2025年3月13日木曜日

" 27名の卒業生のみなさんへ "というお話

3月13日。

いよいよ明日・・・14日は卒業式。


27名の卒業生のみなさんへ


3月11日(火)のことを覚えていますか?

卒業式の通しの練習をしましたね。









卒業式の当日は・・・

私には・・・

みなさんとお話しする時間はないから・・・

証書をわたすとき・・・

みなさんに話しかけてしまいました。










私にとってそれは・・・

とても大切な時間となりました。

あの時間を・・・

大切にこころにしまっておこうと思います。







さて 今日私には・・・

明日おわかれするみなさんへ・・・

伝えたいことがあるんです。











この写真を見てください。

横山先生、井川先生のあの日の姿です。









いつもみなさんと向き合ってきたこの二人の・・・

ちょっと心細そうで・・・

けれど こんなにも凛とした背中を・・・

まじまじと見たことがあるでしょうか。

      ・・・きっとないですよね。


この姿は・・・

みなさんの担任として・・・

「いよいよ自分の手元から・・・

 巣立っていくんだ。」っていう・・・

       ・・・そんなさみしさと・・・

「がんばれ、本番も胸を張ってね。

 これからも応援しているよ。」っていう・・・

   二人の心配にも似た応援の気持ちが・・・

            そうさせているんです。








そこで・・・お願いです。

そんな二人の気持ちを・・・

みなさん一人一人の懐にたずさえて・・・

明日を迎えてください。









もしも勇気が出たら・・・

人生最高の返事と・・・

人生最高の姿勢と・・・

人生最高のおじぎと礼と・・・

このなかまでうたう・・・

人生最高の歌を・・・







私はね・・・

そうしたすがたこそが・・・

最高の恩返しであり・・・

最高の贈りものなんだと想っています。






そして・・・

どうぞ明日は・・・

打吹小学校の誇る第2回目の卒業生として・・・

堂々と胸を張って 卒業していってください。








でね・・・

この気持ちは・・・

二人の担任の先生だけじゃあなくって・・・

打吹小学校すべての先生の・・・

気持ちなのだということも・・・

知っていてください。








私たちは・・・

いつも・・・いつまでも・・・

みなさんの応援をしています。








人生ってね・・・

大成功ばかりじゃなくったってよいんです。

大失敗だってあってよいんです。






" 27名の卒業生のみなさんへ "というお話でした。









ではみなさん・・・

明日お会いするとき・・・

みなさんは主役です。








私は明日・・・

最高の敬意をもって・・・

みなさんを迎えたいと思っています。

ほんとうにありがとうございました。

みなさんは私の自慢の6年生でした。




   




ご卒業にそえて

     打吹小学校 校長 山名 毅