2025年11月5日水曜日

" カメムシのにおいがします。 "というお話

11月5日(水)。

一気に秋が深くなったせいか・・・

カメムシたちが・・・

校舎の中に避難してくるようになりました。


ちょっと香しい空気の中でも・・・

みんなはね・・・

そうじにがんばっているんです。












そうじの時間・・・

おともだちが言ったんです。

「カメムシのにおいがします。」って。








かえしたんです。

「ああ・・・たぶんそれは漢方のにおいです。」って。

(おいおい・・・ほんとうなのか・・・?)











べつの場所でも・・・

おともだちが言ったんです。

「この部屋・・・

 カメムシのにおいがします。」って。









かえしたんです。

「え・・・?

 なんだか・・・『和』の香りがしますね。」って。

(え・・・?カメムシのにおいって和風なのか・・・?)











トイレの床をふいてたおともだちが言ったんです。

「トイレがなんだかカメムシのにおいがします。」って。












かえしたんです。

「カメムシはトイレがきらいなはずなので・・・

 カメムシのにおいではありません。」って。

「べんじょコオロギのにおいかもしれませんね。」って。

(べんじょコオロギのにおいをかいだことあるのか・・・?)

(しかし・・・きみえらいね・・・

 トイレをこんなにもていねいに・・・

 磨いてくれるんだね・・・)










ろうかのゴミを集めていた女の子が・・・

言ったんです。

「ゴミを集めたら・・・

 ちりとりからカメムシのにおいがします。」って。










かえしたんです。

「だいじょうぶです。

 カメムシは300匹集まらないかぎり・・・

 害はありません。」って。








女の子が言ったんです。

「なんだあ・・・

 じゃあもっとゴミを集めてきます。」って。

(きみ・・・そういう問題だったのか・・・?)







這うようにしてろうかをみがいていた・・・

おともだちが口々に言ったんです。

「ろうかのすみっこにカメムシがいるから・・・

 床に顔を近づけると・・・

 カメムシのにおいがします。」って。











かえしたんです。

「安心してください・・・

 夜の間に食べときます。」って。

(よい子はカメムシをたべません)








ほっとしたような顔をして・・・

みんなが言ったんです。

「じゃ いいんじゃないか・・?」って。

(え・・・? なにがいいの・・・?)







そんなみんなのおかげでね・・・

学校は・・・今日もきれい。








蛇口なんかも・・・

ほら。

まぶしいんだから。










まぶしいのはね・・・

校舎だけかと思ったら・・・









午後・・・

おべんきょうしてる・・・

みんなの表情もまぶしかったんです。








みんな・・・

いつもおそうじにがんばっていてえらいね。










" カメムシのにおいがします。 "というお話でした。





ところで・・・

今日のブログ・・・

カメムシって関係あったのか・・・?

まいっか。