2024年9月9日月曜日

" 渾身の自由研究を見た・・・ "というお話

9月9日(月)。

お昼前の多目的室。










1年生から3年生の・・・

自由研究発表会をしたんです。








各学年から代表ひとりずつ。

私はね・・・

急なおきゃくさまがお見えになったから・・・

遅刻しちゃったんだけど・・・

1年生のおともだちの発表に間に合ったんです。










その自由研究がね・・・

渾身の・・・

体当たりの・・・

ほんとすごい・・・

そんな研究だったんです。

圧巻だったんです。








そのテーマは・・・

「うみのみずには・・・

 どれだけしおが・・・

 入っているか・・・?」








" どうやってしらべるんだろ・・・?"

そう思うでしょ?

うん・・・ぜったい思っちゃうと思う。







その方法がね・・・

体当たりなんです。

お見事なんです。

おみそれしましたなんです。







おともだちはね・・・

うみにみずをくみに行って・・・

うみのみず500mlと・・・









しおを少しずつ入れていった・・・

すいどうのみず500mlを・・・

なめてね・・・

おなじしおからさになるときの・・・

しおの量に迫ったんです。

なめてなんです。












自身の舌で勝負。

微妙な塩加減の勝負。

執念と感覚の勝負。


まるで・・・

腕利きの・・・

料理人さんのような・・・

プロフェッショナルな・・・

研究に打ち込んだんです。





この渾身の自由研究の結果・・・

いいですかぁ・・・

ほんといいですかぁ。









うみのみず500mlにはね・・・

15~16,5gのしおが・・・

入ってるんだっていうことがわかったんです。









私はね・・・思っていたんです。


" いい・・・とってもいい。"って。


" 「ザ・研究」だぁ。"って。


" よくぞ ここまで・・・

 具体的な数字にたどりついてくれたよ。"って。


" このプロ技は・・・

 そうそうできるものじゃあないよ。"って。







そしてね・・・

こうも思っていたんです。


" きみ・・・

 ほんといい夏をすごしたんだね。"って。


" バケツをもって波打ち際まであるく・・・

 きみのうしろすがたは・・・

 どんな映画のワンシーンにもまけないよ。"って。












私のあたまのなかではね・・・

「少年時代」が流れていたんです。

はい。

井上陽水です。


" 渾身の自由研究には・・・

 少年の夏の思い出がつまっていた。"

    ・・・というお話でした。







今夜は・・・

「少年時代」きこっと・・・

ちょっと目をとじて・・・。