2025年4月18日金曜日

" むちゅうの顔に・・・ "というお話

4月18日(金)午後。










1階のろうかをあるいているとね・・・

1年生の教室の方から・・・

図書館の井上千佳先生の声が・・・

聞こえてきたんです。







おじゃまをしてみるとね・・・

やっていたんです。

読み聞かせ。









「がっこうだって どきどきしてる」の・・・

読み聞かせ。











1年生のおともだちはというと・・・

ほら。

むちゅうになってる。








ほらほら。

むちゅうになってる。








ちっちゃな学年のおともだちはね・・・

むちゅうになると・・・

だいたい手がうごいちゃうんです。








まあ・・・

だいたいの場合 なぜかその手は・・・

くちの方につかづいていくんです。








いいと思うんです。とっても。

合図なんです。

" むちゅうになってます。"っていう・・・

そんな合図です。








ほら。

むちゅうになってます。








ほらほら。

ここまでくると・・・

ものすごーく・・・

むちゅうになってます。

大技・・・「むちゅうのダブル」です。










そしてね・・・

このおともだち。


手はうごかなかったんだけど・・・

むちゅうになって・・・

目がきらきらしちゃったものだから・・・

そのひとみの真ん中に・・・

読み聞かせをしてる・・・

井上千佳先生が映っていたんです。

(ほんとだよ。 見える? 見える?)

(ホワイトボードの前に立ってる・・・

 井上千佳先生が・・・。)











気がつくと私はね・・・

むちゅうになってる1年生のおともだちの・・・

そのすがたにむちゅうになっていたんです。









" むちゅうの顔にむちゅう・・・ "というお話でした。






ところでね・・・

読み聞かせがおわって・・・

井上千佳先生が教室をあとにしたそのあと・・・

だれかが言ったんです。

「校長先生は読んでくれないんですか?」って。








とっさにこたえたんです。

「へっ・・・いいの?」って。

(というか・・・

 私が校長先生だってこと・・・

 いつのまにわかったの・・・?)








かえってきたんです。

「いいですよ。」って。

「いいよ いいよ。」って。


るんるんの気分だったんです。

きまりだな。たのしみだな。いくからね。

「おさるのジョージ・・・

 としょかんへいく」を読もうかな。










(そのとき・・・

 ジョージくんについてきてもらおっかな。)