2025年5月1日木曜日

" 全校遠足 打吹山で・・・ "というお話

5月1日(木)。

今日は全校遠足の日。











朝8時30分。

なかよし班のなかまで・・・

打吹山の頂上をめざす。








途中に立ちはだかる・・・

数々の難問奇問のクイズが・・・

みんなを待ち受ける。








道々・・・

新緑の香りのする風が・・・

みんなを迎える。








頂上。

なかよし班ごとに・・・

海に向かって校歌を力のかぎりに歌う。

(どうやら・・・これも得点になるらしい。)









あちこちから聞こえる声に気がつく。

「やっほー」「やっほー」

「やっほー」「やっほー」「やっほー」と。


これはこだまではない。

この山のあちこちで・・・

全校のみんなが叫んでいるのだ。

約束したわけでもないのに「やっほー」と。

(なぜか子どもは山に行くと・・・

 「やっほー」と叫びたがる・・・

 いいんだけど。)









打吹公園に下りつくと・・・

これまた力いっぱいにあそぶ。

打吹山の頂上に登って下りてきたばかりとは・・・

到底思えない。











そんなみんなの・・・

果てしないエネルギーを・・・

目の当たりにしながら思い出していた。






この日見た・・・

やさしさに満ち溢れたシーンを。


登りの道。

にぎりしめる。







途中・・・

汗を流しながら・・・

それでも1年生のリュックを持つ。









1年生の・・・

ぶらんこを押してあげる。








なにかお話ししてる。

すっかりなかよし。







1年生。

6年生の髪の毛についた・・・

花びらをとってあげてる。









1年生が敷き物をたたむのを・・・

かいがいしくお手伝いする。








こっちでもお手伝いする。











そして 振り返る・・・

かたや私・・・。


登りの道を・・・

手をつないで歩いた女の子が・・・

私にたずねる。

「校長先生・・・おやつ持ってきた?」って。








すかさずかえす。

「校長先生はね・・・

 おやつがないんだ・・・。」って。

「でもだいじょうぶ。

 木の葉っぱでもたべようと思ってる。」って。

(女の子の目に微妙な色がにじむ・・・)



打吹公園でのおやつの時間。

その女の子からもらったゼリーを食べながら・・・

思っていた。










" どうして私は・・・

 「葉っぱをたべるからいいんだぁ」なんて・・・

 そんなことをいってしまうんだろう・・・?"って。

(もしかしたら私は・・・

 究極の「かまってちゃん」なのかもしれない・・・)








そのほかにも・・・

貴重だったはずのおやつをわけてくれた・・・

たくさんのおともだち・・・

ほんとありがとう。

おいしかったよ。

(なぜか「あたりめ」もあったね・・・)


 " 全校遠足 打吹山で・・・

 たくさんの・・・

 すてきなシーンに出会った。"というお話でした。