9月20日(金)。
音楽会までちょうど2週間。
今年度も・・・
音楽会の練習に・・・
小谷敏彦先生がおいでくださってるんです。
小谷敏彦先生は・・・
専門家なんです。
達人なんです。
本物中の本物なんです。
名人というのは・・・
このような方のことを言うんだって・・・
そう思ってるんです。
小谷敏彦先生がですよ・・・
指を一本立てられるだけで・・・
声が変わるんです。
小谷敏彦先生が・・・
まゆげを「ぴくっ」って・・・
動かされるだけで・・・
表情が変わるんです。
小谷敏彦先生がね・・・
「おなかをおさえてえ。」
・・・っておっしゃるだけで・・・
声の響きが変わるんです。
小谷敏彦先生がね・・・
「ろうそくを吹いてえ!」
・・・っておっしゃるだけでね・・・
声の伝わり方が変わるんです。
小谷敏彦先生はね・・・
おっしゃるんです。
「はい! くっしんしてえ」って。
「ポッキーだよ・・・ポッキー」って。
「あいーんってしってますかあ?」って。
(このことばへの・・・
子どもたちの反応は鈍いけれど・・・)
「足のどこに力をいれるとよいのですかあ?」って。
(足に毛が生えてる・・・・・・・)
(おおおお・・・名人は芸が細かい・・・)
(そして・・・顔はいたって真剣・・・)
「お祈りしながらうたってみて」って。
(このことばの効き目はすごかった。)
子どもたちがね・・・
魔法にかかったみたいにね・・・
ぐいぐい引き込まれていくんです。
ぐいぐい引き出されていくんです。
ぐいぐいと・・・
きらきらとしたひとみから・・・
くるくるかわる表情で・・・
うねるようにうごく身体全体で・・・
澄んだ声で歌いだすんです。
その間・・・45分。
45分でですよ。
ほんとですよ。ほんと。
私はいつも・・・
魔法を見るような気持ちで・・・
小谷敏彦先生とみんなのことを・・・
息をするのもわすれて眺めてるんです。
そのすばらしい時間は・・・
眩しいくらいに輝いた時間なんです。
私はね・・・
この時間を見るのが大すきなんです。
" 魔法を目の前で見た・・・ "というお話でした。
ひひひ。
来週も・・・
どんな魔法がとびだすかたのしみだぞ。
きっと眩しいから・・・
サングラスかけて見に行こっと。