2025年7月9日水曜日

" すいかをたべたときのように・・・"というお話

ほんの少しまえのことです。










下校前のテラス。

全校のみんなで・・・

すいかをたべたんです。







灘手地区の方からいただいた・・・

ドラえもんのあたまの大きさくらいありそうな・・・

それはそれはりっぱなそのすいかはね・・・









やっぱり・・・

夏が来たなって感じがして・・・

夏のあじがして・・・

とってもおいしくって・・・








むちゅうになってたべてるみんなはね・・・


やさしくって・・・





おひさまみたいにあったかくって・・・






輝いていて・・・





とっても安心できる・・・







そんなお顔になっていたんです。









こんなふうに・・・

みんなですいかをたべてたら・・・







けんかになんか絶対なんないし・・・

いじわるな気持ちなんて・・・

絶対どこかにとんでっちゃうし・・・







なんなら さっきまで・・・

けんかしていたおともだちとだって・・・

目と目をあわせて・・・

「おいしいね。」って言えちゃうような・・・

そんな気分になったんです。










思っていたんです。


すいかをたべたときのように・・・

みんながやさしいお顔でいられたら・・・

どんなにすてきだろうって。










すいかをたべたときのように・・・

みんながおひさまみたいにあったかい・・・

そんなお顔でいられたら・・・

どんなにすてきだろうって。









すいかをたべたときのように・・・

みんながかがやいたお顔でいられたら・・・

どんなにすてきだろうって。

(友情出演)

(その日 見守りにきてくださったおうちの方)

(やっほー とびっきりのポーズだぁ!)










すいかをたべたときのように・・・

みんなが安心できるお顔でいられたら・・・

どんなにすてきだろうって。







まずは・・・

そんなお顔でいられる・・・

自分になることからはじめようって。









" すいかをたべたときのように・・・

 みんながとびきりのお顔でいられたら・・・"

    ・・・というお話でした。













ところでね・・・

7月9日(水)の午後。


1年生のおともだちが・・・

ろうかで声をかけてくれたんです。

「校長先生・・・

 おこるとこわい?」って。









びっくりしてたずねたんです。

「え・・・? きみ・・・」

「なんで・・・?」

「どうしてそんなこときくの・・・?」って。


かえってきたんです。

「なんだか・・・

 おこったら ぶちきれそうだから・・・」って。


おともだちのお顔を見つめながら・・・

私は思っていたんです。

" すいか たべなきゃ・・・。"って。