11月19日(火)。
午前の多目的室。
6年生が・・・むちゅうだったんです。
「キッズフラワー教室」。
みんなの手元には・・・
スターチスに・・・ひいらぎ。
サンゴ水木に・・・ストック。
ばらに・・・らんに・・・タラスピ。
(わかる? ・・・タラスピ。知ってた?)
(はじめて知ったぁ・・・タラスピ・・・)
おしゃれななまえの・・・
うつくしい花々を手に・・・
「ああかな? こうかな?」って考えながら・・・
そして・・・
ゲストティーチャーの方からおそわった・・・
「浮いてる様子を」・・・
「枝と花の出会いを」・・・
「さわった感じを大切に」っていう・・・
ちょっと哲学的なフィーリングで・・・
約60分の間・・・
花をかざっていったんです。
目はきらきらとしていて・・・
一点を見つめていて・・・
ちょっとかざっては・・・
背中をのばして・・・
ちょっととおくから眺めて・・・
時間がたつにつれてね・・・
みんなのすがたが・・・
だんだんとプロっぽくなっていったんです。
そして・・・
だんだんと哲学者っぽくなっていったんです。
いよいよ・・・完成。
どの作品も・・・
ひとつのこらずうつくしかったんです。
そして ふしぎだったのは・・・
みんなが・・・
おなじ花を手にして・・・
おなじ説明をきいて・・・
おなじ時間をかけて・・・
できあがったものは・・・
みごとなまでに雰囲気がちがっていて・・・
それぞれに個性があふれていて・・・
それぞれがうつくしかったんです。
ろうかにならべられた・・・
そんな花をながめながら・・・
私はね・・・思っていたんです。
" みんな すばらしいものをつくったね。"って。
" それぞれに それぞれのうつくしさが・・・
ちゃあんと出ていてすごいね。"って。
そしてね・・・
私は気がついていたんです。
" むちゅうになって花をかざるすがたも・・・
「満足です!」って胸を張るすがたも・・・
おかたづけにもおなじようにがんばるすがたも・・・
できあがった花を・・・
おともだちと愛でるすがたも・・・
みんなのすがたの どれをとっても・・・
そのうつくしさは・・・
きっと花のうつくしさにまけないね。"って。
" 6年生のすがたは・・・
どれをとっても・・・
花よりうつくしいんじゃあないかって・・・
本気で思った。 "というお話でした。
みんながつくった・・・
「キッズフラワー教室」の作品は・・・
あと一日・・・
東校舎の一階ろうかに飾ってあるんです。
明日の参観日のとき・・・
かならず見てね。