2025年9月11日木曜日

" 「見ごたえ」と「聞きごたえ」 "というお話

9月11日(木)

午前の多目的室。

4年生から6年生の自由研究発表会。











さすがに・・・

上学年ともなると高度で・・・

なかなか・・・

「見ごたえ」と「聞きごたえ」があったんです。












■4年生

「大ピンチ!!」

 ~ケチャップを落とせ大作戦~









Tシャツについてしまった・・・

ケチャップを落とすために・・・

おうちにあるものの中で・・・

最もきれいに落とせたのは・・・

昔ながらの定番石鹸。

モウ やっぱりすごい。


そして・・・

研究の動機となったエピソード・・・

ケチャップでよごれたTシャツを見たときの・・・

お母さんの顔が・・・

なんだか・・・似てる・・・。

(お母さん・・・おこらないでください・・・)











■5年生

「蒸留で真水をつくる」










液体を加熱して蒸発させ・・・

それを冷やしてまた液体にもどすという・・・

「蒸留法」をつかって・・・

塩水やコーヒー・・・

野菜ジュースなどから真水を得る。


サバイバルというか・・・

災害時の活用など 応用分野はかなり広そう。










■5年生

「津波は本当に恐ろしいのか?」

 ~津波の正体を解き明かす~










津波の速さと高さについて・・・

自身も実験をくりかえし・・・


まさに「解き明かした」ことをとおして・・・

みんなにその恐ろしさを伝える。

そのメッセージは・・・

実に模造紙で圧巻の8枚。












■6年生

「月の光のスペクトルを観察しよう」

 ~太陽の光と比較してみる!~










5年生のときにおこなった自由研究・・・

「光の素となるものを可視化しよう」の・・・

続編となるこの研究は・・・

手作りの望遠鏡を用いて月の光を記録し・・・

太陽のスペクトルと比較するという観察から・・・

月の光は太陽の反射光であることを証明するという・・・

壮大な結論に至る。










■6年生

「砂地や公園の土で野菜は育つのか?」

 ~SDGsの視点から~










鳥取県の名産である・・・

長いもやらっきょうが・・・

砂地で栽培されていることから発想し・・・

野菜を実験栽培するだけでなく・・・

世界の食料問題・・・

ひいては環境問題解決の糸口を見いだす。











というふうに・・・

5つの発表もおどろきの内容だったのだけれど・・・

もうひとつおどろかされたのは・・・


発表がおわるたびに・・・

こんなにもたくさんのみんなが立ち上がって・・・

その内容にまけないくらいの感想を発表したこと。









みんながどれだけ真剣に・・・

発表を聞いていたのかがよくわかる。








発表したひとも・・・

それを聞いたひとも・・・

そして・・・

その感想を発表したひとも・・・

みんなふくめて・・・

「見ごたえ」も「聞きごたえ」もある・・・

そんな60分間だった。









" 「見ごたえ」と「聞きごたえ」 "というお話でした。







途中・・・5分間の休憩時間。

けっこうなざわめきの中・・・

出番をひかえ・・・

こんなふうに集中する誠実なすがたに・・・

私はこころを打たれる。