2026年2月16日月曜日

" 新しいてつぼう "のお話

2月16日(月)。

今日・・・

新しいてつぼうが届いたんです。

プレゼントです。

打吹小学校にいただいたんです。












安田式体育遊び研究所から・・・

3人の先生が届けてくださったんです。








新しいてつぼうは・・・

赤色と青色と黄色の3色。








色ごとに高さがちがっていて・・・

どんな背の高さのおともだちにも・・・

どれかがぴったりなんです。






3校時の体育館。

打吹小学校の1年生のみんなと・・・

校区の4つの園の年長さんのみんなで・・・

合同体育遊びをしたんです。








ぜんぶで100名くらいのおともだちが・・・

けんけんぱーをしたり・・・










くるくる くるくると・・・

新しいてつぼうのまわりをまわったり・・・








こんなかんじのじゃんけんゲームをしたり・・・










あんなかんじのじゃんけんゲームをしたり・・・

(あ・・・これって・・・

 「4の字固め」じゃないのか・・・?)

(これは・・・

 だれが決められてるんだ・・・?)





(きみが決められているのか・・・?)

(きみ・・・いけるか・・・?

 ギブするか・・・?)









輪になって・・・

くるくると回転したり・・・







100人がひとつの輪で・・・

それをやってみたり・・・

(これは圧巻だったなぁ・・・)




みんなでね・・・

たくさんの運動遊びをしたんです。







いよいよ・・・てつぼう。

新しいてつぼうは・・・

ぴかぴかに光っていて・・・











みんながつぎつぎと・・・

ぷらぷらとぶらさがったり・・・

ゆらゆらとゆれたり・・・

くるんとまわったりしたんです。










講師の居関先生がね・・・

みんなにおっしゃったんです。


「できそうなことに挑戦してごらん。」って。

「たのしそうだなって思うことを・・・

 どんどんやってごらん。」って。

「できなくっても気にしないよ。」って。

「ころんだおともだちがいたら・・・

 どうすればいいんだっけ・・・?」って。

「倉吉の子はすごいやないかあ・・!」って。





居関先生の口から・・・

つぎからつぎに繰り出されることばに・・・

みんなは休むこともわすれて・・・

45分間ずうっと・・・

ほんとにずうっと・・・

からだを動かして遊んだんです。









それはまるで・・・

ことばの魔法に・・・

すっかりかかっちゃったかのようだったんです。










そんな光景を見つめながら・・・

私は思っていたんです。


" ことばひとつ・・・

 珠玉のことばひとつで・・・

 子どもたちの力は・・・

 無尽蔵に引き出すことができるんだ。"って。


そして・・・

" 熱中することが目の前にあれば・・・

 子どもたちって・・・

 自分でぐんぐんと育っていくんだな。"って。









新しいてつぼうを・・・

プレゼントしてもらっただけじゃなくって・・・

こんなにもたいせつなことを・・・

おしえてもらったような気がしたんです。

(きみ・・・離れがたいのか・・・)




