとは思いますが、一方で、転がりながら、転びながら、ぶつかりながら、凹みながら、そんな成長があってもよいのだと思います。

これらのことにゴールはないのだと思います。チャレンジを続けることに意味があるのだと思います。










一方で・・・

私はみなさんの中に、みなさんにしかない良いところを三つ見つけています。一つあるだけでもすごいのに、みなさんには三つもあるのです。








■一つ目です。

みなさんは、学級力会議や学級会に限らず、自分の思いを発表するとき、ほんとうによく考えて、しかも自分の言葉でそれを語りました。

みなさんほど、生きた言葉で発表をする6年生を、私はこれまでみたことがありません。








■二つ目です。

みなさんは、よくお辞儀をしました。廊下ですれちがうとき、私が教室にふらあっと入っていったとき、全校朝会が終わって体育館を出ようと私の前を通るとき、みなさんはいつもぺこりとお辞儀をしました。私は、元気のよい声でするあいさつはもちろん立派だと思うけれど、そのときの状況を考えて、声を出さずにするお辞儀も同様に立派なあいさつだと思っています。

みなさんほど、自然なお辞儀をする6年生を、私はこれまでみたことがありません。










■三つ目です。

みなさんのまわりには、いつも小っちゃな学年のおともだちがいました。行事のときにも、なかよし班で活動するときにも、休み時間にも、みなさんの近くにはいつも小っちゃな学年のおともだちがいましたみなさんが小っちゃな学年のおともだちを見るときの優しい目を見て、私はいつも「それはそうなるよな」と思っていました。

みなさんほど、小っちゃな学年のおともだちがいつもまわりにいる6年生を、私はこれまでみたことがありません。









すばらしい三つだと思います。この三つがあるだけでも、みなさんは人生を渡っていくのに 十分なアイテムを持っているのだと思います。








けれど、どうでしょう。せっかくなので、もっと欲張ってしまいましょう。

どうぞ、これからの生活の中で 四つ目、五つ目のアイテムを手にしてください。きっとそのことを「成長し続ける」というのだと思います。







在校生のみなさん、さっき、卒業証書を受け取る卒業生の姿を見ましたね。

受け取るとき、校長先生からは、卒業生の真剣な顔を見ることができました。みなさんからは、卒業生の誠実なお辞儀や姿勢、そして、これからもがんばりますという気持ちが伝わるようなピンと伸びた指先やピシっとくっついたかかとが しっかりと見えていたはずです。









そのうしろ姿が、これからみなさんが追いかけていくべき後ろ姿です。今日はこのあともそんな卒業生の姿を目に、耳に、そして、こころにしっかりと焼き付けておいてください。










最後に、卒業生のみなさんにお願いです。

春からは、ここにいる在校生のみなさんが、みなさんの後ろ姿を目指して追いかけてくるはずです。先輩として、「そう簡単には追い抜けない」、あるいは、「追っても追ってもさらに遠ざかっていく」、そんな存在であり続けてください。








立ち止まっていてはたちまち追いつかれてしまいます。どうか、そのままの勢いで成長を続けてください。私たちはいつまでも、そんなみなさんのことを応援しています。

みなさんの輝く未来をお祈りしています。





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・・・・・と だいたいこのようなことを・・・

   こころを込めて。








 " 追いかけるうしろ姿・・・ "というお話でした。

(ちょっと長い式辞になっちゃってごめんね・・・)






ところでさ・・・

あああああ・・・・・・

在校生を泣かしちゃった・・・









さみしくなっちゃったけれど・・・

春からまたがんばろうね。








さあ・・・元気をだして・・・

今夜はやるか・・・?

しゅっぽんとおいしい飲み物。

お祝いだから・・・。

2026年3月18日水曜日

" 27名の卒業生のみなさんへ "というお話

3月18日(水)。

明日は卒業式。











卒業生のみなさん・・・

3月11日(水)のことを覚えていますか?

みなさんと証書を渡す練習をしましたね。








私はみなさんにこうお話ししました。


 「証書を受け取る目も表情も動きも・・・

  どれをとってもすばらしいです。

  けれど 考えてみると・・・

  式場にいる私以外のみなさんは・・・

  みなさんのうしろ姿を見ていますよね。




  

  うしろ姿にも表情があってね・・・

  そこにみなさんの誠意を・・・

  もっと表すことができるんだって・・・

  私は思っています。




 


 

 


