10月23日(木)。
打吹山クロスカントリーをしたんです。
1年生と2年生は・・・
鎮霊(しずみたま)神社コース。
3年生から6年生は打吹山頂上コース。
「爽秋」ということばがぴったりの・・・
秋の打吹山を満喫しながら走ったんです。
スタート前・・・
ハイテンションだった表情は・・・
打吹山で出会うときには真剣そのもので・・・
そのすがたは・・・
ずいぶん崇高なもののように見えたんです。
「いいよ。いい。」
「しんどいね。わかる。」
「きみを見ているよ。」って・・・
声をかける私に・・・
「おはようございます。」
「ありがとうございます。」って・・・
ひーはーひーはーという荒い呼吸の間に・・・
とぎれとぎれの声がかえってきて・・・
その様子に私の胸は熱くなっていたんです。
ぐんぐん走る。
どんどん進む。
おともだちと競り合う。
自分自身と闘う。
どのすがたも・・・
あの暑かった夏を思い出させるような・・・
そんなエネルギーに満ちた・・・
かがやきを放っていたんです。
爽秋の打吹山。
銀杏のびみょーな香りに包まれて・・・
駆け抜けていくみんなのすがたを見つめながら・・・
考えていたんです。
" この子たちのこれから先の人生には・・・
たのしいことばかりじゃあないかもしれない。
きっと苦しいことはある。
悲しいこともある。
逃げ出したいこともある。
途方に暮れることだってある。
あたりまえのようにある。
けれど・・・
この子たちは・・・
そんなことをも含めたすべてのことを・・・
こんなふうに・・・
まえに進むためのエネルギーにかえて・・・
彼ら彼女らの人生を・・・
かがやきながら進んでいくにちがいないんだ。"って。
" 子どもたちってまぶしいな。"って。
" 打吹山クロスカントリーに思う。 "というお話でした。
昨日のこと・・・
高学年のおともだちがひとり・・・
声をかけてくれたんです。
「明日のクロスカントリーつらいです。」って。
かえしたんです。
「だよね。逃げ出したくなるよね。」って。
そしたらね・・・かえってきたんです。
「逃げ出したくないんです・・・
だからつらいんです。」って。
その顔を見つめながら思っていたんです。
" この子はすごい。"って。
応援においでくださったたくさんの皆さま・・・
子どもたちと一緒に走ってくださった・・・
これまたたくさんの皆さま・・・
今日はありがとうございました。












