2025年5月14日水曜日

" エネルギーは果てしなく・・・"というお話

5月14日(水)。

3校時に全校のみんなでやった・・・

運動会の全体練習。












気温が25℃をこえようとする・・・

そんな中にあっても・・・

みんなのすがたは・・・

やっぱり誠実だったんです。









誠実・・・。


記憶がね・・・すうっと・・・

二日前の夕方に巻きもどされたんです。


全校のみんなが帰った午後3時すぎの教室。

先生たちみんなでやったんです。

道徳の模擬授業。










道徳のことについて・・・

むずかしい言葉で議論をする日も・・・

当然あるけれど・・・

この日は・・・模擬授業。







先生役の先生と・・・

子ども役の先生とを役割分担して・・・

本番さながらの授業をする・・・模擬授業。








先生役は江谷先生。

子ども役は他のみんな。











江谷先生がたずねたんです。

「ユウコちゃんって・・・

 やさしい子なのかなぁ・・・?」って。








子ども役の先生たちが口々にこたえたんです。

(半分子どもみたいで・・・

 半分おとなみたいな顔をして・・・)


「やさしくないって思う。」って。

「だって・・・ハルカさんに・・・

 さみしい思いをさせちゃうから。」って。


「やさしいんだと思う。」って。

「ハルカさんがいつまでも・・・

 ユウコさんにたよっちゃうから・・・。」って。


「ハルカさんにとって・・・

 どうすることがよかったんだろ・・・」って。








話し合いだってほら。

子どもたちみたいに本気の本気。









真剣です。真剣。

なり切っちゃってるなんて・・・

そんなもんじゃあなくって・・・







なってるんだから・・・子どもに。

顔がおとななだけで・・・

頭と思考は子どもに。







そこにはね・・・

照れやごまかしなんて・・・

ほんのちょびっとたりとも存在しなくって・・・

みんながね・・・とっても誠実だったんです。







私は そんな先生たちをね・・・

ちょっとまぶしい気持ちで見つめながら・・・

思っていたんです。








" 連日の運動会練習で・・・

 頭の中が運動会一色になっちゃいそうな・・・

 そんな毎日の中にあって・・・

 45分の道徳の授業について・・・

 みんなでおべんきょうしてくれるんだね。"って。


" みんな・・・きっと・・・

 エネルギーのチャンネルを・・・

 いくつも いくつも持っているんだね。"って。


" そして・・・

 それもこれもみんな・・・

 「子どもたちのために・・・」って・・・

 そう思うからこそ・・・

 果てしなくエネルギーがわいてくるんだね。"って。







なんだかね・・・

私はそんな先生たちのことが・・・

子どもたちとおなじくらいに・・・

大切だなって感じられたんです。








" 模擬授業・・・

 先生たちのエネルギーは果てしなく "というお話でした。





この日・・・

みんなで誠実に考えぬいた道徳の授業。

実際に・・・子どもたちがやるのは半月後。


そのときがね・・・

今からとってもたのしみなんです。

(模擬授業がおわってから・・・

 職員室に帰んないで・・・

 いつまでも いつまでもお話ししてる・・・)

(おーい・・・夜がきちゃうよー)