 かかとをつけることと・・・

  手の中指をももの横に・・・

  ぴたりとくっつけること・・・

  たったこのふたつが加わるだけで・・・

  みなさんのうしろ姿には・・・

  さらに表情が生まれます。


  覚えていたらやってみてください。」







つぎの練習の日。

みなさんのすがたを見て驚きました。

みなさんのうしろ姿は・・・

見事に表情をもっていたのです。








それは・・・

私がお話ししたから・・・

できたのではないと思っています。









ちょこっとお話ししたことに・・・

あんなにまでも反応できる力が・・・

みなさんのなかにはあったのです。









「こうでありたい」と思ったその瞬間に・・・

あんなにまでも反応できる力を・・・

みなさんは身に付けてきたのです。






みなさんのそんな力を・・・

明日は余すことなく発揮して・・・


人生最高の返事と・・・

 人生最高の姿勢と・・・

  人生最高のおじぎと礼と・・・

このなかまでうたう人生最高の歌で・・・

体育館をいっぱいにしてください。








そして・・・

打吹小学校の誇る・・・

第3回目の卒業生として・・・

堂々と胸を張って卒業していってください。









私たちは・・・

いつも・・・

いつまでもみなさんの応援をしています。





" 27名の卒業生のみなさんへ "というお話でした。









ではみなさん・・・

明日お会いするときみなさんは主役です。

私は明日・・・

最高の敬意をもってみなさんを迎えます。








ほんとうにありがとうございました。

      そしておめでとうございます。


ご卒業にそえて

   倉吉市立打吹小学校 校長 山名 毅





4年生と5年生・・・

そして 先生たちでつくった・・・

式場ができあがりました。






2026年3月17日火曜日

" 3年生の理科祭り "のお話

3月17日(火)。午前中。

西校舎2階の普通教室。











3年生がね・・・

「理科祭り」をしていたんです。








招待されたのは2年生のおともだち。

なんでかって・・・?





2年生はね・・・

3年生になったら・・・

はじめて理科のおべんきょうをするんです。








そんな2年生に・・・

磁石や砂鉄をつかったり・・・

糸でんわやストローをつかったり・・・

息を吹いたりして・・・








理科ってこんなにたのしいんだよって・・・

それを伝えたくって・・・

理科で学習したことをつかった・・・

たのしい体験をすることができる・・・

お祭りを企画したっていうわけ。











そんなこんなで・・・

3年生が2年生のために準備したのは・・・


「宝つりコーナー」に・・・

「ふきやコーナー」・・・


「空中さんぽコーナー」に・・・

「ぴったり重さあてコーナー」・・・









「さてつスライムコーナー」に・・・

「糸でんわコーナー」に・・・

「ふきやコーナー」・・・








そして・・・

「わごむでっぽうコーナー」・・・!


(でたあ・・・!)

(ぜったいあると思った・・・

 てっぽうコーナー・・・!)

(きみらって・・・

 てっぽうすきだよなぁ・・・)









しかも・・・

「わごむでっぽうコーナー」には・・・

「VIPコーナー」が準備されていて・・・


(このてっぽう でっか・・・!)





そこへいくとだれでも・・・

ものすごくおっきな・・・

「わごむでっぽう」をつかうことができるんです。


(しかし・・・「VIP」って・・・

 いったいなんだったんだ・・・?)

(ま・・・いっか)









にしてもですよ・・・。

「わごむでっぽう」で的をねらうときの・・・

みんなの真剣な目・・・。








みんなの真剣な目・・・。









みんなの真剣な目・・・。


(おいおい・・・

 撃とうとしてるひとの半分以上は・・・

 3年生じゃないか・・・)

(がまんできなかったか・・・)





当たったときの・・・

これでもかっていうくらいの・・・

   ・・・会心の笑顔。

(こっちまで幸せな気分になる・・・)











私はね・・・

みんなのそんなハッピーなすがたを見ながら・・・

思っていたんです。


" これで2年生は・・・

 もう理科のことが・・・

 たのしみでたのしみで・・・

 しかたなくなっちゃったよな。"って。


" 3年生・・・でかしたよ。"って。




" 3年生の理科祭り "のお話でした。




ところでね・・・

糸でんわで私とお話ししてくれた・・・

3年生の女の子たち・・・


私がおでんわでね・・・

「それでは一曲うたいます・・・

 曲は・・・」って言ったら・・・









かえってきたんです。

「そんなことよりも・・・

 私がしゃべっているときに・・・

 糸をさわってみてください。」って。

「どうなっていますか・・・?」って。


(「そんなこと」・・・・・・)

(そっか・・・これは理科だったんだった・・・)

(いいですか みなさん・・・

 音ってね・・・振動なんですよ・・・振動)

(うたを歌ってる場合じゃなかったんですよ・・・)



*打吹小学校には、「わごむでっぽう」でおともだちを撃つ子はひとりもいません。もちろん私を撃つ子もひとりもいません。