2025年2月14日金曜日

" 4年生・・・版画コレクション "というお話

2月13日(木)。

4年生の教室まえのろうか。

版画ギャラリーになってるんです。













はじめて握った彫刻刀・・・

木の板を・・・

その彫刻刀で彫って・・・

黒い版画インクで刷り上げた版画。







白と黒のだけで構成されてるんだけど・・・

彫刻刀が走ったあとが・・・

頬の丸みを表現していて・・・







バレンがすべったそのあとが・・・

表情を表現していて・・・









そして なんといっても・・・

自分が描いた自分の顔は・・・

本物の自分をみごとに表現していたんです。








なにがそっくりって・・・?

顔がそっくり・・・

目がそっくり・・・

鼻がそっくり・・・








そしてね・・・

不思議なくらいに・・・

やさしい子の版画には・・・

やさしさがにじみ出ていて・・・








元気いっぱいの子の版画には・・・

元気さがあふれ出ていて・・・








そんなふうに・・・

どの版画にもその子らしさが・・・

ほとばしり出ちゃっていたんです。










私はね・・・

まじまじと眺めながら考えていたんです。


" なんでだろな? なんでだろな?"って。

" ふしぎだな・・・ ふしぎだな・・・"って。

" ほとばしり出ちゃうってかわいいな。"って。

" どっちが版画で・・・

 どっちが実物かわかんないな。"って。








きっとね・・・

初めての彫刻刀で・・・

初めての木版画。


一生けんめいにむかったものだから・・・

大切に 大切に・・・

ていねいに ていねいに・・・

こころを込めたにちがいないんです。

(そりゃ 似てくるよね・・・

 こころを込めちゃってるんだから・・・)






" 「こころを込める」・・・

 とっても大切なことだな "って・・・

そう思ったんです。






" 私もまねをしたいな。"って・・・

そう思ったんです。






" 「忙しい」ふりをして・・・

 こころを込めることを・・・

 わすれちゃっていたかもな・・・

 さぼっちゃっていたかもな。"って・・・

そう思ったんです。







" 「こころを込める」・・・

 大切にしよっと。"って・・・

つくづく そう思ったんです。









" 4年生の版画コレクションを眺めながら・・・

 いいことに気がついた。 "というお話でした。




こころを込めると ほら!

似ているよおぉー。

こころを込めてがんばったんだから。