2026年1月16日金曜日

" 1.17 「ぼくの名前はトラ」 "というお話

*本文の内容と写真には直接の関係はありません。

*写真は、今日1年生が地域の高齢者のみなさんといっしょにたのしんだ「昔あそび」の様子です。



明日は1月17日。










31年前のこの日のことについて・・・

今朝の報道で「トラ」のことを知りました。








「さみしくないよ・・・

 かなしくないよ・・・

 泣かないよ・・・

 強く生きるんだ。」

震災に負けずに強く生きた猫・・・

「トラ」のこと。









「ぼくの名前はトラ」っていう・・・

本にもなった「トラ」のこと。











大好きなおばあさんと・・・

なかよく暮らしていた「トラ」は・・・










1995年の1月17日・・・

突然のはげしい揺れに・・・

まちは一瞬でこわれ・・・

建物はたおれ・・・

火が上がり・・・

おばあさんと離ればなれになってしまいます。









「トラ」はね・・・

がれきのまちをさまよいながら・・・

寒かったり おなかがぺこぺこになったり・・・

不安でしかたなかったりしながら・・・

震災後のまちを・・・

歯を食いしばって生きぬいたんです。








「また家族に会えるから・・・」って・・・

希望を捨てることも・・・

へこたれることもなかったんです。











ひとりぼっちで暮らしていた・・・

そんな「トラ」のすがたは・・・

「さみしくないよ・・・

 かなしくないよ・・・

 泣かないよ・・・

 強く生きるんだ。」って言っているみたいで・・・

まちの人たちを勇気づけたんです。








(でもね・・・思うんです。トラは・・・毎日毎日 泣きたいくらいにさみしくて、かなしくてしかたがなかったにちがいないんだって。飼い主のおばあさんに会いたくて会いたくてしかたがなかったにちがいないんだって。)







そしてね・・・

「トラ」は・・・

震災のおそろしさや・・・

震災をわすれちゃいけないっていうことを・・・








いのちの強さやたいせつさ・・・

愛情というものが・・・

どれほど「生きる力」のもととなるのか・・・

そんなことも含めて・・・

私たちにおしえてくれたんだって思うんです。










明日・・・1月17日は・・・

そんな「トラ」に思いを馳せながら・・・

この震災でお亡くなりになった・・・

多くの方々のご冥福を・・・

あらためてお祈りしようって思うんです。








" 1.17・・・

 「ぼくの名前はトラ」 "というお話でした。

                合掌









ところで 「トラ」はね・・・

その後・・・

足音があのおばあさんにそっくりなひとを・・・

あたらしい飼い主として・・・

おだやかでしあわせな日々をすごしたんだって。

よかったね。

「トラ」に会いたいよ・・・。



2026年1月15日木曜日

"「春の兆し」を見た。 "というお話

1月15日(木)。












午前10時すぎ。

今年度最後の打吹山クロスカントリー。










気温は・・・

きのうよりほんの少し上がって9℃とはいえ・・・

打吹山を吹く風はうんと冷たかったんです。










ラストスパートで・・・

打吹公園を横切っておりてくるその顔は・・・

それぞれの一生けんめいを表していたんです。









おひるのそうじ。

この時刻の気温は12℃。

(きみ・・・半そで半ズボンか・・・)








朝よりも少しあたたかくなったとはいえ・・・

窓という窓を開け放った校舎は・・・

ビュービューと風がふきぬけていたんです。








もくもくと・・・

ただただ もくもくと・・・

ぞうきんをかける・・・








ここをとおるみんなのために・・・

ごみを集める・・・








冷たくないわけはないのに・・・

「冷たくないです。」って・・・

小さくて真っ赤な手で・・・

手洗い場をタワシでみがく・・・









みんなが・・・

気持ちよく過ごすことのできる・・・

学校とするために・・・








この時間にも・・・

やっぱり一生けんめいな顔を・・・

あちこちで見ることができたんです。










今年の大寒は1月20日。

「大寒」は・・・

一年の中で一番寒い時季をさすと同時に・・・

そんな中にあっても春の兆しを感じさせる・・・

そんな時季だということも表しているのだそう。







今日・・・

みんなのすがたの中にね・・・

なにかそんな・・・

「春の兆し」をみたような気がしたんです。




" 「さむさ」のなかに・・・

 「春の兆し」を見た。 "というお話でした。






うんと・・・

ううんとがんばったからかな。










1年生の教室。

そんな一日を終えて・・・

おかえりの準備をするその顔はね・・・








がんばった自信と誇り・・・

一日をやりきった安堵と・・・

もうすぐ・・・

おうちに帰るんだっていう解放感・・・










そんなものが・・・

とっても正直に入り混じっていて・・・

かわいかったんです。









" 全校のみんな・・・

 あしたも元気にきてね。"って・・・

こころからそう思っていたんです。





ところで きみ・・・

むっちゃリラックスしてないか・・・?

