2024年7月11日木曜日

" 6年生の底力をみた・・・ "というお話

 7月11日(木)。

2校時。








6年生の教室のまえを歩いていると・・・

聞こえてきたんです。

横山先生の声。


「えっとー・・・

 じゃあ話し合ってみて。」って。








そのことばを合図にね・・・

すばらしい光景が展開したんです。








おとなりのおともだちと・・・

ほんと熱心な話し合い。








だれもそっぽなんか向いちゃいない・・・

真剣な学びのすがたがそこにはあったんです。

まちがいなく。












" さすがだな・・・6年生。"って・・・

最高の気分でそんな姿を眺めていると・・・

聞こえてきたんです。

横山先生の声。


「えっとー・・・

 じゃ この問題挑戦してみよっか。」って。









そのことばを合図にね・・・

みんなのえんぴつが走ったんです。









だれも力を抜いてなんかいない・・・

向上心あふれるすがたがそこにはあったんです。

まちがいなく。











" ほんとすごいな・・・6年生。"って・・・

最高の敬意をもちながらそんな姿を眺めていると・・・

聞こえてきたんです。

横山先生の声。


「えっとー・・・

 ごめん・・・この問題・・・

 まだやってないやつだったわ。」って。








そのことばを合図にね・・・

聞こえてくるんじゃあないかなって・・・

心配になったんです。

" Booooo!"って。

" Oh my goodness"って。

" なんとまあ・・・"って。








ところがね・・・

かえってきたことばは・・・

ちがっていたんです。









「やりましょう。先生。」って。

「いけると思います。」って。

「挑戦します。」って。








みんながね・・・

その問題にむかったんです。







私はね・・・

固唾をのんでみていたんです。

そんな6年生を。








なんと。

なんとですよ。

やり遂げていたんです。








自分たちの力で・・・

これまでの知識を駆使して・・・

あらたな知識を創り出していたんです。








私はね・・・

「知が創造されるその瞬間」に・・・

立ち会えた気がしたんです。








ふと見上げた教室のかべには・・・

「猪突猛進・・・

 当たってくだけろ全集中・・・

 ~Yes,we can~」の掲示。










立ち会えたのは・・・

「知が創造されるその瞬間」だけじゃあなくって・・・

「知が創造される文化に満ちた教室の空気」・・・

そのものだったんです。








" 6年生の底力をみた・・・

 彼ら彼女らが創り出した・・・

 「知の創造を可能とする文化」 "というお話でした。




でね・・・

6年生がこのときやってたおべんきょう・・・

なんだと思う?


そう。

算数。










また思ったんです。

" やっぱり算数だったのかあ・・・"って。