2024年9月20日金曜日

" 魔法を目の前で見た・・・ "というお話

9月20日(金)。
音楽会までちょうど2週間。














今年度も・・・
音楽会の練習に・・・
小谷敏彦先生がおいでくださってるんです。














小谷敏彦先生は・・・
専門家なんです。
達人なんです。
本物中の本物なんです。

名人というのは・・・
このような方のことを言うんだって・・・
そう思ってるんです。

















小谷敏彦先生がですよ・・・
指を一本立てられるだけで・・・
声が変わるんです。











小谷敏彦先生が・・・
まゆげを「ぴくっ」って・・・
動かされるだけで・・・
表情が変わるんです。







小谷敏彦先生がね・・・
「おなかをおさえてえ。」
・・・っておっしゃるだけで・・・
声の響きが変わるんです。









小谷敏彦先生がね・・・
「ろうそくを吹いてえ!」
・・・っておっしゃるだけでね・・・
声の伝わり方が変わるんです。












小谷敏彦先生はね・・・
おっしゃるんです。

「はい! くっしんしてえ」って。

「ポッキーだよ・・・ポッキー」って。










「あいーんってしってますかあ?」って。
(このことばへの・・・
 子どもたちの反応は鈍いけれど・・・)









「足のどこに力をいれるとよいのですかあ?」って。
(足に毛が生えてる・・・・・・・)
(おおおお・・・名人は芸が細かい・・・)
(そして・・・顔はいたって真剣・・・)
















「お祈りしながらうたってみて」って。
(このことばの効き目はすごかった。)















子どもたちがね・・・
魔法にかかったみたいにね・・・
ぐいぐい引き込まれていくんです。

ぐいぐい引き出されていくんです。











ぐいぐいと・・・
きらきらとしたひとみから・・・
くるくるかわる表情で・・・
うねるようにうごく身体全体で・・・
澄んだ声で歌いだすんです。











その間・・・45分。
45分でですよ。
ほんとですよ。ほんと。











私はいつも・・・
魔法を見るような気持ちで・・・
小谷敏彦先生とみんなのことを・・・
息をするのもわすれて眺めてるんです。











そのすばらしい時間は・・・
眩しいくらいに輝いた時間なんです。
私はね・・・
この時間を見るのが大すきなんです。











" 魔法を目の前で見た・・・ "というお話でした。
















ひひひ。
来週も・・・
どんな魔法がとびだすかたのしみだぞ。

きっと眩しいから・・・
サングラスかけて見に行こっと。