2025年6月12日木曜日

" シリーズ修学旅行 最終回「興奮そして余韻」 "というお話

「シリーズ修学旅行」・・・

最終回の今回は・・・

" その4「興奮そして余韻」"。










修学旅行第2日目。

最終目的地は・・・

待ちに待った「みろくの里」。


みんなね・・・

お昼ご飯を食べ終わるやいなや・・・

ダービーで・・・

ゲートが開いたときのお馬さんのように・・・

飛び出していったんです。








興奮の時間だったんです。









絶叫系・・・

ジェットコースターに・・・

バイキング・・・









ほのぼの系・・・

コーヒーカップに・・・

回転ブランコ・・・







ゆめのような空間で・・・

ゆめの中のような時間がながれ・・・








みんなは・・・

その世界にとけこんじゃっていて・・・








そして みんなには・・・

そんな世界がとってもよくにあっていて・・・








「みろくの里」は・・・

いつまでも見ていたいような・・・

みんなのとびきりの表情であふれていたんです。














そんな時間もおわって・・・

いよいよ帰路。








お祭りのあとには いつだって・・・

たのしかった分とおなじ大きさのさみしさが・・・

セットでやってくるものです。









修学旅行もしかり。


ちょっぴりのつかれと・・・

おっきなさみしさとが・・・

入り混じったバスの中・・・

そんなほろ苦い時間でさえも・・・

思い出にかわっていきそうな気がしたんです。









修学旅行・・・

帰りのバスの中と言えば・・・

いびきが聞こえてきそうなくらいに・・・

寝入ってしまったみんなを見下ろすように・・・

DVDのアニメが・・・

むなしく流れているのがお約束の光景。








ところがね・・・

6年生のみんなはちがっていたんです。


アニメを満喫してしまうどころか・・・

そうじゃないときには・・・

ずっとうたを・・・

みんなでうたっていたんです。








ずうっとです。

ほんとずうぅっと。


一曲うたいおわると・・・

必ずだれかが・・・

つぎにうたううたを提案して・・・

その大合唱はおわることがなくって・・・








その光景は まるで・・・

おわりつつある修学旅行を・・・

「最後の最後まで・・・

 みんなで味わいたいんだ」って・・・

ひとり残らず そう思っているみたいだったんです。










最後の曲はね・・・

この日がお誕生日だったおとこのこために・・・

みんなで「ハッピーバースデー」の大合唱。


バスの中にね・・・

この日一番あたたかで・・・

おだやかな時間が流れていて・・・









みんなでね・・・

旅の余韻にひたっていることが・・・

手にとるように伝わってきたんです。







学校に到着してからの解団式。

横山先生がみんなにお話ししたんです。









「修学旅行からは帰ってきたけれど・・・

 この修学旅行で学んだことや感じたこと・・・

 感謝したことや・・・

 思いやりを持つことができたたこと・・・

 そんなすべてのことを・・・

 生かしていくことができるのは・・・

 これからの生活のなかだんだよね。」って。









私は思っていたんです。

" そんなふうに考えると・・・

 みんなの修学旅行は・・・

 まだまだ続くんだよね。"って。










" シリーズ修学旅行・・・

 最終回は・・・

 その4「興奮そして余韻」 "というお話でした。












4回にわたってお届けしてきた・・・

「シリーズ修学旅行」。

ナビゲーターをした緑色のリュックは・・・

私が30年間 愛用してきた・・・

お気に入りのリュックなのでした。

(ほんとだよ。)

(・・・っていうか このリュック・・・

 ナビゲーターだったのか・・・)