2025年11月26日水曜日

" ほんとに食べられそうな・・・ "というお話

11月25日(火)のことです。

1年生の教室。











みんながね・・・

粘土あそびをしていたんです。







つくっているのは・・・

おべんとう。










しかも・・・

においがしてきそうなくらいに・・・

おいしそうなおかずの入ったおべんとう。







(きみらって・・・

 ほんとにおいがすきだよね・・・)







ようすをじいっと見てるとね・・・

みんな夢中になってつくってるから・・・

なんだか・・・

"ほんとに食べられるんじゃないかな・・・"って・・・

そう思えてきてしまったんです。










本人たちにもそう思えてきたのか・・・

ほら・・・やっぱり・・・


かいでる かいでる・・・。








かいでる かいでる・・・。









かいでる かいでる・・・。

(おいおい・・・

 きみの場合・・・まじで食ってないか・・・?)













なっとくなんです。

せっせとつくっているから・・・

においがしてきそうなくらいに・・・

食べられそうなくらいに・・・

力作ぞろいなんです。



いくらのおすしだって・・・

ほら・・・リアル。

(きみ・・・食べてみなよ・・・

 ほんものかもよ・・・

 ぷちって音がするんじゃないか・・・?)








たこの形のウインナーだって・・・

ほら・・・リアル。

(こんなかわいいたこのウインナー・・・

 ここまでかわいいと・・・

 なんだか 食べづらいよね・・・。)









このおともだちが・・・

つくっているのは冷やし中華。









なかなか食べ応えがありそうな太さの麺を・・・

何本も何本もつくっていたんです。

(そうかあ・・・

 1年生にとって冷やし中華の麺は・・・

 こんなかんじなんだぁ・・・。)

(にしても・・・ふとっ!)












そんなことを思いながら・・・

おへやの中をうろうろしているとね・・・

女の子が声をかけてくれたんです。


「めしあがれ。」って。

(きみは・・・

 「めしあがあれ」ってことばを・・・

 つかうことができるんだね。)










こたえたんです。


「おいしそうだね・・・

 じゃあ はじめに・・・

 この手前の冷やし中華を2本いただくね。」って。

(この太さは冷やし中華だって知ってるもん・・・)









かえってきたんです。


「それはおはしです。」って。











いいですか・・・みなさん・・・

この手前にある2本のものは・・・

「おはし」ですよ・・・「おはし」。


この「おはし」を使ってめしあがるんですよ。


" ほんとに食べられそうな・・・

 2本の「おはし」 "というお話でした。










ごちそうさまでした・・・。