4月18日(金)午後。
1階のろうかをあるいているとね・・・
1年生の教室の方から・・・
図書館の井上千佳先生の声が・・・
聞こえてきたんです。
おじゃまをしてみるとね・・・
やっていたんです。
読み聞かせ。
「がっこうだって どきどきしてる」の・・・
読み聞かせ。
1年生のおともだちはというと・・・
ほら。
むちゅうになってる。
ほらほら。
むちゅうになってる。
ちっちゃな学年のおともだちはね・・・
むちゅうになると・・・
だいたい手がうごいちゃうんです。
まあ・・・
だいたいの場合 なぜかその手は・・・
くちの方につかづいていくんです。
いいと思うんです。とっても。
合図なんです。
" むちゅうになってます。"っていう・・・
そんな合図です。
ほら。
むちゅうになってます。
ほらほら。
ここまでくると・・・
ものすごーく・・・
むちゅうになってます。
大技・・・「むちゅうのダブル」です。
そしてね・・・
このおともだち。
手はうごかなかったんだけど・・・
むちゅうになって・・・
目がきらきらしちゃったものだから・・・
そのひとみの真ん中に・・・
読み聞かせをしてる・・・
井上千佳先生が映っていたんです。
(ほんとだよ。 見える? 見える?)
(ホワイトボードの前に立ってる・・・
井上千佳先生が・・・。)
気がつくと私はね・・・
むちゅうになってる1年生のおともだちの・・・
そのすがたにむちゅうになっていたんです。
" むちゅうの顔にむちゅう・・・ "というお話でした。
ところでね・・・
読み聞かせがおわって・・・
井上千佳先生が教室をあとにしたそのあと・・・
だれかが言ったんです。
「校長先生は読んでくれないんですか?」って。
とっさにこたえたんです。
「へっ・・・いいの?」って。
(というか・・・
私が校長先生だってこと・・・
いつのまにわかったの・・・?)
かえってきたんです。
「いいですよ。」って。
「いいよ いいよ。」って。
るんるんの気分だったんです。
きまりだな。たのしみだな。いくからね。
「おさるのジョージ・・・
としょかんへいく」を読もうかな。
ジョージくんについてきてもらおっかな。)