7月7日(月) 午後。
1年生のおともだちが・・・
こくごのおべんきょう。
ノートに・・・
一生けんめいに・・・
えんぴつの芯から・・・
じりじりと音がするくらいに・・・
一生けんめいに・・・
ひらがなを書いていたんです。
1年生はね・・・
文字を書くとき・・・
むちゅうになればなるほど・・・
うしろから見るとね・・・
" ノートをなめてるのかな・・・"って・・・
心配になっちゃうくらいに・・・
お顔がノートにくっついちゃおうとするから・・・
私はね・・・
" ぼそぼそ・・・ぼそぼそ・・・"って・・・
ささやくように言ってみたんです。
「あ・・・すばらしいしせいだね。」
・・・ちょん ぴ~ん
「あ・・・すばらしいしせいだね。」
・・・ちょん ぴ~ん
「きみぃ・・・大学生みたいなしせいだね。」
・・・ちょん ぴ~ん
「え!?・・・きみって・・・
ほんとに1年生なの・・・?」
・・・ちょん ぴ~ん
「ほんと きみって・・・
すごい子になったね。」
・・・ぷるっ きりりいぃ
(りりしっ)
(え!! まじ・・・? りりしっ)
(おいおい きみって・・・
そんなにりりしかったっけ・・・?)
(あ・・・いや・・・だった だった・・・)
声をかけるほどに・・・
ちょん ぴ~ん・・・
ぷるっ きりりいぃ・・・
となってしまう1年生を見ていてね・・・
つくづく思っていたんです。
" きみたちって・・・
ほんと可能性のかたまりだよね。"って。
" 今日は校長先生に・・・
その可能性の・・・
片鱗を見せてくれたんだよね。"って。
そしてね・・・
そんなすばらしいしせいの・・・
1年生が書いたひらがなは・・・
そのへんのお花にまけないくらいに・・・
うつくしくって・・・
" よくこんなにもちっちゃくって・・・
マシュマロみたいにかわいい手で・・・
書いたね・・・"って・・・
ほんとうに感動してしまうくらいに・・・
誠実だったんです。
" 1年生・・・
ものすごい可能性の・・・
片鱗を見た・・・"というお話でした。
おべんきょうがおわってごあいさつ・・・。
がんばったあと・・・
リラックスしたみんなのお顔を見てね・・・
なぜか・・・
ちょっとほっとした私なのでした・・・。