2024年8月6日火曜日

" 8月6日に・・・ "というお話

8月6日(火)。

夏休み12日目。










毎日 熱戦がくりひろげられる・・・

パリオリンピック。








気になる。

気になってしょうがない。








この国だけに限らず・・・

敗れた選手への誹謗・・・

そして・・・中傷。








傷ついた人を・・・

さらに傷つける・・・

卑怯なふるまい。


しかも・・・

自分の顔は見せないで。

自分の名前はかくして。

自分は傷つくことがない場所から。









果たして言えるのだろうか・・・。


その人の顔を見ながら・・・

その人の表情を見ながら・・・

その人のすがたを見ながら・・・

その人の声を聞きながら・・・

その人の気持ちをわかっていながら・・・

その人の手にふれながら・・・

その人の手をにぎりながら・・・

その人のぬくもりを感じながら・・・。









否だと思う。

否じゃないわけがない。

そういうものって・・・

かならず感じるものがあると思う。
















世界のあちらこちらで起こる・・・

戦争や紛争。


■「三輪車」

■銕谷信男氏 寄贈

■広島平和記念資料館所蔵







向き合って打ち合う・・・

見えない相手に打ち込む・・・

一か八かでスイッチひとつで飛ばす・・・。











誹謗中傷同様・・・

果たしてなし得るのだろうか・・・。


今・・・

自分が殺めようとしている・・・


その人の顔を見ながら・・・

その人の表情を見ながら・・・

その人のすがたを見ながら・・・

その人の声を聞きながら・・・

その人の気持ちをわかっていながら・・・

その人の手にふれながら・・・

その人の手をにぎりながら・・・

その人のぬくもりを感じながら・・・

そして・・・

その人をたいせつに思う・・・

ひたすらたいせつに思う・・・

だれかがいることを知っていながら・・・。


■「弁当箱」

■折免シゲコ氏 寄贈

■広島平和記念資料館所蔵












否だと思う。

否じゃないわけがない。

そういうものって・・・

かならず感じてしまうと思う。

できるわけがない。

できてなるものかとも思う。








「やるかやられるか」・・・

そんなことって悲しすぎる。










そうなる前に・・・

そんな悲しい状態になる前に・・・

できることがあるはず。

できたことがあったはず。









オリンピックをみながら・・・

感じることと・・・


戦争や紛争について・・・

感じることのなかに・・・


おなじようなものがあるんだって思う。















8月6日。

今日は原爆の日。


79年前の今日・・・

午前8時15分・・・

広島に原爆が投下された。









私は・・・

朝からずっと考えていた。


6月・・・

修学旅行で広島に行って・・・

多くを学んだ6年生も・・・

きっとそうだったと思う。


■「禎子さんが折った鶴」

■佐々木繁夫氏・佐々木雅弘氏 寄贈 

■広島平和記念資料館











オリンピックのなかにも・・・

今ある戦争や紛争のなかにも・・・


身近なくらしのなかにも・・・

どこかとおくの出来事のなかにも・・・


そして・・・

私たちの目の前や足元にも・・・

「平和」について考えることのできる・・・

材料はそこかしこにあるはず。


肝心なことは・・・

それを感じるかどうかでしかない。







この子たちの歩いていくこの先が・・・

この子たちの生きていく未来が・・・

光に満ちていることを・・・

祈り・・・信じてやまない。










" 8月6日に・・・

 あらためて・・・

 「平和」について考えた。 "というお話でした。