2024年6月24日月曜日

" 下学年のすもう大会に思う "というお話

6月24日(月)。

朝8時半の倉吉市営すもう場。

下学年のすもう大会をしたんです。










1年生も・・・

2年生も・・・

3年生も・・・

みんなが・・・

一生けんめいにおすもうをとったんです。

自分の力いっぱいを出したんです。










行司をしてる先生の・・・

「はっけよい!」で・・・













どのおともだちも・・・

互いの身体をぶつけあったんです。













そして・・・

「う~ん う~ん」って相手を押したんです。













「はあはあ・・・はあはあ・・・」って言ったんです。













「んんんん・・・・」って歯をくいしばっていたんです。














応援してるおともだちは・・・

「まわれ・・・まわれ・・・」って言ったんです。













「がんばれえ」って言ったんです。













「どっちもがんばれえ」って言ったんです。








開会式のときに行事の先生が言った・・・

「勝ったときも・・・

 相手のことを考えて・・・

 ガッツポーズはしないんだよ。」ってことばを・・・

みんなが真剣な顔で聞いていたんです。










だから・・・

「ぺたん」っておともだちがころんで・・・

勝負がついたとき・・・







勝ったおともだちにも・・・

負けたおともだちにも・・・

おなじ拍手が飛んだんです。









そしてね・・・

勝ったおともだちのなかには・・・

やりかけたガッツポーズを・・・

「すっ」とひっこめる子もいたんです。












私はね・・・

「いい。 とってもいい。」って思ったんです。








力いっぱいから生まれる「思いやり」・・・

そんなものが・・・

たしかにあるんだって思ったんです。









閉会式で私はね・・・

そんなみんなにお話したんです。


「勝ったおともだちも・・・

 負けたおともだちもいたね。」って。


「どっちのおともだちもりっぱだったよ。」って。


「みんなが見ている前で負けちゃうと・・・

 少し泣きそうな気持になるよね・・・

 だって・・・みんなが見てる前だもんね。」って。


「だけどね・・・

 ほんとよくがんばったんだから・・・

 みんなが胸を張ろうね。」って。


「校長先生は・・・

 みんなのことを見ていて・・・

 ほんとにうれしかったよ。」って。










" 下学年のすもう大会に思う・・・

 「一生けんめいはかっこいい」・・・

 そして・・・

 「力いっぱいから生まれる・・・

  『思いやり』がある。」 "というお話でした。










みんなよくがんばったよ。

えらかったね。えらかった。


さあ・・・

明後日は上学年のすもう大会。

今からとてもたのしみなんです。