2024年6月8日土曜日

" シリーズ修学旅行 【前編】 "というお話

とてもすばらしかったんです。

修学旅行。









6月6日・7日・・・

一泊二日の修学旅行。







私はね・・・

修学旅行からもどってきた・・・

解団式でこうお話ししたんです。










「すばらしい修学旅行だったね。」って。


「すばらしい修学旅行は・・・

 みんながすばらしかったから・・・

 創り出すことができたんだよ。」って。







そんな修学旅行を・・・

振り返ってみたいんです。

今回は・・・

その前編です。










バスにゆられて到着した・・・

最初の目的地は平和記念公園。








資料館では・・・

みんなが圧倒されたんです。







原子爆弾のおそろしさや・・・

悲惨さに。







そして・・・

被ばくされた方々の・・・

痛みや苦しみに。








また・・・

残された家族の・・・

癒えることのない・・・

悲しみや胸の痛みに。







みんなの胸の中で膨らんだのは・・・

平和へのいのり・・・

平和の尊さの認識・・・

今も世界のどこかで繰り広げられている・・・

戦争への怒りや悲しみ。












戦争は・・・

あってはならないのです。


人と人とが・・・

殺し合うなんて・・・

これほどまでに悲しいことはないんです。














その想いは・・・

そのあとおこなった・・・

「平和を祈るセレモニー」や・・・

被爆体験伝承者の方のお話や・・・

フィールドワークで・・・

さらに強いものになったんです。













そして・・・

この日・・・

平和記念公園には・・・

世界中からたくさんの人たちが来ていて・・・



















みんなとおなじ想いを・・・

共有できたにちがいないことに・・・

心強さをおぼえたんです。












夕方。

フェリー乗って渡った宮島。








出迎えてくれたのは・・・

潮が引いて・・・

足元が砂の上に表れた・・・

厳島神社の大鳥居。








(でもそんなことはそっちのけで・・・)

お買い物にむちゅうになるみんな。






だれかがおしえてくれました。


「弟と妹と家族といとこに・・・

 おみやげを買いました。」って。


「やっぱり・・・

 修学旅行のお金をだしてくれたから・・・」って。


「おこずかいは全部使わずに・・・

 持って帰ってかえすかもしれません。」って。







それぞれの想いが・・・

それぞれのかたちになって・・・

しかも・・・

それぞれのことばがあたたかだったんです。








(こういうお買い物をするおともだちは・・・

 かならずいます。)

(よいと思います。)

(最初は・・・

 鹿も集合しちゃったのかと思いました ><)





この日の最後の目的地は・・・

宿舎「杜の宿」。









夕ご飯は・・・

とてもおいしくて・・・

さっきご飯のおかわりをした子が・・・

すぐにまたおかわりをしにきたり・・・


















おいしさが・・・

顔中にあらわれちゃっってる子が・・・

そこらじゅうにいたりしたんです。





















みんながきまりよく眠ったことを確認して・・・

ちょっとだけお仕事をしたあと・・・

おふとんに入った深夜・・・

私は思い出していたんです。









平和記念資料館を出たとき・・・

ひとりのおともだちが私に話してくれたこと。


「校長先生・・・

 『しんちゃんの三輪車』の実物をみたとき・・・

  泣きそうになりました。」って。










私はね・・・

その言葉を聞いて泣きそうになっていたんです。


この日・・・

すべてのおともだちが感じた・・・

とてもたいせつなこと・・・

それは・・・

このおともだちの言葉が・・・

すべてを表しているんだって思ったんです。









みんな・・・おやすみ。

とてもいい子だったよ。








" シリーズ修学旅行 【前編】 "というお話でした。




このシリーズの【後編】は・・・

近日中に更新します。

よろしければおつきあいください。