2025年3月12日水曜日

" 子どもたちの「育ち」に区切りはない "というお話

3月12日(水)。

朝・・・

この2・3日のことを・・・

ふりかえっていたんです。








今ではすっかりおともだちになった・・・

「かーくん」と「もーくん」を眺めながら。

(「かーくん」と「もーくん」は・・・

 そうは思っていないかもしれないけれど・・・)









ついこの前の・・・

2年生の教室。







「学級力会議」。

みんながね・・・

さらによい学級にするために・・・

なにが必要なのかを考えていたんです。







ホワイトボードには・・・

「画竜点睛」の文字。









一生けんめいに考えるだけでなく・・・

発表もバンバンと手があがっちゃって・・・







それどころか・・・

司会も進行も・・・

自分たちでやっちゃっていたんです。






そしてね・・・

出された意見の中から・・・

決まったがんばり目標は・・・

「やさしくちゅうい(あったかことばで)」。

「1回できく」。

「だれにでも同じようにする」。

「みんながはこぶ、くばる」。








" いいぞ いいぞ・・・"って・・・

にんまりしながら思っていたんです。










3年生。

教室のまえにあるぞうきんかけ。

(今もなお お店屋さんの売りもののように美しい。)







4年生。

3月の学級の目標・・・

「てっぺんを目指そう」。

(今なお・・・向上をめざしている。)









6年生。

(やがて巣立っていく学校に・・・

 「もの」と「こころ」とを・・・

 残そうとしている。)


教室の隅から隅まで・・・

台や棚の角という角まで・・・

後輩たちに贈る引き出しの・・・

・・・こまかな傷汚れまで・・・

こころを込めて磨き上げていたんです。






この教室・・・

この給食台・・・

このロッカー・・・

この引き出し・・・

すべてのものが・・・

私には新品よりも・・・

絶対に価値あるものであるように・・・

そう感じられたんです。










私は思っていたんです。

" たのもしいな・・・。"って。

今年度の登校が・・・

のこり10回を切ったみんなが・・・

卒業直前の6年生が・・・

最後の最後まで伸びきろうとする姿勢に・・・

こころから感服したんでです。





私たちおとなは・・・

知らなければならないんだって思うんです。






子どもたちの「育ち」対して・・・

「ま、これくらいでいっか。」って・・・

そんな妥協をすることは・・・

子どもたちに対して・・・

礼を欠いていることなんだって思うんです。








子どもたちは伸び続ける存在なのです。

便宜上の区切りを設定して・・・

ゴールさせてしまうのは・・・

あるいは・・・

限界を設定してしまうのは・・・

いつもおとななんだって思います。








まだまだ伸ばすチャンスはあるはずです。

伸ばさなければならないのだと思っています。

子どもたちへ・・・

どうぞ遠慮なく伸びきってください。








打吹小学校は・・・

そんなみんなを支えきる・・・

そんなみんなを伸ばしきる・・・

学校であるために努力しつづけます。









" 子どもたちの「育ち」に区切りはない "

     ・・・というお話でした。




ところで・・・

6年生や横山先生がかぶっている・・・

「アメリカ横断ウルトラクイズ」みたいな・・・

あの帽子・・・いったい何なんだろ・・・?

ま いっか・・・