12月19日(金)。
午後の体育館。
1年生のおともだちが・・・
「マット運動あそび」をしていたんです。
見ていてね・・・
びっくりしたんです。
「ゆりかご」をするとね・・・
足が反対側に「にゅー」っとのびて・・・
向こう側に一回転しそうになるんです。
ブリッジをしてトンネルをつくるとね・・・
その中を「はいはい」でくぐっていけるんです。
そのトンネルはね・・・
まるでアルファベットの「O」の字のようで・・・
ちょっとおとなにはまねができそうにないんです。
「おお・・・」と感嘆の声をあげながら・・・
思っていたんです。
" やっぱり・・・
1年生の身体って・・・
こんなにもやわらかいんだな。"って。
そして・・・思うんです。
" 1年生がやわらかいのは・・・
身体だけじゃあないんだ。"って。
なかまを支えようとする手も・・・
みんなでならんで待つ空気も・・・
協力しあって・・・
決して軽くないマットを運ぶために・・・
あわせるこころも・・・
おなじことを考えているのか・・・
思わずがシンクロしちゃう応援のすがたも・・・
みんなみんな やわらかいんだっていうことに・・・
つくづく気がつくんです。
おとなはね・・・
おとなの都合で・・・
このやわらかさを・・・
かっちかちのがんじがらめになんか・・・
しちゃいけないんです。
「どうしてわかんないの・・・?」だとか・・・
「おそすぎ!」だとか・・・
「言ったじゃん・・・!」だとか・・・
そんなことばを投げかけたって・・・
それは・・・
子どもたちの「やわらかさ」を・・・
奪っていくだけにすぎないんです。
ふわふわしたこころで・・・
あたたかなまなざしで・・・
染み込むようなことばで・・・
この「やわらかさ」と「柔軟さ」を・・・
すくすく伸ばしてやればよいんです。
大丈夫。
子どもたちはわかっています。
" ここは真剣に聞くときだな。"ってときを。
" ここは気合いを入れるときだな。"ってときを。
子どもたちは伸びていきます。
すべてを力にかえていく・・・
そんな「やわらかさ」で伸びていくんです。
" 1年生は「やわらかい」・・・ "というお話でした。















