子どもたちが・・・
きらきらとした日・・・10月16日。
そのすがたはあまりにまぶしすぎて・・・
眼底写真を撮ってもらったあとのように・・・
まだ瞼のうらに残像がある。
(あの青白いまるいやつのことか・・・)
ただ・・・
光はつよければつよいほど・・・
そこにできる影は濃く・・・
その輪郭ははっきりとする。
あの日・・・
スポットライトがあたることのなかった場所。
そこには・・・
あのステージを裏で支える・・・
多くのひとたちがいた。
開演ぎりぎりまで・・・
子どもたちを輝かせるために・・・
打ち合わせをするプロフェッショナル2人。
ステージがひとつ終わるやいなや・・・
つぎのステージを作り上げる・・・
先生たち。
" この人数でやるのか? "って・・・
思ってしまうくらいに人数は少ない。
なんなら・・・
ちょっときびしいときには・・・
どこからだって援軍がとんでくる。
額には汗が玉のように浮かんでいて・・・
その足は止まることがない。
そんな中にあっても・・・
いざステージが始まると・・・
少しは休めばいいのに・・・
小窓から子どもたちを見つめるひとりの先生。
祈るように見つめる。
そのあたたかいまなざしは・・・
ステージに立つ子どもたちに注がれる。
そのすがたにこちらの胸が熱くなる。
その奥では・・・
つぎの動きを周到に打ち合わせ。
わずかであっても時間のロスをつくるまいという・・・
強い意志でつながる先生たち。
打ち合わせどおりに動くための・・・
シミュレーションをしているのだろう。
やはり この先生たちも・・・
子どもたちのステージに・・・
絶えず思いを馳せている。
すべてがおわって・・・
会場をかたづけをお手伝いしてくださる・・・
ボランティアの保護者のみなんさん。
朝の準備でもそうだったように・・・
たくさんの・・・
ほんとうにたくさんの保護者のみなさんが・・・
お力をかしてくださる。
私たち職員が・・・
歯を食いしばっても不可能なほどの作業が・・・
あっという間におわる。
こころの中で ただただ・・・
手を合わせる。
光はつよければつよいほど・・・
そこにできる影は濃く・・・
その輪郭ははっきりとする。
あの日 自分たちが・・・
あんなにまでも輝くことができた・・・
その裏側には・・・
このひとたちの・・・
そんな支えがあったんだということを・・・
子どもたちにも知っていてほしいと思っている。
" 音楽会・・・光と影 "というお話でした。