2025年7月7日月曜日

" 1年生 ものすごい可能性の片鱗を見た・・・"というお話

7月7日(月) 午後。

1年生のおともだちが・・・

こくごのおべんきょう。












ノートに・・・

一生けんめいに・・・








えんぴつの芯から・・・

じりじりと音がするくらいに・・・

一生けんめいに・・・

ひらがなを書いていたんです。











1年生はね・・・

文字を書くとき・・・

むちゅうになればなるほど・・・


うしろから見るとね・・・

" ノートをなめてるのかな・・・"って・・・

心配になっちゃうくらいに・・・

お顔がノートにくっついちゃおうとするから・・・









私はね・・・

" ぼそぼそ・・・ぼそぼそ・・・"って・・・

ささやくように言ってみたんです。


「あ・・・すばらしいしせいだね。」

・・・ちょん ぴ~ん








「あ・・・すばらしいしせいだね。」

・・・ちょん ぴ~ん









「きみぃ・・・大学生みたいなしせいだね。」

・・・ちょん ぴ~ん








「え!?・・・きみって・・・

 ほんとに1年生なの・・・?」

・・・ちょん ぴ~ん









「ほんと きみって・・・

 すごい子になったね。」

・・・ぷるっ きりりいぃ

(りりしっ)

(え!! まじ・・・? りりしっ)

(おいおい きみって・・・

 そんなにりりしかったっけ・・・?)

(あ・・・いや・・・だった だった・・・)













声をかけるほどに・・・

ちょん ぴ~ん・・・

ぷるっ きりりいぃ・・・

となってしまう1年生を見ていてね・・・








つくづく思っていたんです。

" きみたちって・・・

 ほんと可能性のかたまりだよね。"って。


" 今日は校長先生に・・・

 その可能性の・・・

 片鱗を見せてくれたんだよね。"って。










そしてね・・・

そんなすばらしいしせいの・・・

1年生が書いたひらがなは・・・






そのへんのお花にまけないくらいに・・・

うつくしくって・・・






" よくこんなにもちっちゃくって・・・

 マシュマロみたいにかわいい手で・・・

 書いたね・・・"って・・・

ほんとうに感動してしまうくらいに・・・

誠実だったんです。






" 1年生・・・

 ものすごい可能性の・・・

 片鱗を見た・・・"というお話でした。










おべんきょうがおわってごあいさつ・・・。








がんばったあと・・・

リラックスしたみんなのお顔を見てね・・・








なぜか・・・

ちょっとほっとした私なのでした・・・。






2025年7月4日金曜日

" 「学ぶ」から「学び取る」へ・・・"というお話

昨日の打吹小学校。

どの学年でもね・・・

タブレットを使ってのおべんきょうを・・・

やっていたんです。










子どもたちひとりひとりが・・・

「教わる」から「学ぶ」へ・・・

「学ぶ」から「学び取る」へ。








変化が激しいだけじゃあなくって・・・

予測がとっても困難な・・・

これからの世の中にあって・・・






子どもたちには・・・

生涯にわたって・・・

「学び取る」力が・・・

不可欠なんだって思うんです。








私たち教師は・・・

おあずかりした大切な子どもたちに・・・

そんな力を・・






なんなら・・・

あるときひとりぽっちで・・・

知らない国で迷子になったとしても・・・






自分で考えて・・・

ひとりでなんとか生きてかえることが・・・

できるくらいの土台を・・・

つくってあげなくちゃならないんだって・・・

そう思うんです。








それを実現するための・・・

有効なツールとして存在するのがICT機器。











打吹小学校の子どもたちは・・・

タブレットを活用して・・・

「学び取ろう 学び取ろう」としているんです。











そして・・・

やっぱり忘れちゃいけないんだって・・・

つくづく思うんです。









タブレットは・・・

あくまでもツールのひとつであって・・・

万能ではなく・・・






一本のえんぴつだって・・・

すばらしいツールのひとつなんだっていうことを。






デジタルとアナログ・・・

それらを駆使して・・・

「学び取る」力をつけていくことこそが・・・

最もたいせつなことなんだっていうことを。












7月4日(金)。午前9時。

図書館のまえで・・・

いつもひとりで・・・

本を読んでいるジョージくん・・・

この日は みんなとおなじがよかったのか・・・

タブレットを使っていたんです。

(ジョージくん・・・きみもなのか・・・)










" 「学ぶ」から「学び取る」へ・・・"

        ・・・というお話でした。









ところでね・・・

やっぱりアナログもとってもよくって・・・









たとえば・・・3年生の教室にある・・・

「棒グラフ」の学習で・・・

学んだことの掲示・・・


いつだって みんなの視界にあって・・・

デジタルにはないよさを・・・

胸を張って発揮しているんです。









ただ・・・

給食で人気のメニュー・・・

なんで・・・

「ラーメン」は第3位なんだろ・・・?

(ここは「ラーメン 第1位」じゃないのか・・・?)



2025年7月3日木曜日

" 4年生 次元と峰・・・"というお話

7月3日(木)。

灼熱の午後。

4年生のおともだち。










おへやにひびきわたる・・・

いろいろな音や声。








そんな中で・・・

空気でっぽうで・・・

的をねらうするどい眼光。


「ぽかーん!」・・・次元。









「ぽかーん!」・・・峰。








「ぽかーん!」・・・次元。








「ぽかーん!」・・・峰。








「ぽかーん!」・・・峰と峰。














みんながやっているのは・・・

射的なんかじゃあない。

理科・・・

「とじこめた空気や水」のおべんきょう。









とじこめた空気には・・・

どんな性質があるのかっていうことを・・・

一生けんめいに考えるために・・・


一生けんめいに・・・

空気でっぽうを打ち鳴らした。










べつの場面では・・・

おっきなふくろに・・・

空気をとじこめて・・・







そんな空気のことが・・・

かわいくてしかたないのか・・・

ふくろをだきしめる・・・次元。

(なぜ ここでも次元なのか・・・)










ふくろをだきしめる・・・峰。

(なぜ ここでも峰なのか・・・)








ふくろをだきしめる・・・次元。

(ここまできたら どさくさにまぎれて・・・)








ふくろをだきしめる・・・峰。

(このままとおそう・・・)











こんなことになっちゃったり・・・










またはこんなことにも・・・

なっちゃったりしたけれど・・・








とってもいいって思う。

どれもりっぱなおべんきょう。









子どもたちは・・・

全身をつかって・・・

空気を感じて・・・

空気の性質を理解していたんだから。




子どもたちって・・・

のうみそでもおべんきょうできるけれど・・・

身体でもしっかりと・・・

おべんきょうができるんだから。









みんな・・・

むちゅうでかわい。


" 4年生 次元と峰・・・"というお話でした。





ところで・・・

空気でっぽうを打ち鳴らしていた・・・

前半の次元と峰・・・








なんだか・・・

私をねらってなかったかぁ・・・?


ま いっか・・・

(あ・・・ええと・・・峰)









*よい子は空気でっぽうでおともだちをねらいません。

 写真に写る・・・

 空気でっぽうをかまえたすべてのおともだちは・・・

 私との約束と・・・

 固い信頼関係のもとで演出をしています。

 (ほんとだよ。)