1月12日(日)のことです。
打吹小学校のタグラグビーチーム・・・
「打吹ヨコヅナーズ」がね・・・
山口市で開催された・・・
全国小学生タグラグビー大会中国ブロック大会に・・・
出場したんです。
しかも・・・2年連続で。
山口市への出発を控えた先週金曜日。
寒波が近づいていて・・・
吐く息がそのまま・・・
凍ってしまいそうなくらいに・・・
空気がキンキンと冷たかった体育館。
そこにはね・・・
かじかむ指先に息を吹きかけながら・・・
パスをつなぐすがたがあったんです。
自分からなかまへ・・・
なかまから自分へ・・・
ラグビーボールはつぎつぎと・・・
みんなの間を渡っていったんです。
中国大会当日。
打吹ヨコヅナーズのラガーマンたちは・・・
渾身のプレーで・・・
走りに走ったんです。
パスをつなぎにつないだんです。
ラグビーを思いっきりたのしんだんです。
リーグの結果は1勝2敗。
全試合を終えたとき・・・
みんなの目にはね・・・
涙がひかっていたんです。
その涙はね・・・
やりとげた達成感からであり・・・
緊張から解き放たれた解放感からでもあり・・・
目標としていた全国大会出場を逃した・・・
悔しさからでもあったにちがいないんです。
私はね・・・
思っているんです。
" いいことだな "って。
だってね・・・
なにかに夢中になって向き合って・・・
涙が流れるほどに思いが昂ることって・・・
そうそうないんだって思うんです。
私は真剣に思っているんです。
こんな経験こそが・・・
ひとを強くし・・・
ひとをやさしくするんだって。
このつぎ・・・
ミーティングに出させてもらったとき・・・
私は三つのことを伝えようって思っているんです。
一つ目は・・・
今年度・・・
公式戦ではじめて負けを経験したね。
覚えておくといいよ。
勝ちから学べることはあるけれど・・・
負けからしか学べない・・・
大切なことだってあるんだよっていうこと。
二つ目は・・・
みんなが・・・
とてもすばらしいラガーマンだっていうこと・・・
よおくわかっているよ。
だから・・・
どーんと胸を張っていてほしいって・・・
ほんとうにそう思っているよっていうこと。
三つめは・・・
みんながこれまでつないできたのはね・・・
実は パスだけじゃあなくってね・・・
「想い」そのものなんだよ。
「想いをつなぐ」・・・
このことはね・・・
きっとラグビー以外の・・・
いろいろな場面でつかうことのできる・・・
とっておきのプレーなんだよ。
ラグビーをしているときも・・・
ラグビーをしていない・・・
ふだんの生活の中でも・・・
そんなプレーをすることができるひとこそが・・・
真のラガーマンなんだよっていうこと。
きっとみんな・・・
今日からも・・・
すばらしいプレーを・・・
さまざまな場面で・・・
続けてくれるにちがいないんです。
" タグラグビー中国大会に想う "というお話でした。
「イソップううううー!」
(わかる人いないよね・・・)
私の頭の中ではね・・・
「ヒーロー」が流れていたんです。
はい。麻倉未稀です。