もう1月下旬を迎えるというのに・・・
ちょっと春のにおいがしていた・・・
1月20日・・・お昼休みの校庭。
" これは気持ちがいいや・・・"って・・・
" この春のにいおいって・・・
もしや花粉じゃあないよな・・・"って・・・
そんなことを思いながら歩いていたんです。
声をかけられたんです。
「校長先生っ」って。
たずねてしまったんです。
「これは・・・なんという乗り物ですか?」って。
かえってきたんです。
「ブランコです。」って。
またまた・・・たずねてしまったんです。
「どうしてブランコっていうんですか?」って。
即答だったんです。
「ぶらんぶらんするからです。」って。
(お?・・・みょうに納得・・・
つぎに行ってみよ・・・)
すぐに声をかけられたんです。
「校長先生・・・みてください・・・」って。
たずねてしまったんです。
「あれ?・・・もしかしてこれ・・・
さかさまになってるんですか?」って。
かえってきたんです。
「ぼくたちさかさまになってるんです。」って。
またまた・・・たずねてしまったんです。
「どうなったら こうなっちゃうの?」って。
かえってきたんです。
「あのね・・・
右の手と 左の手を・・・こうしてね・・・
足を ぎゅうっとしてね・・・」
「でね・・・こうでね・・・
・・・・・・・mmmmm・・・とね・・・
butsubutsu・・・butsubutsu・・・ 」
(おわりそうにないから つぎにいってみよう・・・)
またすぐに声をかけられたんです。
「校長先生」って。
(おいおい・・・きみもさかさまなのか・・・)
なにも たずねなかったんです。
またすぐに声をかけられたんです。
「校長先生」って。
(よかったぁ・・・
きみはさかさまじゃあなかった・・・)
たずねてしまったんです。
「ねえねえ・・・いったいなにをしてんの?」って。
かえってきたんです。
「サッカーです。」って。
またまた・・・たずねてしまったんです。
「ねえねえ・・・
サッカーっていったいどうやんの?」って。
かえってこなかったんです。
片隅に5年生。
こちらから声をかけたんです。
(なんだか・・・しんみりしてるから・・・)
「もしかして・・・青春してんの?」って。
かえってきたんです。
「校長先生・・・
『青春』って・・・
中学生からですよ。」って。
" なるほどなぁ・・・"って思ったんです。
" お昼やすみ・・・
ふらふらとするだけでも・・・
十分たのしすぎる。 "というお話でした。
みんな ありがとうねえ。