9月5日(木)。
朝一番の1校時。
6年生の教室。
音楽が流れるなか・・・
6年生が・・・
なにやらひたすら書いていたんです。
ひたすら・・・ひたすら・・・
ただひたすらに書いていたんです。
「大・大・大成功の音楽会のために」・・・
そのことについて・・・
ひたすらに・・・。
「大・大・大成功の音楽会とは・・・?」
・・・ということから始まって・・・
で・・・「そのために私たちは・・・」
・・・というところまで・・・
考えは深まるんです。
私はね・・・
教室に流れる音楽にさそわれるように・・・
あるいは・・・
ひたすらに書いてる6年生の・・・
誠実なすがたに吸い込まれるように・・・
そろりそろりと教室に入っちゃって・・・
しかも・・・
教室の奥の・・・そのまた奥の・・・
さらに・・・さらに一番まえまで行っちゃったんです。
もう最高にしあわせだったんです。
そんな6年生のいる空間に・・・
自分もいられるんだっていうことに。
最高にうれしかったんです。
私の自慢の・・・
そして・・・
私が憧れる6年生のいるその時間を・・・
肌で感じられるっていうことに。
ひとたび話し合いが始まるとね・・・
もうとどまることを知らないくらいに・・・
ひとりひとりの想いがほとばしり出たんです。
それはもう・・・
きいてるおともだちの目が・・・
くぎ付けになっちゃうくらいに・・・
そして・・・
ホワイトボードに書き留める・・・
横山先生の手が追いつかなくって・・・
「えーっとごめん・・・
ちょっと待って・・・。ごめん。」って・・・
そんなふうに言っちゃうくらいに。
そんな空間に流れてた曲は・・・
「いのちのうた」。
一番前のおにいさんにたずねたんです。
「もしかして・・・
このうた・・・音楽会で歌いますか?」って。
かえってきたんです。
「うたいます。」って。
教室のうしろに貼ってある・・・
歌詞をよみながら 私はね・・・
思っていたんです。
" きみたちが・・・
この歌をじっさいに歌うと・・・
どんなにいいだろうね。"って。
" この素敵な歌詞の意味を・・・
今のきみたちなら・・・
こころから理解できるだろうね。"って。
" きみたち・・・
ほんとうにありがとう・・・
打吹小学校の6年生でいてくれて・・・
ほんとうにありがとう。"って。
" 6年生が音楽会にむけて・・・
ひときわ輝きを増した。"というお話でした。