8月6日(火)。
夏休み12日目。
毎日 熱戦がくりひろげられる・・・
パリオリンピック。
気になる。
気になってしょうがない。
この国だけに限らず・・・
敗れた選手への誹謗・・・
そして・・・中傷。
傷ついた人を・・・
さらに傷つける・・・
卑怯なふるまい。
しかも・・・
自分の顔は見せないで。
自分の名前はかくして。
自分は傷つくことがない場所から。
果たして言えるのだろうか・・・。
その人の顔を見ながら・・・
その人の表情を見ながら・・・
その人のすがたを見ながら・・・
その人の声を聞きながら・・・
その人の気持ちをわかっていながら・・・
その人の手にふれながら・・・
その人の手をにぎりながら・・・
その人のぬくもりを感じながら・・・。
否だと思う。
否じゃないわけがない。
そういうものって・・・
かならず感じるものがあると思う。
世界のあちらこちらで起こる・・・
戦争や紛争。
■「三輪車」
■銕谷信男氏 寄贈
■広島平和記念資料館所蔵
向き合って打ち合う・・・
見えない相手に打ち込む・・・
一か八かでスイッチひとつで飛ばす・・・。
誹謗中傷同様・・・
果たしてなし得るのだろうか・・・。
今・・・
自分が殺めようとしている・・・
その人の顔を見ながら・・・
その人の表情を見ながら・・・
その人のすがたを見ながら・・・
その人の声を聞きながら・・・
その人の気持ちをわかっていながら・・・
その人の手にふれながら・・・
その人の手をにぎりながら・・・
その人のぬくもりを感じながら・・・
そして・・・
その人をたいせつに思う・・・
ひたすらたいせつに思う・・・
だれかがいることを知っていながら・・・。
■「弁当箱」
■折免シゲコ氏 寄贈
■広島平和記念資料館所蔵
否だと思う。
否じゃないわけがない。
そういうものって・・・
かならず感じてしまうと思う。
できるわけがない。
できてなるものかとも思う。
「やるかやられるか」・・・
そんなことって悲しすぎる。
そうなる前に・・・
そんな悲しい状態になる前に・・・
できることがあるはず。
できたことがあったはず。
オリンピックをみながら・・・
感じることと・・・
戦争や紛争について・・・
感じることのなかに・・・
おなじようなものがあるんだって思う。
8月6日。
今日は原爆の日。
79年前の今日・・・
午前8時15分・・・
広島に原爆が投下された。
私は・・・
朝からずっと考えていた。
6月・・・
修学旅行で広島に行って・・・
多くを学んだ6年生も・・・
きっとそうだったと思う。
■「禎子さんが折った鶴」
■佐々木繁夫氏・佐々木雅弘氏 寄贈
■広島平和記念資料館
オリンピックのなかにも・・・
今ある戦争や紛争のなかにも・・・
身近なくらしのなかにも・・・
どこかとおくの出来事のなかにも・・・
そして・・・
私たちの目の前や足元にも・・・
「平和」について考えることのできる・・・
材料はそこかしこにあるはず。
肝心なことは・・・
それを感じるかどうかでしかない。
この子たちの歩いていくこの先が・・・
この子たちの生きていく未来が・・・
光に満ちていることを・・・
祈り・・・信じてやまない。
" 8月6日に・・・
あらためて・・・
「平和」について考えた。 "というお話でした。