ほんの少しまえのことです。
下校前のテラス。
全校のみんなで・・・
すいかをたべたんです。
灘手地区の方からいただいた・・・
ドラえもんのあたまの大きさくらいありそうな・・・
それはそれはりっぱなそのすいかはね・・・
やっぱり・・・
夏が来たなって感じがして・・・
夏のあじがして・・・
とってもおいしくって・・・
むちゅうになってたべてるみんなはね・・・
やさしくって・・・
おひさまみたいにあったかくって・・・
輝いていて・・・
とっても安心できる・・・
そんなお顔になっていたんです。
こんなふうに・・・
みんなですいかをたべてたら・・・
けんかになんか絶対なんないし・・・
いじわるな気持ちなんて・・・
絶対どこかにとんでっちゃうし・・・
なんなら さっきまで・・・
けんかしていたおともだちとだって・・・
目と目をあわせて・・・
「おいしいね。」って言えちゃうような・・・
そんな気分になったんです。
思っていたんです。
すいかをたべたときのように・・・
みんながやさしいお顔でいられたら・・・
どんなにすてきだろうって。
すいかをたべたときのように・・・
みんながおひさまみたいにあったかい・・・
そんなお顔でいられたら・・・
どんなにすてきだろうって。
すいかをたべたときのように・・・
みんながかがやいたお顔でいられたら・・・
どんなにすてきだろうって。
(友情出演)
(その日 見守りにきてくださったおうちの方)
(やっほー とびっきりのポーズだぁ!)
すいかをたべたときのように・・・
みんなが安心できるお顔でいられたら・・・
どんなにすてきだろうって。
まずは・・・
そんなお顔でいられる・・・
自分になることからはじめようって。
" すいかをたべたときのように・・・
みんながとびきりのお顔でいられたら・・・"
・・・というお話でした。
ところでね・・・
7月9日(水)の午後。
1年生のおともだちが・・・
ろうかで声をかけてくれたんです。
「校長先生・・・
おこるとこわい?」って。
びっくりしてたずねたんです。
「え・・・? きみ・・・」
「なんで・・・?」
「どうしてそんなこときくの・・・?」って。
かえってきたんです。
「なんだか・・・
おこったら ぶちきれそうだから・・・」って。
おともだちのお顔を見つめながら・・・
私は思っていたんです。
" すいか たべなきゃ・・・。"って。