3月12日(水)。
朝・・・
この2・3日のことを・・・
ふりかえっていたんです。
今ではすっかりおともだちになった・・・
「かーくん」と「もーくん」を眺めながら。
(「かーくん」と「もーくん」は・・・
そうは思っていないかもしれないけれど・・・)
ついこの前の・・・
2年生の教室。
「学級力会議」。
みんながね・・・
さらによい学級にするために・・・
なにが必要なのかを考えていたんです。
ホワイトボードには・・・
「画竜点睛」の文字。
一生けんめいに考えるだけでなく・・・
発表もバンバンと手があがっちゃって・・・
それどころか・・・
司会も進行も・・・
自分たちでやっちゃっていたんです。
そしてね・・・
出された意見の中から・・・
決まったがんばり目標は・・・
「やさしくちゅうい(あったかことばで)」。
「1回できく」。
「だれにでも同じようにする」。
「みんながはこぶ、くばる」。
" いいぞ いいぞ・・・"って・・・
にんまりしながら思っていたんです。
3年生。
教室のまえにあるぞうきんかけ。
(今もなお お店屋さんの売りもののように美しい。)
4年生。
3月の学級の目標・・・
「てっぺんを目指そう」。
(今なお・・・向上をめざしている。)
6年生。
(やがて巣立っていく学校に・・・
「もの」と「こころ」とを・・・
残そうとしている。)
教室の隅から隅まで・・・
台や棚の角という角まで・・・
後輩たちに贈る引き出しの・・・
・・・こまかな傷汚れまで・・・
こころを込めて磨き上げていたんです。
この教室・・・
この給食台・・・
このロッカー・・・
この引き出し・・・
すべてのものが・・・
私には新品よりも・・・
絶対に価値あるものであるように・・・
そう感じられたんです。
私は思っていたんです。
" たのもしいな・・・。"って。
今年度の登校が・・・
のこり10回を切ったみんなが・・・
卒業直前の6年生が・・・
最後の最後まで伸びきろうとする姿勢に・・・
こころから感服したんでです。
私たちおとなは・・・
知らなければならないんだって思うんです。
子どもたちの「育ち」対して・・・
「ま、これくらいでいっか。」って・・・
そんな妥協をすることは・・・
子どもたちに対して・・・
礼を欠いていることなんだって思うんです。
子どもたちは伸び続ける存在なのです。
便宜上の区切りを設定して・・・
ゴールさせてしまうのは・・・
あるいは・・・
限界を設定してしまうのは・・・
いつもおとななんだって思います。
まだまだ伸ばすチャンスはあるはずです。
伸ばさなければならないのだと思っています。
子どもたちへ・・・
どうぞ遠慮なく伸びきってください。
打吹小学校は・・・
そんなみんなを支えきる・・・
そんなみんなを伸ばしきる・・・
学校であるために努力しつづけます。
" 子どもたちの「育ち」に区切りはない "
・・・というお話でした。
ところで・・・
6年生や横山先生がかぶっている・・・
「アメリカ横断ウルトラクイズ」みたいな・・・
あの帽子・・・いったい何なんだろ・・・?
ま いっか・・・