" 新しいてつぼう "のお話でした。






そうそう・・・。

運動遊びがおわって・・・

もうすぐおわかれっていうとき・・・

居関先生がおっしゃったんです。


「うちぶき小学校にくることができて・・・

 ほんまうれしかったよー。」って。


いっしゅんだけ・・・

ポカンとしたみんなは言ったんです。


「うつぶき小学校です!」って。





居関和江先生、居関達彦先生、宮原椋靖先生・・・

今日はありがとうございました。

またぜひおいでください。


   ・・・・・・うつぶき小学校へ


2026年2月13日金曜日

" 版画・・・そこにしかないもの "というお話

2月13日(金)。

今・・・

校舎のろうかは・・・

ギャラリーになっているんです。











版画。

全校のみんなの版画。










絵を描くよりも工程が多くって・・・

紙を切ることや・・・

板を彫ること・・・

色や白黒のバランスを考えること・・・


いろいろなことを考えながら・・・

創り上げるこの版画。





できあがった作品には・・・

版画にしか表すことができない・・・

そんな味がつまっているんです。











【1年生「さかなのレース】








おさかなにまじって・・・

海の中の・・・

光のもようや・・・

波がつれてくるシャボン玉のようなあわ・・・

そんなものを表現していて・・・

「ぷくぷくぷく・・・」っていう・・・

そんな音まで聞こえてきそうなんです。







【2年生「しゅう字をいっしょうけんめいかく自分」】









「いっしょうけんめい」な気持ちがね・・・

筆をにぎる指の一本一本に・・・

にじみ出ちゃっているんです。


ほら・・・見て。見て。

指の関節ひとつひとつがね・・・

「いっしょうけんめいです。」って・・・

そう言ってるみたいでしょ。







【3年生「赤と青の兄弟の鬼」】









作者のおともだちには・・・

おにいちゃんもおとうともいて・・・

みんなはとっても・・・

たぶん とっても・・・

なかよしなんだっていうことが・・・

鬼さんの顔からわかるんです。






【4年生「空を飛ぶりゅう」】









この竜は・・・

こっちから見ても・・・

あっちから見ても・・・

いつもこっちを・・・

ふしぎなくらいに見つめていて・・・

作者のおともだちの・・・

まっすぐなこころが伝わってくるんです。









【5年生「考える自分」】








頬杖をついて・・・

目を閉じて・・・

「しーん」っていう音だけが・・・

聞こえてきそうなこの作品。


ためしに作者のおともだちに尋ねたんです。

「このときって・・・

 いったい何を考えていたの・・・?」って。

かえってきたんです。

「給食のことを考えていました。」って。

(それは大事なことだわ・・・・・・)

(その大事さがよくあらわれているわ・・・)






【6年生「3年間の思いでが詰まった校舎」】








統合から3年が経った打吹小学校。

作者のおともだちが・・・

この新しい小学校・・・

打吹小学校のことを・・・

とてもとても・・・

たいせつに思ってくれていたんだっていうことが・・・

彫りのていねいさに表れていて・・・

私はちょっと泣きそうになるんです。







ペンや筆を使って描くわけじゃないからか・・・

表現することが・・・

ちょっともどかしそうにも思える版画。


でも・・・やっぱりね・・・

できあがった作品には・・・

版画にしか表すことができない・・・

そんな想いがつまっているんです。










" ギャラリー・・・版画・・・

 そこのしかないもの "というお話でした。




打吹小学校の・・・
開校3年目が・・・
まもなく終わろうとしています。

2026年2月10日火曜日

" ちょっと背の高い選手 "のお話


2月10日(火)。

















大雪が降ったあと・・・
そのつぎに晴れた朝は・・・
だいたいカッチカチに凍てつくもので・・・





みんなの登校を・・・
パトカーのおまわりさんが・・・
やさしく見守ってくださったんです。















3校時。
冷蔵庫と冷凍庫の・・・
その中間くらいの温度の体育館。
3年生が体育でタグラグビーをしていたんです。
















ふだんから・・・
パワフルが持ち味の3年生が・・・
そんな寒さに縮こまるわけはなく・・・


極寒の体育館を・・・
ところ狭しと走りまわったんです。















ほとんどの子が・・・
まだ覚えたてのタグラグビー・・・

ルールはちょっと・・・
むずかしいかもしれないけれど・・・
タグラグビーのスピリッツは・・・
3年生のみんなにとっては至ってシンプル。





たがいの力を合わせること・・・
なかまと気持ちを合わせること・・・












相手の気持ちを理解すること・・・
ノーサイドのホイッスルが鳴ったら・・・
さらによいなかまに・・・
なることができていること・・・


3年生にとっては・・・
ふだんの生活のなかで・・・
こころがけていて・・・
しかも・・・
できちゃっていることばかりだったんです。










あ・・・
ところで・・・
ふと気がついたんです。



みどり色チームのなかに・・・
ひとりだけ・・・
ちょっと背の高い選手がいることに・・・。






とくに・・・
大きな声を出してリードしたり・・・
スーパープレーをしたり・・・
ものすごいスピードで走ったり・・・
そんなことをするわけじゃあないけれど・・・










この・・・
ちょっと背の高い選手がいるだけで・・・
ゲームの質が高くなるんです。
(あ・・・あっ・・・
 向かいの女の子を威嚇してないか・・・?)






“ なんでかな・・・? ”って・・・
そんな目で見ているとね・・・
わかってくるんです。











ことばや図を・・・
一切使うことなく・・・

パスをするコースや・・・
走るコース・・・
パスを待つポジションや・・・
ディフェンスのしかたを・・・

そのプレーで・・・
みんなに教えているんだっていうことが。













" こういう選手が・・・
 ひとりいると・・・
 「学び」の質が一気に上がるよな。"って・・・
そんなことを考えながら見ていると・・・
「ちょっと背の高い選手」って・・・
安本先生だったんです。

(おいおい・・・
 最初から知ってただろ・・・)














つくづく思っていたんです。
" どおりでな・・・"って。
" 教師って・・・
 あまりおしゃべりしなくったって・・・
 子どもたちのことを・・・
 ぐんぐん伸ばすことができるんだよな。"って。




" ちょっと背の高い選手 "のお話でした。













しかし きみたち・・・
あんなにまでも冷たい体育館で・・・。









きみらって・・・
ほんとパワフルだよね。