2024年9月13日金曜日

" 「くつ」のおべんきょうをして・・・"というお話

9月13日(金)。9月参観日の日。

1年生の参観学習は・・・「くつの学習」。










1年生のちっちゃな足。

他の学年のおともだちもしかり。

みんなのからだは足の上に乗っかってる。








からだが乗っかっている足が正しく育つことは・・・

からだ全体の骨が正しく育つことにつながる。








からだ全体の骨が正しく育つということは・・・

正しい姿勢で育つことにつながる。







さらに・・・

正しい姿勢で育つということは・・・

おなかの中も健康に保たれることにつながる。








そう。

足の正しい「育ち」は・・・

からだ全体の正しい「成長と健康」に直結する。










そして「くつ」は・・・

そのたいせつな足をおおい・・・

足の正しい「育ち」を支える・・・

そんな存在でなくちゃならない。









そのためにたいせつなことはみっつ。


ひとつ目は・・・目的に合ったくつをはくこと。


当然と言えば当然。

登山ぐつでマラソンは危険すぎる。

これとおなじ。









ふたつ目は・・・正しいくつのサイズえらび。


ちっちゃいと・・・

足がのびのびできなくって・・・

ちぢこまってしまう。


ぶかぶかだと・・・

くつの中で足が自由に動きまわっちゃって・・・

ぺちゃんこの足になってしまう。








だからサイズえらびってたいせつ。





みっつ目は・・・正しいくつのはきかた。


くつが・・・

足を正しくささえることができるように・・・

くつは正しくはかなくちゃもったいない。









まず・・・

くつをはくとき・・・

かかとを「とんとん」とする。

こうして・・・かかとをつめる。

そうすると・・・

つま先が少々ゆったりとするはず。








そしてつぎに・・・

くつのひもやマジックテープを・・・

「ぎゅうっ」としめ上げる。

「ぎゅっ」ではなくって・・・「ぎゅうっ」っと。

これでできあがり。








そのとき・・・

くつは足と一体となっちゃって・・・

からだが軽くなったように感じられるはず。

足は大満足して・・・

のびのびと正しくどんどん育っちゃう。









ちょっきりのサイズのくつをはくためには・・・

ほんのちょっとお金がかかるかもしれない。









けれど考えてみると・・・

足の正しい成長のために・・・

一生使う足を 一生使う骨を・・・

一生使う姿勢を 一生使う内臓を・・・

一生モノとして・・・

子どもたちに・・・

プレゼントしてあげることができるのなら・・・

それは決して・・・

惜しいお買い物ではないんだって思う。








そして同様に・・・

くつをはくとき・・・

「とんとん」として「ぎゅうっ」すること・・・

この時間も決して・・・

惜しい時間ではないんだって思う。







そんなたいせつなことを・・・

1年生が参観日のおべんきょうで・・・

おうちのみなさんや先生たちが講演会で・・・

とてもたのしく実感できた日だったんだって思う。







どうぞみなさん・・・

たいせつな子どもたちに・・・

声をかけてあげてください。






「とんとん しましたか?」って。

「ひもは・・・マジックテープは・・・

 『ぎゅうっ』としましたか?」って。






" 子どももおとなも・・・

 それぞれが・・・

 「くつ」のおべんきょうをした。"というお話でした。




早稲田大学からお越しくださいました 吉村 眞由美先生、

ほんとうにありがとうございました。