2025年3月26日水曜日

" 伯桜鵬がやってきた! "というお話

3月26日(水)。

春休み2日目。

伯桜鵬がやってきてくれたんです。

打吹小学校に。










このあたりで・・・

いつも一番に咲く桜の花が・・・

今朝・・・

笑うように咲いたんです。






きっと・・・

伯桜鵬がきてくれるのを待って・・・

今朝咲いたんだって思ったんです。








私たちのまちの・・・

私たちのたからものの・・・

伯桜鵬が。







ふるさとのまちを大切に思い・・・

ふるさとのまちをたからものだと思ってる・・・

伯桜鵬が。












午後。

職員室の先生たちが・・・

パソコンにむかっているように見えて・・・

実はなんだか・・・目が泳ぎはじめてるなか・・・

いよいよ そのときがやってきたんです。

じゃあ~ん!

(おっき!!)










校長室におまねきして・・・

ソファに座ってもらったんです。


ふだんおっきなソファがね・・・

赤ちゃん用のいすみたいに見えたんです。









「ちょっと腕見せてもらえる・・・。」って・・・

そうおねがいして見せてもらったその腕は・・・

太ももかと思うくらいにたくましかったんです。








聞かせてもらったお話は・・・

土俵に上がる前から・・・

とっくにはじまっている・・・

自分との勝負。


土俵から見える景色と・・・

炎のように熱い闘志。








大相撲という過酷な世界にあっても・・・

その土台は・・・

日常の中でこそ創り上げられるのだという・・・

本物としての・・・とても高い意識。


そして・・・

いつも声援を送ってくれる・・・

地域のみなさんや・・・

打吹小学校の子どもたちへの感謝。









時間がね・・・

跳ぶように流れていくなかで・・・

私は思っていたんです。

" もう少し・・・

 ほんのもう少しでいいから・・・

 時間がゆっくりと流れてくれないかな。"って。











途中でね・・・

私はふたりの先生を校長室に呼んだんです。

江谷先生と大西先生。








このふたりは伯桜鵬の元担任。

打吹小学校にはね・・・

伯桜鵬の担任だった先生が・・・

ふたりもいるんです。

(それとはべつに・・・

 教務主任だった先生もひとりいるんです。)

(それは・・・私なのだけれど・・・。)










とてもとてもよい時間がながれて・・・

いよいよお見送りする前。

先生たちみんなとね・・・

記念写真を撮ってもらったんです。


みんなね・・・

伯桜鵬にちかづきたくって・・・

おしくらまんじゅう状態になっちゃったんです。









そして・・・いよいよ・・・

かっしゃーん!


おしくらまんじゅうの末に・・・

おぎょうぎよく並んだ先生たちの顔がね・・・

おもちゃのようにちっちゃく見えて・・・

そして・・・

とてもしあわせそうに見えたんです。









そのあと・・・

お見送りまでの時間を過ごす・・・

伯桜鵬と先生たちを見ながら・・・

思っていたんです。


" やっぱり・・・

 ほんとうの強さを持ったひとというのは・・・

 伯桜鵬のように・・・ 

 ほんとうのやさしさをも持っているんだ。"って。









" 桜の咲いた日に・・・

 伯桜鵬がやってきた! "というお話でした。




伯桜鵬関 今日は本当にありがとうございました。


ところでね・・・

校長室のテーブルに・・・

サインをしてもらったんだあ。









見に来てね。

でも・・・さわっちゃだめだよ。


*ここにある写真はすべて伯桜鵬関ご本人の了解を得ています。