2025年10月23日木曜日

" 打吹山クロスカントリーに思う。 "というお話

10月23日(木)。

打吹山クロスカントリーをしたんです。











1年生と2年生は・・・

鎮霊(しずみたま)神社コース。


3年生から6年生は打吹山頂上コース。










「爽秋」ということばがぴったりの・・・

秋の打吹山を満喫しながら走ったんです。











スタート前・・・

ハイテンションだった表情は・・・

打吹山で出会うときには真剣そのもので・・・

そのすがたは・・・

ずいぶん崇高なもののように見えたんです。








「いいよ。いい。」

「しんどいね。わかる。」

「きみを見ているよ。」って・・・

声をかける私に・・・








「おはようございます。」

「ありがとうございます。」って・・・

ひーはーひーはーという荒い呼吸の間に・・・

とぎれとぎれの声がかえってきて・・・

その様子に私の胸は熱くなっていたんです。










ぐんぐん走る。









どんどん進む。










おともだちと競り合う。











自分自身と闘う。









どのすがたも・・・

あの暑かった夏を思い出させるような・・・

そんなエネルギーに満ちた・・・

かがやきを放っていたんです。














爽秋の打吹山。

銀杏のびみょーな香りに包まれて・・・

駆け抜けていくみんなのすがたを見つめながら・・・

考えていたんです。










" この子たちのこれから先の人生には・・・

 たのしいことばかりじゃあないかもしれない。

 きっと苦しいことはある。

 悲しいこともある。

 逃げ出したいこともある。

 途方に暮れることだってある。

 あたりまえのようにある。





 

 





 けれど・・・

 この子たちは・・・

 そんなことをも含めたすべてのことを・・・

 こんなふうに・・・

 まえに進むためのエネルギーにかえて・・・

 彼ら彼女らの人生を・・・

 かがやきながら進んでいくにちがいないんだ。"って。









" 子どもたちってまぶしいな。"って。








" 打吹山クロスカントリーに思う。 "というお話でした。







昨日のこと・・・

高学年のおともだちがひとり・・・

声をかけてくれたんです。

「明日のクロスカントリーつらいです。」って。


かえしたんです。

「だよね。逃げ出したくなるよね。」って。


そしたらね・・・かえってきたんです。

「逃げ出したくないんです・・・

 だからつらいんです。」って。







その顔を見つめながら思っていたんです。

" この子はすごい。"って。




応援においでくださったたくさんの皆さま・・・

子どもたちと一緒に走ってくださった・・・

 これまたたくさんの皆さま・・・

今日はありがとうございました。