2025年4月17日木曜日

" 全国学力・学習状況調査で・・・ "というお話

4月17日(木) 午前。


「しーん」という音と・・・

かりかり かりかりという・・・

えんぴつの走る音しか聞こえない・・・

6年生の教室。









行われているのは・・・

「全国学力・学習状況調査」。

静寂の中で・・・

6年生の真剣な目が問題を追う。








その光景を・・・

じいっと眺めながら・・・

ずうっと考えていたんです。










今このとき・・・

全国の小学6年生が・・・

おなじ問題に挑戦している。






彼ら彼女らは・・・

ライバルでもなければ・・・

まして 敵なんかじゃあない。







このテストが語ろうとする・・・

子どもたちにとって必要な力・・・







それは・・・

「問題を解いて正解を出す力」・・・

それだけじゃあない。






獲得した知識や思考力・・・

 判断力や表現力・・・

そんな力のすべてを・・・

生活の中や社会の中で・・・

生かすことができる力なのだということが・・・

問題から見て取れる。










今・・・

このテストで・・・

子どもたちにこうした力を・・・

身につけてほしいといった・・・

メッセージが送られているのは・・・

思い付きなんかじゃあない。






子どもたちが・・・

やがて飛び出すこの社会を生き抜くために・・・

いいや・・・

社会を創出していくために・・・

必要な力を示してくれているのだと思う。






ここまで考えてくると・・・

ひとつの想いにたどりつく。


" この瞬間・・・

 おなじ問題に挑戦している・・・

 全国の小学6年生・・・


 今は離れ離れで

 それぞれのふるさとで生活しているけれど・・・

 今は顔も名前も知らないけれど・・・

 やがてくる未来を・・・

 まちがいなくやってくる明るい未来を・・・

 ともに創り出していく「なかま」なのだ。"と。










そして私たち教師も・・・

絶えず考えよう。

絶えず検証と改善とをくりかえそう。


彼ら彼女らに・・・

そのための たのもしいまでの底力を・・・

しっかりと身につけさせてやるために。


そして・・・

そのための「学び」が・・・

どのようなものであるべきなのかを・・・

追求し続けるために。







もう目の前にまでやってきている未来は・・・

すでにこの子たちに託されているのだから。








" 全国学力・学習状況調査で・・・

 打吹小学校の6年生が・・・

 全国の小学6年生といっしょに・・・

 未来を創出していくことを・・・

 誓い合った。 "というお話でした。









「しーん」という音に包まれた・・・

  全国の6年生の教室。


そこでエネルギッシュに躍動したもの・・・

それは・・・

のうみそだったにちがいないんです。

(のびた のびたあー)

(わかる わかるうー)






みんな・・・ほんとおつかれさま。


しゅっぽーん!