2024年9月11日水曜日

" 自由研究発表会でおそわった・・・ "というお話

9月11日(水)。

今日は・・・

4年生から6年生の・・・

自由研究発表会の日。

■6年生

「夏の夜空にさく 花火のひみつにせまる」










さすがに・・・

上学年ともなると高度で・・・

おへやのくうきは・・・

ちょっと大学みたいな感じだったんです。








私はね・・・

びっくりしたんです。

■4年生

「白バラ牛乳のヒミツをさぐる!」









" おお!"って思うこと。

" そういうことだったのか・・・"って思うこと。

" ううん・・・むずかしいぞ。"って思うこと。

" これは・・・

 おもしろいことがわかったぞ。"って思うこと。

■4年生

「氷をいっしゅんで凍らせる」









発表を聞いていて・・・

ほんとにたくさんのことがわかったんです。

びっくりだったんです。

■5年生

「音と周波数」









でね・・・

もうひとつびっくりしたのは・・・

発表がおわるたびに・・・

聞いていたおともだちが・・・

つぎつぎにお話しするその感想がね・・・

発表にまけないくらいに高度だったんです。

■5年生

「光の素になるものを可視化しよう」








たとえば。

たとえば・・・ですよ。

ほんの一例ですよ。


「物が水に浮くか沈むか・・・

 それは・・・

 その物の密度で決まるのだ」っていうことを・・・

とても上手におしえてくれた・・・

アカデミックな発表に・・・

あるおともだちは・・・

こう感想を述べたんです。


「とても重たい南極の氷山が・・・

 海に浮かんでることが不思議だったんだけど・・・

 それがなぜだかわかりました。」って。

■6年生

「浮くか? 沈むか? 謎を解き明かす!」









私はね・・・

奇跡を目の当たりにした思いがしたんです。







これぞ・・・「研究」。

これぞ・・・「学び」。

すごいシーンを目撃してしまったんです。






発表会のさいごに・・・

私はみんなにね・・・

このことにくわえて・・・

こうお話ししたんです。





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発表した人すごかったよ。

ほんとすごかった。

すごい研究したね。








でね・・・

聞いてた人・・・これもすごかった。

みんなが聞いてるすがたが・・・

お話しする人の力を引き出したんだよ。






発表を聞いて・・・

お話しする感想のことばが・・・

発表した人の力を・・・

さらに引き出したんだよ。




校長先生はいつも思っているよ。

よい「話し手」が・・・

よい「聞き手」をつくる・・・。

これはほんと。


反対に・・・

よい「聞き手」が・・・

よい「話し手」をつくる・・・

これも同様にほんとうなんだってね。







教室でのおべんきょうも・・・

みんなきっとそうなんだよね。

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とってもわかりやすい・・・

自由研究の発表を聞いたあとで・・・


私のお話だけが・・・

とってもわかりにくくって・・・

難解だったんです。


(いいもん・・・

 そう思ったんだから・・・)









" 自由研究発表会でおそわった・・・

 アカデミックな研究の内容と・・・

 お話しするときの・・・

 空気のたいせつさ "というお話でした。




おとなはきっと・・・

子どもたちには勝てないんです。

(競争なんかしてないんだけど・・・)

逆立ちしたって勝てないんです。








私たちだって・・・

子どもたちのうしろすがたから・・・

おそわることもあるんです。

私はつくづくそう思います。

ほら。