1月9日(木)。
朝8時の1年生教室。
みんなの目がね・・・
くぎづけだったんです。
絵本・・・
「十二支のはじまり」。
大西先生が・・・
ふんわりとした声で読み聞かせ。
目が・・・
目が・・・
目が・・・
みんなね・・・
お話の世界に入ってしまっているのが・・・
目を見るだけで丸わかりなんです。
丸わかり。
そんなみんなが・・・
あまりにもかわいかったから・・・
読み聞かせが終わってから・・・
私はね・・・
聞いてみちゃったんです。
よせばいいのにです。
関係ないことをです。
みんな余韻に浸ってるのにです。
「ねえねえ・・・
冬やすみどうだった? どうだった?」って。
「ところでさあ・・・
お年玉ってまだのこってんの?」って。
「あ そうそう・・・箱根駅伝・・・
おにいちゃんが大活躍したよね。
うれしかったよね?」って。
みんな やさしいから・・・
かえってきたんです。
「サンタがきてうれしかったです。」って。
(そっか・・・そこまでさかのぼるか・・・)
「クレーンゲームをして・・・
ぬいぐるみがとれてうれしかったです。」って。
(なんってきいたときのおへんじだったっけ?)
「こんど おばあちゃんちに行くから・・・
まだ冬やすみです。」って。
(ここで・・・
「え? 冬やすみって終わったよ。」なんて・・・
野暮なことを言うおとなにはなりたくない)
「おにいちゃんを・・・
応援してくれてありがとうございます。」って。
(このおともだちのおにいちゃんは・・・
箱根の8区を激走したのです)
(ほんとだよ)
「校長先生もたのしかった?」って。
(きみ・・・やさしいぃ・・・)
1年生がお話の余韻に浸ってるとこを・・・
おじゃましちゃったけれど・・・
お話しできて・・・
やっぱり うれしかったんです。
" 1年生が・・・
お話の世界に浸ったそのあとで・・・
お話の相手をしていただいた。 "というお話でした。
みんなありがとうね。
今年も・・・
校長先生のこと よろしくね。
ちょびっとだけでもいいからさ。