7月11日(木)。
2校時。
6年生の教室のまえを歩いていると・・・
聞こえてきたんです。
横山先生の声。
「えっとー・・・
じゃあ話し合ってみて。」って。
そのことばを合図にね・・・
すばらしい光景が展開したんです。
おとなりのおともだちと・・・
ほんと熱心な話し合い。
だれもそっぽなんか向いちゃいない・・・
真剣な学びのすがたがそこにはあったんです。
まちがいなく。
" さすがだな・・・6年生。"って・・・
最高の気分でそんな姿を眺めていると・・・
聞こえてきたんです。
横山先生の声。
「えっとー・・・
じゃ この問題挑戦してみよっか。」って。
そのことばを合図にね・・・
みんなのえんぴつが走ったんです。
だれも力を抜いてなんかいない・・・
向上心あふれるすがたがそこにはあったんです。
まちがいなく。
" ほんとすごいな・・・6年生。"って・・・
最高の敬意をもちながらそんな姿を眺めていると・・・
聞こえてきたんです。
横山先生の声。
「えっとー・・・
ごめん・・・この問題・・・
まだやってないやつだったわ。」って。
そのことばを合図にね・・・
聞こえてくるんじゃあないかなって・・・
心配になったんです。
" Booooo!"って。
" Oh my goodness"って。
" なんとまあ・・・"って。
ところがね・・・
かえってきたことばは・・・
ちがっていたんです。
「やりましょう。先生。」って。
「いけると思います。」って。
「挑戦します。」って。
みんながね・・・
その問題にむかったんです。
私はね・・・
固唾をのんでみていたんです。
そんな6年生を。
なんと。
なんとですよ。
やり遂げていたんです。
自分たちの力で・・・
これまでの知識を駆使して・・・
あらたな知識を創り出していたんです。
私はね・・・
「知が創造されるその瞬間」に・・・
立ち会えた気がしたんです。
ふと見上げた教室のかべには・・・
「猪突猛進・・・
当たってくだけろ全集中・・・
~Yes,we can~」の掲示。
立ち会えたのは・・・
「知が創造されるその瞬間」だけじゃあなくって・・・
「知が創造される文化に満ちた教室の空気」・・・
そのものだったんです。
" 6年生の底力をみた・・・
彼ら彼女らが創り出した・・・
「知の創造を可能とする文化」 "というお話でした。
でね・・・
6年生がこのときやってたおべんきょう・・・
なんだと思う?
そう。
算数。
また思ったんです。
" やっぱり算数だったのかあ・・・"って。