2024年10月17日木曜日

" 「打吹山クロスカントリー」を見ながら・・・"というお話

10月17日(木)。

ちょっと暑めだけど・・・「爽秋」。


3校時・・・

打吹山クロスカントリーをしたんです。












1年生から6年生まで・・・

打吹山に見守られながら・・・

打吹山のふところに入っていったんです。






お天気はさわやかだけど・・・

クロスカントリーはハード。






頂上で待っている私の前を・・・

走り抜けていくみんなの顔は・・・

苦悩にゆがんでいたんです。






いろいろなことのある毎日。

たのしいことばかりじゃあない。

うまくいかないことだってある。

苦しいこともある。

逃げ出したいこともある。

悔しいこともある。

悲しみにくれる日だってある。






だれかとけんかになっちゃうこともある。

いつもそりが合わないだれかがいたりもする。

話しかけたいのに・・・

話しかけられない人がいたりもする。










けれど みんなは知っている。

本気でがんばらなくっちゃいけないときはある。

正面から向き合わないといけないときはある。

つらいとわかっていても・・・

逃げちゃいけないときはある。

いつまでも くよくよしてないで・・・

歯を食いしばってでも・・・

歩き出さなくちゃいけないときはある。







うまくいかないことや人から・・・

逃げてばかりじゃいけないことだってある。

だれかと自分との間で・・・

折り合いをつけなくちゃいけないときはある。

ときには・・・

自分との折り合いをつけなくちゃいけないこともある。







そして・・・

きっとみんなはこのことも知っている。

どうやったら楽ができるだろうかとか・・・

どうやったらうまく逃げられるだろうかとか・・・

どうやってごまかしちゃおうかとか・・・

どうやっていんちきしちゃおうかとか・・・


そんなことを考えて・・・

こそこそしながら生活することこそ・・・

ほんとうはつまんなくって・・・

とっても苦しいことなんだっていうことを。








「打吹山クロスカントリー」のあった今日・・・

みんなにとっての今日は・・・

苦しいことから逃げることなく・・・

自分の限界と闘いながら・・・

本気でがんばる日だったにちがいない。









" 「打吹山クロスカントリー」を見ながら・・・

 ずっと考えていた。 "というお話でした。





そんなみんなのことを・・・

たくさんの皆さまが・・・

応援にかけつけてくださいました。


「わるいけど1位をとります。」って・・・

やる気満々でスタートを切って・・・

這うようにゴールしたお父さん。








子どもたちと走りながら・・・

それでも立ち止まって・・・

「いつもいつも・・・」って・・・

とってもごていねいに・・・

ごあいさつしてくださったお母さん。

(私の方こそお世話になっているのに・・・

 ごていねいにありがとうございました。)








「祖母です。」って・・・

軽やかに走り去っていかれた女性。








最後のおともだちがゴールするまで・・・

声援を送り続けてくださった・・・

多くの皆さま。







そして・・・

おうちやお出かけ先・・・

お仕事先やお買い物中・・・

それぞれの場所から・・・

応援してくださっていてたであろう・・・

すべての皆さま・・・

本当にありがとうございました。




ところで・・・お昼休み。

(また走ってる・・・)