2025年10月29日水曜日

" 5年生に超能力を見せつけた。 "というお話

10月29日(水)。

5年生の朝の会におじゃましたんです。











「いつか超能力を見せてしんぜよう」っていう・・・

うんとまえにしたお約束を果たすために。












超能力

「絶対にかわすことのできない剣」








どんなにスローモーションで振っても・・・

私の剣はかわせないんです。

だって 超能力だから・・・。

(5年生・・・反応最高。)











超能力

「超高速ジャグリング」









どんなに高速でやってもおっこちないし・・・

最後は見てもいないのに手にとびこんでくる。

これもまた・・・超能力だから・・・。

(というか・・・

 成功するまでやったんだけれど・・・)

(でもまあ・・・やはり反応よし・・・)













超能力

「人間貯金箱」







十円玉・・・五百円玉を・・・

私の身体の中に埋め込んでいく。

(最後には私の全財産までも・・・)


「みなさんの力が必要です。」

「『せいのー』と言ったら・・・

 『えい!』と叫んでください。」という・・・

私のことばに・・・

みんなが「えーい!」と本気で叫び・・・

軽い脳しんとうがおきそうになる。

(「力が必要です」とは言ったものの・・・

 そこまででかい声を出すか・・・?)















超能力

「マッチ棒の吹き飛ばし」








信じられない跳び方でマッチ棒が飛ぶ。

超能力おそるべし・・・。












ほとんどの子の予想は外れ・・・

とんでもなく飛ぶ。


そう。

超能力なんだから。

(「信じられない」といった表情のみんな・・・。)

(「じゃあつぎは・・・教室のかべを・・・

 突き抜けさせてみようか?」って言うと・・・

 「きゃあぁぁ」という悲鳴があがる・・・。)

(あいかわらず反応・・・超よし・・・かわいい)













調子に乗った私は・・・

「なんでこうなるかっていうとね・・・」って・・・

超能力者っぽく・・・

これらの超能力による現象をつかって・・・

5年生に人生論を説く。









「野球だって・・・バスケットボールだって・・・

 サッカーだって・・・剣道だって・・・

 おべんきょうだって・・・

 くらしの中でだって・・・

 みんな努力することってあるよね。」って。









「長く長く努力をしていると・・・

 この努力って実るのかなって・・・

 ちょっと心配になるときってあるよね。」って。










「心配いらないよ・・・

 努力のトンネルが長ければ長いほど・・・

 それが実るときには・・・

 マッチ棒がそうだったように・・・

 『あっ』とおどろくようなことが・・・

 起こるんだよ。」って。

(ここでの反応・・・「中」の「下」・・・

 まあいい・・・覚悟はできていた・・・)








そして 続けたんです。

「校長先生はいつも応援しているよ。」って。

「また・・・

 超能力を見てもらいにこさせてもらうね。」って。

「またお話ししよ。」って。








" 5年生に超能力をご覧いただいた。"というお話でした。






ところで・・・

さっきから気にはなっていたんだけど・・・

この男の子の反応ってものすごいよね。

(きみ・・・ぜったいいい子だよね・・・わかる)