2024年11月20日水曜日

“ 親子でキラリ!”のお話

11月20日(水)。

すべての教室のまえにある・・・

「親子でキラリ!」の掲示。








子どもたちから おうちの方へ・・・

おうちの方から 子どもたちへ・・・












それぞれが・・・

それぞれへの感謝や敬意を・・・

ハートのふせんに書いて・・・






これまた大きなハートに・・・

「ずらあっ」と貼り付けていくんです。











子どもたちからはおうちの方へ・・・


「いつもありがとう。」って。

「しかってくれてありがとう。」って。

「夜中まで・・・

 おうちのことをしてくれてるの・・・

 ちゃんと知ってるよ。」って。








ふだん・・・

照れくさくって言いにくいことや・・・









あらためて考えてみると・・・
「これってうれしいことなんだ」って・・・

そう気がつくこと・・・









日常の「あたりまえ」は・・・

実は「あたりまえ」なんかじゃあ・・・

決してないんだっていう・・・

感謝の気持ちがつづられているんです。










おうちの方からは子どもたちへ・・・

日々の生活に流されて・・・

伝える機会をのがしちゃいがちな・・・








子どもたちの・・・

輝いてるところや・・・

がんばってること・・・








おうちの方が・・・

「うれしいよ。」って思ってることや・・・

「りっぱだね。」って感じてることが・・・









あたたかな表現でしたためられているんです。

そう。まるで・・・

「見ているよ。」って言ってるみたいに。









「自己肯定感」・・・

ありのままの自分を認め・・・

胸を張ることができる感覚や・・・

自分自身に対する誇り。


自己肯定感はね・・・

向上や挑戦するための・・・

エネルギーの源になったり・・・


自分自身の・・・

人生を切り開いていくための・・・

気力そのものとなったり・・・


そんなことだけじゃなくって・・・

「ひとにやさしくなれる」ための・・・

こころの中に「ぬくみ」として・・・

存在したりするんだって思うんです。







私はね・・・

そんな「親子でキラリ!」を・・・

じっくりと読みながら考えていたんです。








" だれかのこころを・・・

 あっためようとするとき・・・

 ひとは自分自身があたためられるんだ。"って。








" ちょうどそれは・・・

 寒い夜に・・・

 ねこがおふとんに入ってきたとき・・・

 あっためてあげようと抱きしめると・・・

 結局自分があったかくなっていることに・・・

 気がつくことに にているな。"って。






" 親子でキラリ!・・・

 それはねこのようにあたたかい。"

・・・というお話でした。









今夜は あったかいやつでも飲もっか・・・。

2024年11月19日火曜日

" 6年生・・・花より・・・ "というお話

11月19日(火)。

午前の多目的室。

6年生が・・・むちゅうだったんです。

「キッズフラワー教室」。









みんなの手元には・・・


スターチスに・・・ひいらぎ。

サンゴ水木に・・・ストック。

ばらに・・・らんに・・・タラスピ。

(わかる? ・・・タラスピ。知ってた?)

(はじめて知ったぁ・・・タラスピ・・・)










おしゃれななまえの・・・

うつくしい花々を手に・・・

「ああかな? こうかな?」って考えながら・・・






そして・・・

ゲストティーチャーの方からおそわった・・・

「浮いてる様子を」・・・

「枝と花の出会いを」・・・

「さわった感じを大切に」っていう・・・

ちょっと哲学的なフィーリングで・・・









約60分の間・・・

花をかざっていったんです。







目はきらきらとしていて・・・

一点を見つめていて・・・












ちょっとかざっては・・・

背中をのばして・・・

ちょっととおくから眺めて・・・








時間がたつにつれてね・・・

みんなのすがたが・・・

だんだんとプロっぽくなっていったんです。

そして・・・

だんだんと哲学者っぽくなっていったんです。










いよいよ・・・完成。


どの作品も・・・

ひとつのこらずうつくしかったんです。








そして ふしぎだったのは・・・

みんなが・・・

おなじ花を手にして・・・

おなじ説明をきいて・・・

おなじ時間をかけて・・・









できあがったものは・・・

みごとなまでに雰囲気がちがっていて・・・

それぞれに個性があふれていて・・・

それぞれがうつくしかったんです。








ろうかにならべられた・・・

そんな花をながめながら・・・

私はね・・・思っていたんです。


" みんな すばらしいものをつくったね。"って。

" それぞれに それぞれのうつくしさが・・・

 ちゃあんと出ていてすごいね。"って。









そしてね・・・

私は気がついていたんです。


" むちゅうになって花をかざるすがたも・・・

 「満足です!」って胸を張るすがたも・・・



 




おかたづけにもおなじようにがんばるすがたも・・・





 

できあがった花を・・・

 おともだちと愛でるすがたも・・・









 みんなのすがたの どれをとっても・・・

 そのうつくしさは・・・

 きっと花のうつくしさにまけないね。"って。






" 6年生のすがたは・・・

 どれをとっても・・・

 花よりうつくしいんじゃあないかって・・・

 本気で思った。 "というお話でした。












みんながつくった・・・

「キッズフラワー教室」の作品は・・・

あと一日・・・

東校舎の一階ろうかに飾ってあるんです。


明日の参観日のとき・・・

かならず見てね。