先週・・・金曜日のことです。
おひるまえの多目的室。
2年生がね・・・
自由研究発表会。
まるでギャラリートークみたいで・・・
発表を聞きながら・・・
みんなが・・・
その研究の主人公になっちゃっていたんです。
その中のひとつ。
研究テーマ・・・
「からだの中の音をきいてみた」。
この研究をしたおともだちがね・・・
からだの中の音をきいてみたんだって。
そのための道具はこれ。
おともだちの音は・・・
「ドッドッドッドッドッドッ・・・」で・・・
お父さんの音は・・・
「ドードードードードードー・・・」で・・・
おともだちとおにいちゃんの音は・・・
いっしょだったみたい。
それを聞いていた何人ものおともだち。
はじまったんです。
「ほんとにからだの中で音がしてるの・・・?」
「きこえるんじゃない・・・?」
「きいたことないよ・・・。」
「じゃ ぼくのおなか使う・・・?」
(おいおい・・・きみ・・・一気だな・・・)
(ていうか・・・
コンプライアンス的にだいじょうぶなのか?)
「ちょっと・・・
みんなしずかにして・・・!」
「からだの中の音がきこえないじゃん!」
(それより きみ・・・
そんなにふかく・・・
耳の穴にホースをつっこんで・・・
だいじょうぶなのか・・・?)
(ま・・・とめはしないけど・・・)
「しぃっ! きこえる!・・・
からだの中の音が。」
「まじできこえるの・・・?」
「順番にきこ。」
「ききたいひと あつまって!」
(そんなにいるのか・・・)
そのあとはね・・・
みんなの感想が飛び交っていたんです。
「びっくりしました。」って。
「からだの中で音がすることをはじめて知りました。」って。
「おなかを出さなくてもきこえたんじゃない?」って。
・・・っというふうにね・・・
この時間の多目的室では・・・
こんな参加型の自由研究発表会が・・・
盛大に開催されていたんです。
私はね・・・
大満足だったんです。
" やっぱり 子どもたちってすごいわ。"って・・・
そう思ったんです。
" 2年生自由研究発表会・・・
みんなで・・・
「からだの中の音をきいてみた」 "というお話でした。
ところでね・・・
参加型の自由研究発表会。
見ていると簡単にできそうだけれど・・・
なかなか・・・
こんなふうにはできないんだなぁ。
そこに・・・
「学びの文化」がなくっちゃね。