2024年6月27日木曜日

" 6年生がおしえてくれた・・・ "というお話

6月27日(木)。

多目的室に掲示されている・・・

「平和」をテーマにした学習のまとめ。


それは・・・

6月の上旬に行った・・・

修学旅行のとき・・・

学習した「平和」についてのまとめたもの。










それは・・・

6年生から全校のみんなへのおみやげ。



とてもとても大きなおみやげ。

とても大切な大切なおみやげ。










模造紙12枚にまとめられた・・・

そのおみやげは 私たちに語る。


平和記念資料館のこと・・・








そこにあった・・・

しんちゃんの三輪車のこと・・・











平和記念公園のこと・・・


そこにあった・・・

原爆の子の像のこと・・・








平和の灯のこと・・・

原爆供養塔のこと・・・

原爆死没者慰霊碑のこと・・・





原爆ドームのこと・・・








原爆のおそろしさのこと・・・。











そして・・・

そのメッセージはつづく。


平和の尊さのこと・・・








6年生が胸に抱いた・・・

平和へのいのりのこと・・・









さらに・・・

私たちにうったえる・・・


「私たちに 今できること!」についての提言。









それはこのように語りかける。

「大きな戦争を止めることは・・・

 今はまだできない私たちだけれど・・・

 今できるなにかがあるんだ。」と。


「身近なけんかをふせぐことだ。」と。


「相手の意見を大事にして認め合うことが大切だ。」と。


そして・・・

「相手への思いやりを持つことを忘れちゃいけない。」と。










それは私たちに教えてくれているような気がした。

「平和への第一歩は・・・

 今・・・自分の目の前にある足元に・・・

 今・・・自分の周囲にいるそのそばに・・・

 今・・・自分の想いが宿るその胸に・・・

 踏み出すことができるんだ。」と。










全校のみんなは学ぶだろう。


「おともだちをたいせつにしてるかな。」って。

「ちょっとしたことでいらいらしていないかな。」って。

「かげでこちょこちょ話をしちゃいけないな。」って。










私たちおとなは学ぶだろう。


「6年生の学びのその純粋さ」を。

「子どもたちに対する敬意の大切さ」を。

「私たちは・・・

 そんな子どもたちの前に・・・

 胸を張って立つことのできる・・・

 そんな存在であるかどうか・・・

 内省することの必要性」を。











今日・・・

私はふと気づいた。












1年生が大切に育てている・・・

朝顔のそのつるが・・・

そらへと向かって・・・

高く高く伸びるように・・・









すべての教室は・・・

一つ残らず・・・

6年生の教室を向いて・・・

作られているということに。













すべてのおともだちの顔は・・・

いつも6年生のいる方向を向いて・・・

おべんきょうをしているんだということに。








そして・・・

6年生は・・・

それに見合うだけの存在であるのだということに。








" 6年生がおしえてくれた・・・ 

 「『平和』と『日常』とは・・・

 つながっているという事実。

 そして・・・

 全校のみんなは・・・

 6年生の背中を見ながら・・・

 成長しているんだという事実 "というお話でした。




このことを付け加えなくちゃいけない。

まとめられた模造紙12枚の中にある・・・

すべての漢字には・・・

ちっちゃな学年のおともだちにも読めるように・・・

読み仮名がていねいにふられているということを。


文字通りの・・・6年生のこの「優しさ」を。