9月24日(水)のこと。
倉吉市内の・・・
4年生以上の小学生が・・・
倉吉市営陸上競技場に集まった・・・
児童体育祭。
スタートを待つこの瞬間。
遠くから聞こえる・・・
なかまたちの声援だけが聞こえる。
この瞬間・・・
子どもたちが伸びる音が・・・
聞こえてくるような気がする。
号砲を待つ。
一切の音と・・・
一切の景色が・・・
失われたようなこの瞬間。
この瞬間・・・
子どもたちが伸びる音が・・・
聞こえてくるような気がする。
持久走。
一秒が・・・
10mが・・・
こんなにも長く感じられるのかって・・・
思うくらいの世界で・・・自分との勝負。
自分自身と闘うこの瞬間。
この瞬間・・・
子どもたちが伸びる音が・・・
聞こえてくるような気がする。
そして・・・
応援のテント。
なかまを見つめるこの瞬間。
なかまのために・・・祈る。
なかまを見つめて・・・息をのむ。
なかまにむけて・・・
声のかぎりにエールを送る。
この瞬間・・・
子どもたちが伸びる音が・・・
聞こえてくるような気がする。
昨日・・・
9月24日。
すべての子どもたちが・・・
その刹那刹那に・・・
伸びる音が聞こえたんです。
" 児童体育祭・・・この瞬間にも伸びる "
・・・というお話でした。
午後。
バックストレート奥の斜面。
まだ児童体育祭に出場しない・・・
ちっちゃな学年のおともだち。
行列をつくって応援にかけつける。
遠くから・・・
ほんとうに遠くから・・・
けれど・・・
とっても熱い・・・
眼差しと声援とを送る。
この瞬間にもね・・・
子どもたちが伸びる音が・・・
私には・・・
まちがいなく聞こえたんです。