2024年6月5日水曜日

" 3年生が夢中で・・・ "というお話

6月4日(火)のことです。

3年生の教室におじゃましたんです。









なんだか夢中になってたんです。

図工。

「作ってたのしい割ピンワールド」。








そのままと言えばそのままのタイトルの工作・・・。

とにかく・・・

割ピンを使って・・・

回るおもちゃをつくっちゃおう・・・

そういうことなんです。








でね・・・

つくってるときの・・・

3年生のおともだちの顔・・・








表情がね・・・

くるくる・・・くるくると・・・

刻一刻とかわるんです。








こういうときは・・・

つくりながら・・・

あたまのなかは・・・

その世界に入っちゃってるんです。








お話がすすむように・・・

作品はできあがっていくんです。










なので・・・

たずねてみたんです。


「なにができるんですかぁ?」って。









かえってきたんです。


「ルーレットです。」って。


「時計です。」って。


「どうぶつです・・・

 足がうごくんです。」って。


「回転ずし屋さんです。」って。








" どおりで・・・

 たのしそうな顔をしてるわけだ。"って思ったんです。










「回転ずし屋さんです。」って・・・

そうおしえてくれたおともだちに・・・

私は言ったんです。


「完成したら食べにくるね。」って。








かえってきたんです。

「校長先生・・・

 ほんものじゃあないですよ。」って。








さっきまで・・・

お話の世界に入り込んじゃってたのに・・・

そこはシビアだったんです。








きっとね・・・

おとなには入ることができない世界なんです。







" 3年生が夢中で・・・

 お話の世界をかたちにしていた。 "というお話でした。