11月14日(金)。
2校時の校庭。
2年生がね・・・
体育でてつぼうをしていたんです。
ちょっぴりひんやりとした空気のなかで・・・
ちい~んとつめたいてつぼうをにぎりしめて・・・
みんながね・・・
くるくる くるくると・・・
まわっていたんです。
たのしみながら・・・
回転感覚や逆さま感覚を体得するのに・・・
もってこいのてつぼうで・・・
足かけまわりに・・・
ふとんほし・・・
逆上がりにだって挑戦したんです。
逆さまになってるみんなの顔や・・・
くるっとまわって・・・
もとにもどったみんなの顔は・・・
ふだん教室で見るのとは・・・
ずいぶんちがっていて・・・
私は思っていたんです。
" みんなって・・・
いすにすわっておぎょうぎしているときも・・・
頭をなでながら うんと考えているときも・・・
みんなのまえで 堂々とお話ししてるときも・・・
てつぼうをにぎりしめて・・・
歯をくいしばって・・・
くるくるとまわっているときも・・・
逆さまになって・・・
地球を逆さまに見てるときにも・・・
いつだって・・・
すべてを自分の力にして・・・
伸びていってるんだよね。"って。
" おとなって・・・
「まっすぐに・・・」だとか・・・
「まえに まえに・・・」だとか・・・
「上に 上に・・・」だとかって・・・
よく言うけれど・・・
たまには・・・
くるくるとまわったり・・・
行ったり来たりしながら・・・
なんなら 逆さまになったりしたって・・・
ぜんぜんいいんだよね。"って。
" 2年生・・・
地球をさかさまに見てるときにも・・・
子どもたちは伸びていく。"というお話でした。
くるくる くるくるとまわる・・・
みんなのすがたをしっかりと見つめたあと・・・
まじめなふりをして・・・
校長室でパソコンにむかっていると・・・
校庭から大歓声が聞こえてきたんです。
私はね・・・
にんまりとして思っていたんです。
" だれか・・・
はじめて逆上がりに成功したな・・・"って。