(だいぶがんばったんだよね・・・)



2026年1月13日火曜日

" 箱根駅伝のランナーがきてくれた。 "というお話

先週のことです。

1月9日(金)。

おひる。













お正月の箱根駅伝のランナーが・・・

打吹小学校にやってきたんです。









城西大学4年生・・・

10区を激走した・・・

岩田真之(いわたさねゆき)選手。








打吹小学校の卒業生の彼が・・・

やってきてくれたんです。








" 来てほしい!"って・・・

お手紙を書いたら・・・

やってきてくれたんです。












なんとですよ。

鳥取県代表選手として走る・・・

1月18日の都道府県対抗駅伝を控え・・・

調整中の彼は・・・










東郷池を2周・・・

約20kmを走り終えてから・・・

ケロッとした顔でやってきたんです。

(ふつうのひとなら・・・

 途中でやめて・・・

 足湯につかっちゃうよね)








校舎の中・・・

タイミングがドンピシャだった・・・

ラッキーなおともだちの握手攻めに・・・

快く応じるだけでなくって・・・

ひとりひとりに声をかけてくれたんです。








それどころかですよ。

これまたタイミングがドンピシャだった・・・

ラッキーな先生たちからの握手攻めにも・・・

最高の笑顔と両手の握手で応じてくれたんです。









校長室で・・・

ふたりで緑茶を飲みながら・・・

私はたくさんお話しさせてもらったんです。








「すごい選手ばかりのチームの中で・・・

 とてもついていくことができないかもって・・・

 そう感じていました。」


「それでも・・・

 自分がやるべきことだけを考えて・・・

 努力を重ねるうちに力はつくもので・・・

 3年生のとき ついに箱根駅伝を・・・

 走ることができるようになりました。」


「そして 最終学年の4年生の今年・・・

 めざしてきた10区を走ることができました。」








そう話してくれる彼にたずねたんです。


「箱根をめざしてきた真之くんを・・・

 もっとも成長させてくれたものは・・・

 なにだったの・・・?」って。








こうかえってきたんです。

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一言ではいいにくいかな・・・。

それはチームの監督であり、チームのなかまであり、チームのこれまでの先輩であり後輩であり、大学のともだちであり、家族や小さいときからのともだちや先生たちでもあるんです。そして、これまでの練習で履きつぶしてきたシューズやウェア、走ることから離れたリフレッシュする時間もそうです。

そんなものすべてが組み合わさって、今のぼくができているんです。なにひとつとして必要ではなかったものはないんです。



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私はね・・・

聞き入ってしまったんです。

得られるものがたくさんあるお話を・・・

この若きランナーから聞くことができたことを・・・

とてもうれしく思ったんです。









それとね・・・

こんなこともお話してくれたんです。


「20kmあまりの区間・・・

 やっぱり後半は苦しくなってきます。

 そんなとき・・・

 後ろを走る監督車のスピーカーをとおして・・・

 聞こえてくる監督の声は・・・

 とても力になるんです。」って。





思っていたんです。


" 結果やできばえ・・・

 そんなものに注目しがちな・・・

 私たちだけれど・・・

 今 まさに努力を重ね続けている子や・・・

 今 まさに苦しみの中にいる子に・・・

 「今!」っていうタイミングで・・・

 「よし がんばろっ!」って思える・・・

 城西大学駅伝部の監督のような・・・

 そんなことばを・・・

 かけることができているだろうか・・・"って。


(江谷先生と大西先生は・・・

 小学生のころの岩田選手の担任だったんだよ。)

(ひさびさの再会を記念したスリーショット。)











" 箱根駅伝のランナーがきてくれて・・・

 たくさんのことを教わった。 "というお話でした。

(岩田真之選手と伯乃富士関は同級生だよー)






ところでね・・・

このとき・・・

「おにいちゃん」って校長室に入ってきた・・・

2年生の妹と・・・

岩田真之選手がいっしょに映ったこの写真は・・・

これからのふたりの未来を物語るような・・・

あたたかな笑顔が印象にのこるものだったんです。

(私の自慢のおにいちゃんです。)


(「私の自慢の妹です」って・・・

 おにいちゃんもきっと思っているよ。)