5月14日(水)。
3校時に全校のみんなでやった・・・
運動会の全体練習。
気温が25℃をこえようとする・・・
そんな中にあっても・・・
みんなのすがたは・・・
やっぱり誠実だったんです。
誠実・・・。
記憶がね・・・すうっと・・・
二日前の夕方に巻きもどされたんです。
全校のみんなが帰った午後3時すぎの教室。
先生たちみんなでやったんです。
道徳の模擬授業。
道徳のことについて・・・
むずかしい言葉で議論をする日も・・・
当然あるけれど・・・
この日は・・・模擬授業。
先生役の先生と・・・
子ども役の先生とを役割分担して・・・
本番さながらの授業をする・・・模擬授業。
先生役は江谷先生。
子ども役は他のみんな。
江谷先生がたずねたんです。
「ユウコちゃんって・・・
やさしい子なのかなぁ・・・?」って。
子ども役の先生たちが口々にこたえたんです。
(半分子どもみたいで・・・
半分おとなみたいな顔をして・・・)
「やさしくないって思う。」って。
「だって・・・ハルカさんに・・・
さみしい思いをさせちゃうから。」って。
「やさしいんだと思う。」って。
「ハルカさんがいつまでも・・・
ユウコさんにたよっちゃうから・・・。」って。
「ハルカさんにとって・・・
どうすることがよかったんだろ・・・」って。
話し合いだってほら。
子どもたちみたいに本気の本気。
真剣です。真剣。
なり切っちゃってるなんて・・・
そんなもんじゃあなくって・・・
なってるんだから・・・子どもに。
顔がおとななだけで・・・
頭と思考は子どもに。
そこにはね・・・
照れやごまかしなんて・・・
ほんのちょびっとたりとも存在しなくって・・・
みんながね・・・とっても誠実だったんです。
私は そんな先生たちをね・・・
ちょっとまぶしい気持ちで見つめながら・・・
思っていたんです。
" 連日の運動会練習で・・・
頭の中が運動会一色になっちゃいそうな・・・
そんな毎日の中にあって・・・
45分の道徳の授業について・・・
みんなでおべんきょうしてくれるんだね。"って。
" みんな・・・きっと・・・
エネルギーのチャンネルを・・・
いくつも いくつも持っているんだね。"って。
" そして・・・
それもこれもみんな・・・
「子どもたちのために・・・」って・・・
そう思うからこそ・・・
果てしなくエネルギーがわいてくるんだね。"って。
なんだかね・・・
私はそんな先生たちのことが・・・
子どもたちとおなじくらいに・・・
大切だなって感じられたんです。
" 模擬授業・・・
先生たちのエネルギーは果てしなく "というお話でした。
この日・・・
みんなで誠実に考えぬいた道徳の授業。
実際に・・・子どもたちがやるのは半月後。
そのときがね・・・
今からとってもたのしみなんです。
(模擬授業がおわってから・・・
職員室に帰んないで・・・
いつまでも いつまでもお話ししてる・・・)
(おーい・・・夜がきちゃうよー)