9月13日(金)。9月参観日の日。
1年生の参観学習は・・・「くつの学習」。
1年生のちっちゃな足。
他の学年のおともだちもしかり。
みんなのからだは足の上に乗っかってる。
からだが乗っかっている足が正しく育つことは・・・
からだ全体の骨が正しく育つことにつながる。
からだ全体の骨が正しく育つということは・・・
正しい姿勢で育つことにつながる。
さらに・・・
正しい姿勢で育つということは・・・
おなかの中も健康に保たれることにつながる。
そう。
足の正しい「育ち」は・・・
からだ全体の正しい「成長と健康」に直結する。
そして「くつ」は・・・
そのたいせつな足をおおい・・・
足の正しい「育ち」を支える・・・
そんな存在でなくちゃならない。
そのためにたいせつなことはみっつ。
ひとつ目は・・・目的に合ったくつをはくこと。
当然と言えば当然。
登山ぐつでマラソンは危険すぎる。
これとおなじ。
ふたつ目は・・・正しいくつのサイズえらび。
ちっちゃいと・・・
足がのびのびできなくって・・・
ちぢこまってしまう。
ぶかぶかだと・・・
くつの中で足が自由に動きまわっちゃって・・・
ぺちゃんこの足になってしまう。
だからサイズえらびってたいせつ。
みっつ目は・・・正しいくつのはきかた。
くつが・・・
足を正しくささえることができるように・・・
くつは正しくはかなくちゃもったいない。
まず・・・
くつをはくとき・・・
かかとを「とんとん」とする。
こうして・・・かかとをつめる。
そうすると・・・
つま先が少々ゆったりとするはず。
そしてつぎに・・・
くつのひもやマジックテープを・・・
「ぎゅうっ」としめ上げる。
「ぎゅっ」ではなくって・・・「ぎゅうっ」っと。
これでできあがり。
そのとき・・・
くつは足と一体となっちゃって・・・
からだが軽くなったように感じられるはず。
足は大満足して・・・
のびのびと正しくどんどん育っちゃう。
ちょっきりのサイズのくつをはくためには・・・
ほんのちょっとお金がかかるかもしれない。
けれど考えてみると・・・
足の正しい成長のために・・・
一生使う足を 一生使う骨を・・・
一生使う姿勢を 一生使う内臓を・・・
一生モノとして・・・
子どもたちに・・・
プレゼントしてあげることができるのなら・・・
それは決して・・・
惜しいお買い物ではないんだって思う。
そして同様に・・・
くつをはくとき・・・
「とんとん」として「ぎゅうっ」すること・・・
この時間も決して・・・
惜しい時間ではないんだって思う。
そんなたいせつなことを・・・
1年生が参観日のおべんきょうで・・・
おうちのみなさんや先生たちが講演会で・・・
とてもたのしく実感できた日だったんだって思う。
どうぞみなさん・・・
たいせつな子どもたちに・・・
声をかけてあげてください。
「とんとん しましたか?」って。
「ひもは・・・マジックテープは・・・
『ぎゅうっ』としましたか?」って。
" 子どももおとなも・・・
それぞれが・・・
「くつ」のおべんきょうをした。"というお話でした。
早稲田大学からお越しくださいました 吉村 眞由美先生、
ほんとうにありがとうございました。