10月10日(木)。
1校時。
1年生の教室。
やってたんです・・・算数。
(きみたちも・・・
さんすうがだいすきなんだね。)
「大きさくらべ」のおべんきょう。
ラスト5分。
「いっしょにせつめいします。」って。
ふたりのおともだち。
りっぱだったんです。
そのあと・・・
大西先生のとこにあつまって・・・
みんなでいっしょに・・・
ふりかえりをしていたんです。
おべんきょうでわかったことに・・・
「わざ」のなまえがついてて・・・
なんだか・・・
かっこよかったんです。
大西先生がね・・・
みんなに言ったんです。
「きょうは・・・
『ハートさくせん』をみつけたから・・・
教科書に書いとこ。」って。
そしたらね・・・
おともだちみんながね・・・
さあっと書き始めたんです。
「さあっ」とですよ。
「さあっ」っと。
みんなあっという間に書けちゃって・・・
私はびっくりしたんです。
そして・・・おしまい。
おわりのごあいさつ。
ほら。
せなかが・・・ぴんってのびて・・・
私は思っていたんです。
「アスパラガスの畑みたいだな。」って。
「このしせいは・・・
『アスパラガスさくせん』って・・・
言うのかもしれないな。」って。
(きっとあたってるよ。)
(こんどだれかにきいてみよっと。)
(スルーされるかな・・・。)
ところで・・・
みんなが教科書に・・・
「ハートさくせん」って書くとき・・・
だれかが言ってたんです。
「『ハート』っていう漢字・・・
どうだったっけ?」って。
" いい。 とってもいい。"って思ったんです。
" 1年生・・・
「ハートさくせん」と・・・
「アスパラガスさくせん」 "というお話でした。
算数がおわって・・・
校長室にむかってろうかを歩いていると・・・
2年生のおともだちが声をかけてくれたんです。
「校長先生。」って。
「ちょっといいですかあ。」って。
こたえたんです。
「よいです。」って。
かえってきたんです。
「ごいちが・・・5」
「ごに ・・・10」
「ごさん・・・15」
「ごし・・・・20」って。
(きみたち・・・・・・)
(そんなにまでも・・・さんすうのことを・・・)